ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/30日 富幕山 上の部:富士山を見るために早起きして出掛けたが・・・・、いつもの通り霞に閉ざされていました。

2018-11-03 12:10:07 | 草花
好天気続きのこの頃で、これなら富士山も見えるかもしれないと思い、10月30日に午前3時半起きして、暗いうちから出掛けましたが、結果は残念賞でした。
空は晴れてはいるのですが、富士山方面は手前の山すらも山体に靄が掛かっていて、すっきりと晴れてはいませんでした。
その結果、一日中外に出ていましたが、富士山も南アルプスも全く見えないままに終わりました。

それでも季節の秋花には出会えていますので、この富幕山で、上・中・下の三部をレポートし、それから後に歩いた雨生山で起・承・転・結の四部を記事にしてレポートしていきます。

先ずは富幕山の上の部からレポートに入ります。

位置図 ↓

愛知県新城市と静岡県浜松市の境にあり、尾根道は県境稜線となっています。



実行図 ↓

北端の陣座峠に車を置き、時計回りで歩きました。



黎明の八高山 ↓

家を出たのは午前4時で、車で約65km走り、陣座峠に着いたのは午前5時30分のことでした。
すぐに懐中電灯を点して歩きだして、しばらくすると見晴らしの利く場所に出て、東の空の彼方には八高山が見えていましたが、肝心の富士山までは視線が届きません。



林道歩き ↓

少しづつ明るくなり、懐中電灯を消して歩けるようになりました。
気が急いでいる所為なのか、地道の林道は意外と登り勾配を感じました。



取付き口 ↓

ここから山道になります。まだ光が足りないのでフラッシュを焚きます。



リュウノウギク ↓

フラッシュの光の中では花の白さが眩し過ぎました。



展望台 ↓

登り始めて5分位で、展望台に着きました。木製のもので、木が腐って来たので、作り変えるということは聞いていましたが、形が以前と同じでしたので、なかなか気配りの利いたことだと思いましたが・・・・・



さには非ず ↓

未だ改築前で、放置してあったのです。


腐った部分が放り出されています。一刻も早く修復して欲しいところです。



”自己責任” ↓

台の上に登らせてもらいます。もちろん自己責任ですが・・・・・・

※自己責任:自分の行動の結果として危機に陥ったのなら、自分で責任を負うべきであり、他人に助けを求めるべきではない、といった論理を基調とする考え方。危険であることが事前に予測できたにもかかわらず、危険を顧みずに敢行したのだから自業自得だとする考え方。
小生の場合は”自分勝手”な行為ですので、安田さんのように政府の関与は望めませんし、怪我をしても身代金や補償金はもちろん論外のことです。

木々の間から三河の宇連山がほんの少しだけ見えています。


三岳山 ↓


浜松市街 ↓

”自己責任”の報奨はこの程度で、目当てにしてきた富士山ビューは今回も空振りでした。

展望台から降ります。


オミナエシ ↓

オミナエシがまだ咲き残っていました。



リュウノウギク ↓

山道の取付きでフラッシュを焚いて撮った時と比べると、こちらはずっと賑やかに咲いています。



マツムシソウ ↓

マツムシソウが出てきました。優しい姿ですね。



アキノキリンソウ ↓

こちらは花の最後が近い姿です。



リンドウ ↓

朝が早すぎて、日を浴びないと花を開いてくれないこのリンドウは、まだ眠っているように見えます。



ギボウシ ↓

ギボウシはとっくに花が終わっていて、今は種の入った莢を見せています。



シラヤマギク ↓

花びらの疎らなこの花は、シラヤマギクでしたね。



マツムシソウ ↓

この花の最盛期なのでしょうか、ところどころで見ていきます。
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11/02日 付近の高楼から・・・  久しぶりに登って、山並みを見てきました。

2018-11-03 09:24:10 | 草花
昨(11/02)日のことです。 山の友達こりんさんから山岳写真付きの嬉しいメールが入ってきました。
それは、愛知県で最高の標高を持つ茶臼山の、長野県根羽村側の展望個所から見た、南アルプスの素晴らしい眺望でした。
南アルプス北部の仙丈ヶ岳から始まって、北岳・間ノ岳・農鳥岳の白根三山と塩見岳、そして、荒川岳・赤石岳・聖岳の重鎮群、さらに上河内岳、光岳それ以南の南アルプスの秀峰がずらりと横並び一線に写っていました。

この日は小生も山の神様とともに、ちょっと遠出して、富士山ビューを楽しもうかと思っていたのでしたが、所用ができてしまい、出掛けられないで、鬱々としていたところでした。

送られてきたその写真に触発されて、小生も近くの高楼に行って見ることにしました。自転車で漕ぎだします。
時刻は午後3時半過ぎで、光線具合はちょうど良さそうです。

猿投(さなげ)山 ↓

外階段を212段数えながら登って行きます。階段の途中では周りを見ないことにして、最上階で見回すことにします。 (美味しいものは最後まで手をつけずにおくというような、いわばゲン担ぎのつもりなんです。)
一番上に到着して、まず第一に木曽御嶽の方角に目をやります。
なだらかな稜線を見せる猿投山の左の稜線上に、木曽御嶽はあります。




