対馬へのフライトは窓側席がおすすめ。何度見ても、最初に目に飛び込む島の緑には感動する。そして絶壁の滑走路に降り立つ瞬間のスリルもたまらない。
結婚前に初めて対馬へ行ったのは確か夜だった。空から見降ろした島があまりにも明るく輝いていたので「わぁー、すっごい都会」と思ったら、それはイカ釣り漁船の灯りで島内は漆黒の闇に包まれていたっけ・・。
対馬は砂浜が少なく、切り立った崖や入り組んだリアス式の海岸線が島をめぐっている。島の9割近くを山林が占めているそうで、美しい海の青さと深い緑のコントラストには圧倒される。
家に着いたのが夕方だったのでしばらく歓談した後、夕餉の始まり~♪テーブルを埋め尽くしたお惣菜の数&量。これでも今日は魚があがらなかったのだとか。何より義母の作るお煮しめはしっかり味が染みているのに煮崩れの”に”の字もない完璧な仕上がり!義兄とえしぇ蔵は心行くまで盃を交わして嬉しそうだった。