ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/15日 茶臼山と萩太郎山 上の段:川宇連の天然記念物ハナノキ自生地 茶臼山の長野県根羽側の展望地からの景観

2018-11-21 07:02:44 | 草花
陣座峠から茶臼山目指して走って行きます。
次の目的の場所は茶臼山の長野県側(根羽村側)の展望地なのですが、行く道の途中で国の天然記念物に指定されている花の木の自生地が境内にある川宇連神社に立ち寄ることにします。

この神社は茶臼山の麓で、愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平にあり、御祭神は尹良親王(ゆきよししんのう、これなが・・・、ただなが・・・)とされています。

尹良親王は、『浪合記』『信濃宮伝』などの軍記に見える南朝の皇族で、それらの記すところによれば、後醍醐天皇の孫で、中務卿宗良親王の王子であり、母は井伊道政の女とされる。
父親王の討幕の遺志を継いで東国各地を転戦したと伝えられています。

そこで数少なくなっている花の木の大木を見てから、茶臼山の根羽側展望地に行くことにします。

先ずは尹良親王の祀られている川宇連神社に着きます。
川宇連神社 ↓



神社は山裾で、人家から離れたところにありました。



尹良親王像 ↓



神社の前に10メートルはありそうな大きな銅像が立っていて、これにはびっくりさせられます。



天然記念物の石碑 ↓

社殿の横に、ここが天然記念物の地であることをあらわしています。




花の木の大木 ↓

花の木の大木は以前来た時よりも数を減らしていて、絶滅が危惧される状態になっていると見ました。


ここを見たのちに、茶臼山を目指して山道を登って行きます。


蓼科山 ↓

目指す茶臼山の根羽側展望地に着いたのは午後二時半のことでした。
一番初めに見たのは奥の奥・・・・八ヶ岳方面でした。蓼科山が幽かに見えています。




恵那山 ↓

前回は見えなかった恵那山ですが、今度は近く大きく見えています。



大川入山 ↓

大川入山にも良い光が当たっています。



蛇峠山 ↓

正面に蛇峠山が聳えています。



中央アルプス ↓

蛇峠山の背後には中央アルプスの一部の峰が姿を見せています。



仙丈ヶ岳 ↓

仙丈ヶ岳も見えていますが、左側には八ヶ岳の主峰赤岳も顔を出しています。



白峰三山と塩見岳 ↓

山の連なりとしては日本一高い白峰三山ですが、こちらでは位置の加減で塩見岳の方が高く見えてしまいます。



次なる重鎮 ↓

荒川・赤石・聖の重鎮群が、ここからは一番高く雄々しく見えています。



上河内岳と光岳 ↓

重鎮群から続けて上河内と光岳も、いつもは朝に見てきましたが、今回は昼過ぎであり、明るい光が当たっています。


これにて展望地を後にして、萩太郎山に移動します。



スキーゲレンデの潜り抜け ↓

この場所に車を置きます。



スキーゲレンデ ↓

最下部から、これから登って行く方向を見上げます。



茶臼山 ↓

ゲレンデの中間点から茶臼山を振り返ります。
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11/15日 富幕山の最終記事 その3(下の段):山頂到着 山上の景観について一言、要望を書き記します。

2018-11-20 07:06:15 | 草花
富幕山の山頂に着きます。 ここには遠くからでもよく見える大きなアンテナが立ち、それよりもずっと以前からこの場所に一等三角点が設置されていました。
ということはこの場所が見通しの良い場所だったということですね。
現在山頂にはコンクリート製で二階建ての立派な展望台が作られています。しかしながら、浜名湖や浜松方面が見えるほかは、本来得られるべき景観が周囲の立ち木のために全く塞がれてしまっています。

その立木群が本来そこにあるべき樹種ならば諦めもつきますが、それらはすべて後から植林した針葉樹なのです。
これが大きく育ち、緑の壁を作って景観を塞いでいるのですね。
聞いた話では(不確かなことですが)、この付近は官有地であるとのことですが、それならばなおさらのこと、
こういう景観を損なうものは、その範囲内で構いませんから、是非、刈り込みなどをして、景観確保をして欲しいものです。
折角高い費用で展望台を建てておいても、そこから得られるべき景観に無頓着であっては、片手落ちですね。

景観権という権利があるかどうか知りませんが、本来あるべき景観はしっかり守って行きたいものですね。

ちなみに、(これとは別の話かもしれませんけれども)岡崎市の徳川家ゆかりの大樹寺というお寺さんの山門から、徳川家康生誕の岡崎城まで、直線距離およそ3kmあるのですが、その線上に城の景観を邪魔する建物は許可しないようにしているそうです。