木曽御嶽 ↓

木曽御嶽はこんな程度の見え方でした。幾分気落ちしながら、他の”山追い”をしていきます。



中央アルプス ↓

中央アルプスの連嶺は、ほとんど見えないと言って良いでしょうね。



恵那山 ↓

恵那山は中央アルプスの見え方よりも大分マシです。



蛇峠山 ↓

恵那山の右隣に見えるべき大川入山は、雲に邪魔されて見えず、さらにその右隣の蛇頭山が見えていました。



本宮山 ↓

本宮山は手前の電線に邪魔されながらも、近いだけに、姿ははっきりとしています。



遠望峰(とぼね) ↓

山の端に宿泊施設が見えています。



目を西に転じます。逆光線の位置になりますが、鈴鹿方面の山並みを見ていきます。



鎌ヶ岳と御在所岳 ↓

武平峠の凹部を挟んで左は鎌ヶ岳、右は御在所岳が見えます。



釈迦ヶ岳 ↓

御在所岳から右側にはなれて、釈迦ヶ岳が見えます。



竜ヶ岳 ↓

さらに右に竜ヶ岳。



藤原岳 ↓

そして藤原岳も右に見えます。



三国岳 ↓

藤原岳の右にはまだ行ったことのない三国岳があります。



伊吹山 ↓

さらに右に離れて、伊吹山が見えていました。

空の空気が澄み切ってはいませんので、靄か霞に相当邪魔されてはいますが、ここで見える山並みの大半以上が見えていたことになります。
見えてこなかったのは加賀の白山と、能郷白山くらいでしょうか。
真冬になり、もう一段空気が冴えわたるともっと見通しは良くなりますが、今の時期ではこんなところが相場ではないでしょうか。 
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10/29日 そろそろ晩秋か? 近所の”秋景色”を楽しむ。

2018-11-03 07:01:18 | 草花
先日は、小生の75歳の誕生日でした。これで晴れて(曇って)後期高齢者の仲間入りとなりました。
これを機会に、近日中に運転免許証の返納をして来ようと思っています。(運転免許証の有効期間がもう一か月だけ延長されているので、もう少しだけ運転ライフを引き延ばします。)

今、改めて運転免許証を見ますと、昭和39年の8月に免許証を取得していますから、ペーパードライバーの期間も含めると、既に54年も(半世紀以上ですね)、車とともに歩んだ人生があったことになります。

運転免許証の返納については、自分の中ではまだ少し早いのではないか・・・という未練もありましたが、家族は賛成してくれましたので思い切ることができました。

山歩きの方はそれよりも前から始まっていて、今年でちょうど60年になりました。そのほかに幼少期に埼玉県秩父の周辺に住んでいる時から山には入っていましたので、実際にはもう少し長くなります。
運転ライフとは決別しますが、結局、山とのお付き合いは終生続くものではないかと感じています。

その記念日に付近を回り、晩秋の模様を目に焼き付けてきました。

シキミ ↓

山の神様が、強く剪定しましたので、きっと木が危機感を持ったのでしょうね、今花が咲いています。



フジバカマ ↓

今年はフジバカマが良く咲きました。ひと頃は、絶えてしまうのではないか・・・と心配しましたが、今年は勢いを盛り返しました。お墓にも良く持って行かれたようです。



マンリョウ ↓

マンリョウは赤く色づくことが始まりました。



センリョウ ↓

センリョウの方は、もう立派な赤い実をつけています。



カリン ↓

我家のカリンは実(み)に虫が入り、10個生ったものがすべて落果する模様です。こういうものも消毒をしないといけないようですね。



公園のカリン ↓

ところが、公園のカリンはこんな小さい木なのに、実がたくさん生り、しかも虫にはやられていないようです。



ナンテン ↓

この実ももうじき、野鳥がやってきて、みんな平らげて行ってしまいます。



ツメレンゲ ↓

ツメレンゲは花の兆しが仄見えてきています。



アシナガバチ ↓

アシナガバチは当年子がみな巣立ったようで、巣の先端の白っぽい蓋は皆開けられていました。
巣の外周には成虫が6-7匹いるだけです。 そろそろ人為的に巣の強制撤去をするつもりです。



ヤマノイモ ↓

野で拾ってきたヤマノイモの零余子を、庭にばらまいておいたら、牡丹の木に蔓を絡ませて、零余子をつけていました。



ホルトノキ ↓

今年はホルトノキの花を見なかったかもしれません。それでは・・・・と思って実を見に行きましたが、ほとんどのものは落果していて、僅かに樹冠に少し見えているだけでした。


実だけ ↓

ホルトノキの実は、青いままに地面に落ちるようです。それを持ち帰り、果肉を取り除いたり、種のありかたを見たりします。



アオギリ ↓

アオギリはもう舟のような独特な苞と実の姿はなくて、その残がいが枝先に残っている程度でした。



アオギリのの黄葉 ↓

その代わりに、良い色に染まっています。



欅の紅葉 ↓

欅の葉は、渋い紅葉を見せてくれます。



ジャガイモ ↓

畑の中から、じゃがいもの花が、ピンクで迎えてくれます。



ガガイモ ↓

ガガイモの莢が割れて、風に乗せて種を飛ばしています。



新幹線のフェンスに絡まって ↓

ガガイモの実が新幹線のフェンスに安住していました。



それを採ってきて・・・ ↓

ガガイモの実を3つ取ってきました。これを日に当てて、様子を見ています。
莢を割ると、種がとてもきれいな並び方をしているのですが、今回は自然に割れるのを待ちます。



シラビソ ↓

シラビソの松ぼっくりが開いてきました。



種 ↓

翼を持った種が少しだけ、ハラリと落ちます。
このあとは、松ぼっくりが全開した時にその姿を見たいと思います。



栃の実 ↓

栃の実のあく抜きに挑戦していますが、既に一か月以上の日が経っています。少しはあくが抜けたとは思いますが、未だに強いエグミが実に残っています。なかなかアク抜きができません。
コメント (2)
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