ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

バーチャルの世界ですが、自宅から歩いて奥秩父の主脈を縦走し終わりました。

2020-06-07 10:01:00 | 草花
室内のウォーキングマシーンの上を歩き続けて、カウントされた距離数を積算して、現実の道を歩いたことにして来ました。
目標としたのはJR東海道本線に沿って東京まで出て、JR高崎線と私鉄の秩父鉄道沿いに歩き、終点三峰口駅まで至り、そこからさらに奥秩父の山並みを歩き通してJR小海線の信濃川上駅まで下りてくるという道のりでした。
この間の距離は約545kmありました。
そのうち、奥秩父の主脈を三峰口から信濃川上まで歩く区間は約84kmありました。
これはあくまでも仮想の世界であって、ほんのお遊びですから、何のためにもならないことを重々承知していますが、数字を積み上げていく面白みは十分に味わうことが出来ました。
回転するベルトの上を歩き続けて、靴底もすり減り、結局、昔から使っていた靴一足を使い切って廃棄してしまいました。

全行程 ↓



奥秩父の主脈縦走部分 ↓



その断面図 ↓



回顧:
3月の28日に歩き始めて、昨(6月)6日に歩き終わりました。
新型コロナのステイホーム期間と重なり、良い気分転換となっていました。
所要日数は延べ71日間であり、一日平均では8km弱となります。
毎日二里ずつ歩き続けたことになりますね。

振り返ってみて一番サボった期間は直近の6/1~6/5まで5日連続で休んでいた時でした。
この期間は実際に他の山を歩いたり、その準備や、事後の疲労回復の時間であったりしました。

JR小海線の信濃川上駅到着をもってこの遠征は終わりとなりますが、次はどうしようか思案中です。
八ヶ岳が近いので新たにそのシリーズを信濃川上を起点としてやるのも良いかなと思っています。
また、世情は、実際に山を歩けるようになって来ていますので、これで打ち切りにするのも良いか・・・・・と思ってもいます。
コメント (6)
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6/2日 稲森谷・馬の背尾根を経て鎌ヶ岳訪問。 帰路は長石尾根 その4:稲森谷に沿ってあっちこっちウロウロと

2020-06-07 07:01:00 | 草花
いよいよ今山行の核心部分たる稲森谷に入ってきました。(これが稲森谷だと思っています。)
ここから先は道が無くて谷に沿って高度を上げて行く訳ですが、イナモリソウは谷底では咲いていない筈ですので、なるべく山の斜面や尾根筋を歩くように努めます。
しかし、尾根を歩いて居ると稲森谷からどんどん離れていくようですので、見切りをつけて無理にでも谷に下りて、また斜面を登り返す・・・・・こんなことを何度も何度も繰り返して、イナモリソウを探し回ります。
そして、花に出逢えないままに最後の尾根に出ると、北側の尾根道と合流します。
それ以後はその道を辿って、今度は雲母峰から登って来る尾根道との合流を目指して歩くことになります。
この記事の部分 ↓

例によってカメラマークからカメラマークの間の区間の記述です。



”チャルメルソウ” ↓

これはコチャルメルソウでしょうか?粗い画で失礼します。



タニギキョウ ↓

谷筋ではこういうものが出てきています。



ラン科ツレサギソウ属 ↓

尾根に出るとこういう草も待っています。



ハナヒリノキ ↓

山の斜面で、岩粒のざらついた場所で良く見かけました。この山では多く生育していました。



ヤマツツジ ↓

この時季のこの山域で花の少ない時ですが、標高が上がるにつれて、いろいろな場面でこのヤマツツジがちょくちょく顔を見せてくれて、改めてこの花の良さを認識し直すことになりました。



ギンリョウソウ ↓

この季節ならギンリョウソウも咲くに違いないとは思っていましたが、意外なことにこの一度だけしか花に出逢いませんでした。


シロヤシオ ↓

見晴らしの良い尾根に来ましたので、ここで山並みを見ておくことにしました。
その目の前にシロヤシオツツジの木があります。樹肌が松の木にやや似ています。
花がついていないのが残念です。



朝陽台(≒1202m) ↓

大きく見えているのは御在所岳の一部の朝陽台です。ここはロープウェイの終点駅のあるところです。
その右奥に小さく見えるのは釈迦ヶ岳です。下でズームアップします。



釈迦ヶ岳(1092m) ↓

この山も個性的な良い山でした。



雲母峰(888m) ↓

振り返ると雲母(きらら)峰が大きく見えています。まだあちらの方が少し高いようです。



菰野方面 ↓

見えている道路は新名神高速道路で、菰野ICあたりでしょうか。

再び山の斜面に取付きます。

マムシ ↓

この山域では初めてマムシを見ました。



北側の尾根道と合流 ↓

(稲森谷)沿いに歩いて来た道も、北側の尾根道と合流したことで終わります。
ついにイナモリソウには出会えませんでした。
これからは南の雲母(きらら)峰から来る尾根道と合流するように進みます。



ジシバリ ↓

ここでもジシバリが点々と咲いています。



シャクナゲ ↓

尾根道を歩く中でシャクナゲの木が出てきました。尾根筋は風が良く通りますのでシャクナゲにとっては都合の良い環境のようです。


コメント (4)
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