ユズリハ ↓

ユズリハの幼木が出てきました。日当たりと風通しの良い場所ですので、この木はこれからも良く育つことでしょう。



アセビ ↓

この山ではアセビの蕾付きのものは初めて見たかもしれません。



富幕山山頂着 ↓

山名表示ですね。



展望台 ↓

コンクリート製のがっしりしたものが、近年出来ました。



日時計 ↓

この日時計の示す時間はアテになりませんでした。



アンテナ ↓

あたりににらみを利かすような大きさに思いました。


展望台に上ります ↓

平尾山が見えています。あの山は豊橋市の最高峰になります。



浜名湖 ↓

この山頂から浜名湖の最寄りの岸辺までおよそ6kmほどの距離になります。



一等三角点 ↓

富幕山の山頂ですが、点名は富「巻」山となっています。標高は563.24メートル。


山頂は10人ほどの人で、”賑わって”居ました。これにて山頂を後にします。


紅葉 ↓

珍しく赤く色づいた葉を見ていきます。



県境稜線 ↓



県境稜線を歩いて下って行きます。
最初のうちはところどころで針葉樹の大きな木を見ます。



カンアオイ ↓

道の真ん中でカンアオイの花が咲いていました。これが踏みつけられずに済んでいるのも人通りの少ない道である証拠ですね。



本宮山 ↓

木の隙間の空いたスポットがあり、そこからは、西側に本宮山が見えています。



新東名 ↓

新東名の道路の一部も見えます。



急斜面 ↓

以前はこの45度もありそうな斜面を、真っ直ぐ歩いたことがあるような気がしますが、今はこの脇の林内でジグザグを切りながら歩けます。



モミジガサ ↓

斜面を下ったところでモミジガサの群落に出会います。



宮標石 ↓

此処も宮内省の御料林だったようです。



陣座峠着 ↓

この山に2時間40分滞在して戻ってきました。 



歩行数 ↓

天気が良いので、これから引き続き茶臼山に向かいます。
昼食は移動しながら食べ、時間の節約を図ります。
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11/15日 三度目も完敗の富士山ビュー その2(中の段):リンドウ ヤクシソウ 展望台で山岳景観 マツムシソウ ひっつき虫など  

2018-11-19 07:05:31 | 草花
この日は、いつもよりずっと遅く、朝の9時過ぎに家を出て、現地に着いたのは11時頃でした。
そのためにリンドウは、出逢った最初から花が開いていて、よいリンドウ日和となっていました。
晩秋の山旅は道端にリンドうが出てくると、ぐっと旅愁も深まりますね。

最初のひと花 ↓

これから後も続々と出てきます。



ヤクシソウ ↓

先日見た同じ株だったかもしれません。なるべく先日の記事とはダブらないように気を付けて撮ります。



ゴンズイ ↓

ゴンズイの赤と黒の特徴ある姿が僅かに残っていました。



展望台 ↓

展望台に着きます。手前で屈んで写真を撮っていたのは、浜松在住の年配の男性でした。



センボンヤリ ↓

丸い穂の上部はすでに種を飛ばした後で、不整形の球状になっています。



オカトラノオ ↓

虎さんの尻尾は長く伸びて枯れています。


リンドウ ↓

日を浴びて、元気いっぱいに花を開いています。

これから立ち入り禁止になっている展望台上に”自己責任”昇って行きます。

山岳景観:
登気野方面 ↓
 
登気野方面を見ますと、背後に南アルプスの重鎮たちも見えていました。



不動岳方面 ↓

南アルプス南部の峰々も見えています。



目の前に ↓

目の前に三岳山、竜ヶ石(りゅうがし)山が見えていて、背後には南アルプス最南部付近の山並みも見えます。



八高山方面 ↓

三岳山の左に見える八高山方面を確認します。



マツムシソウ ↓



マツムシソウはまだ咲き残ってくれていました。



ヒメシャラ ↓

この山でもヒメシャラの木を見ました。もう少し山深い地方で生育するものだと思っていましたが、海岸まで直線距離6キロ強のこの場所でも見ることが出来たのです。



リンドウ ↓

リンドウの花を見ることを切望していた秋の中頃でしたが、今は食傷気味になるほどこの花が良く出てきます。



オミナエシ ↓

「オミナエシの花も残っていました。」という証拠写真のようなものです。



ウリハダカエデ ↓

特徴のある葉っぱのこの木はウリハダカエデだったと思います。



木段 ↓

道に木段が施されているところもあります。ところが一段を一歩でこなそうとすると、かなりの苦労となります。



マツカゼソウ ↓

マツカゼソウの花が残っていました。



キンミズヒキ ↓

キンミズヒキはもう種が出来ていて、”ひっつき虫”が待ち構えています。



”お邪魔虫” 

今日は、これから警察署に行って自動車運転免許証を返納してくるつもりです。
これからの後期高齢者ライフは、徒歩+自転車+公共交通機関での移動となります。
運転免許証保有中は何度か交通違反をして、多額の罰則金を支払って来ましたが、これからはそういうことからは無縁で暮らすことが出来ます。
何よりもまずは、運転によって生ずるストレスから解放されることに・・・「乾杯!」
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11/15日 三度目も不正直  二度あることは三度ある。その1(上の段):富幕山では今度も富士山が見えなかった。

2018-11-18 07:09:56 | 草花
10月30日、11月11日そして11月15日と快晴の日を狙って愛知・静岡県境の富幕山にやって来ましたが、毎回富士山が見えないで撤退しています。

