ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/2日イナモリソウを探し求めて、植物名由来の地である稲森谷に入ってきました。(しかし、空振り三振でした。)

2020-06-03 21:05:23 | 草花
この時季にはイナモリソウのきれいな花が咲きます。小生はその花を数回見たことがありますが、いずれも三河で見ているのです。
東京に住むネットのお友達がイナモリソウのきれいな花の写真と共にこの植物の名前のもととなる出来事は、最初にこの花が発見されたのは三重県菰野の稲森谷であり、そのことからイナモリソウという名前が付いたということが記述されていました。
この植物の命名由来は知ってはいましたが、なかなかきっかけが無くてその場所へ、イナモリソウ一つのためには出掛ける気にはなりませんでしたが、外出自粛明けということもあり、思い切って花探索のために腰を上げるけることにしました。

位置図 ↓


花だけのために出掛けるのでは勿体ないですので、目的の山を鎌ヶ岳と決めました。
鎌ヶ岳の姿 ↓

一昨年、小生の誕生日記念に御在所岳に行ったときに、御在所岳の朝陽台から見た鎌ヶ岳です。

実行図 ↓

赤い線分が歩いた道ですが、途中で道を失い、山中をうろうろ彷徨った痕跡も記録されています。

断面図 ↓

断面図上にはそんな痕跡は現れず、きれいなピラミッド図形が出来上がりました。

近鉄湯の山線の終点間近で年配の男性登山者から話しかけられたので、小生がイナモリソウ探索に来たことを告げると、「たくさんの人がその目的で稲森谷に入っているが、自分も含めて未だに見ていない・・・」ということでした。
それを聞いて若干気落ちしましたが、同時に闘争心も湧きあがり、「それではこの自分が探して見せよう・・・・・」と密かに思いました。(しかし、結果は目論見が大ハズレして、空振りの三球三振でした。)

近鉄湯の山温泉駅 ↓

駅舎を写していると小学生の一団が駅構内に入って行きます。通学に電車を使うのですね。
身支度を整えて、登山口目指して歩き始めます。


三滝川に架かる橋 ↓

駅舎から登山口まで3km程あり、すべてにおいて登り勾配ですので、今時流行りのマスク掛けでは息が切れてしまい、とても耐えられません。この橋は人口の少ないところでは珍しく、人の歩ける道を車道の他に別途設けてあります。



ホタルブクロ ↓

道路の左側に人家があり、沢山の種類の花が咲いていましたので、道路の反対側に咲くこのホタルブクロも、もしかしたら人為的なものかもしれないと思いつつもカメラを向けてしまいます。



ウツギ ↓

ウツギの花はたくさんの場所で見ましたが、唱歌のようにホトトギスの忍び音は一度も聞きませんでした。その代わりに、カジカ(かえる)のきれいな鳴き声は随分何度も聞くことが出来ました。



清気橋 ↓

この橋も一つの目印としてインプットして来ていましたので、自分の現在位置を知りながら歩いて居ます。


全面にピラミッド状の山 ↓

あれが今回目指す鎌ヶ岳かと思いましたが、山頂に建物がありますのであれは御在所岳の一部分の朝陽台というロープウェイの終点のある場所でした。



ハコネウツギ ↓

道沿いにこういう花も出てきます。小生が運転免許証を返納する前にはいつも車で走りすぎる部分ですので、こういう花には気づきませんでしたね。


キリ ↓

自宅で外出を控えているうちに、花々はどんどん季節を送っていたのでしたね。桐の花も最後のものがほんの少し咲き残っているだけになっています。



イボタノキ ↓

イボタノキも今回は道端で何度か出てきました。



ガクウツギ ↓

ガクウツギも道端で咲いています。三河では低山でよく目にする花ですが、ここでも元気よく咲いていました。



ヤマアジサイ ↓

これはヤマアジサイですね、ガクウツギの隣で咲いていました。似たような環境が好きなようです。


湯の山温泉街の入り口 ↓

道の前方に建物が出てきました。このあたりから温泉街の賑わいが始まりますが、コロナ騒ぎで温泉街は静かなものでした。 駅から歩いて50分、今回目指す登山口が近くにあるはずです。


登山口 ↓

すぐに登山口が見つかりました。始めに湯の森谷に行き、そこから稲森谷に入って行くようです。
コメント (8)
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