これこそが「雲霧霞雨左衛門」の真骨頂ではないでしょうか。
休場した稀勢の里と同様に「今度こそは・・・・」と次なる機会を狙って精進することにします。

この日の出発は午前9時頃でしたが、富幕山を歩いた後に、車で茶臼山に移動して萩太郎山を歩き、また移動して天狗棚を歩いた後に井山に移動・・・と言う具合に大まかには3か所を歩いています。

富幕山で上・中・下と三記事   
茶臼山・萩太郎山で上・下の二記事  
天狗棚と井山で上・中・下の三記事、合計8記事をレポートします。

先ずは富幕山のその1(上の段)に入ります。
位置図 ↓


実行図 ↓

上(北)から時計回りで歩きました。

断面図 ↓

左から右に歩いています。



金沢橋から本宮山 ↓

豊川に架かる金沢橋から山がくっきり見えていますので堤防上に車を停めて写真を撮ります。
本宮山がとても秀麗な姿を見せています。



鳳来寺山 ↓

鳳来寺山はいつも山陰にありますが、ここからですと全体像に近い見え方をしています。



金沢橋より南アルプスの南部 ↓



こんなに良く見えたので、見える場所に行きさえすれば富士山も見えるに違いないと期待したのですが・・・・


期待しながら走り続けます。



陣座峠着 ↓

陣座峠には11時少し前に着きました。すぐに歩き始めます。始めは林道歩きです。



紅葉 ↓

背の高い木の葉はだいぶ落ちてしまいましたが、空の中にきれいな葉を残しています。



リュウノウギク ↓



リュウノウギクも、花が少し生気を失いつつあるようです。



黄葉 ↓


宇連山 ↓

林の隙間から宇連山が見えています。



大川入山 ↓

目を転ずると大川入山も見え、手前に平山明神山も見えていました。



ヌバタマ ↓

ヒオウギの真っ黒の種が見えました。この山ではヒオウギの野生があるようです。



イイギリ ↓



イイギリも自生しているようで、林道歩き中に3度見ました。



ミヤマシキミ ↓

ミヤマシキミにも何度か出会っていきます。



登山口 ↑

林道歩きは終わり、ここから山道の稜線歩きとなります。



”カルカヤ” ↓

”カルカヤ”もありますが、激しく増殖することは無くて、探して見つかるといった程度で生育しています。
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付近を散策 下の段 :銀杏も黄葉 キダチダリア マルバルコウソウ ホシアサガオ シャシャンボの実など

2018-11-17 07:08:27 | 草花
朝の寒さが身に沁みるようになりました。 こうなると平地で停滞していた紅葉も俄かに進みますね。
昨日は遠出のついでに、当地では有名な紅葉の名所「香嵐渓」をかすめて走りましたが、ライトアップされていましたね。
飯盛山という山全体をライトアップしているようですが、遠くから眺めただけなんですが、ちょっと見ではとても不気味な有様に見えてしまいました。
昼間は忙しく働く勤め人の為ならこれも仕方のないことですが、紅葉狩りはやはり明るいうちに楽しむのが王道だと思いました。

付近を散策して見かけた草花、事象をレポートいたします。
イチョウ ↓

銀杏もやっとすべての葉っぱが黄金に色付いたようです。



大豆 ↓

畑一杯に大豆が稔っています。ある畑ではカラスがたくさん来ていましたが、この豆が狙いなんでしょうか。
権平さんは早く穫り入れないと・・・・(♪カラスが穿り♪ますから・・・)




ハキダメギク ↓

田んぼのあぜ道、畑の縁でこの花が盛んに咲いています。



マルバルコウソウ ↓

これも日当たりの良い場所で一部蔓延っていました。



キダチダリア ↓

別名皇帝ダリアだったでしょうか、一時期流行りましたが、今はすっかり鎮静化しているようです。



シャシャンボ ↓

神社の入り口のシャシャンボを気にかけていました。今回やっと食べられるようになっていました。
噛んで見ると甘酸っぱくてなかなかイケると思いました。



ナワシログミ ↓

これから田植え時まで、時間をかけてじっくりと実を作って行くんですね。



マユミ ↓

実の生り方が随分寂しいものでした。



ハシアサガオ ↓

水の無い田んぼの端っこで、これも蔓延っていました。



ホトケノザ ↓

春の花と言っても、今頃からちらほらと咲いてきています。



シマヘビ ↓

コンクリートの上に2メートルはありそうな長い蛇が寝そべっています。この日は曇り空でしたので、日向ぼっこではなさそうで、何かを狙っているようです。
それが何か確かめたかったのですが、判りませんでした。



ナンキンハゼ ↓

川沿いに種で増えたものでしょうか、ナンキンハゼがあり、たくさん実をつけていました。



スイバ ↓

これはスイバでしょうか、もう花を咲かせて、冬が来る前に種をこぼすのでしょうね。
随分気の早いことです。



カンアオイ ↓

我家のカンアオイを覗いて見ました。もう花が来ています。



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