富幕山の山頂に着きます。 ここには遠くからでもよく見える大きなアンテナが立ち、それよりもずっと以前からこの場所に一等三角点が設置されていました。
ということはこの場所が見通しの良い場所だったということですね。
現在山頂にはコンクリート製で二階建ての立派な展望台が作られています。しかしながら、浜名湖や浜松方面が見えるほかは、本来得られるべき景観が周囲の立ち木のために全く塞がれてしまっています。
その立木群が本来そこにあるべき樹種ならば諦めもつきますが、それらはすべて後から植林した針葉樹なのです。
これが大きく育ち、緑の壁を作って景観を塞いでいるのですね。
聞いた話では(不確かなことですが)、この付近は官有地であるとのことですが、それならばなおさらのこと、
こういう景観を損なうものは、その範囲内で構いませんから、是非、刈り込みなどをして、景観確保をして欲しいものです。
折角高い費用で展望台を建てておいても、そこから得られるべき景観に無頓着であっては、片手落ちですね。
景観権という権利があるかどうか知りませんが、本来あるべき景観はしっかり守って行きたいものですね。
ちなみに、(これとは別の話かもしれませんけれども)岡崎市の徳川家ゆかりの大樹寺というお寺さんの山門から、徳川家康生誕の岡崎城まで、直線距離およそ3kmあるのですが、その線上に城の景観を邪魔する建物は許可しないようにしているそうです。
ユズリハ ↓
ユズリハの幼木が出てきました。日当たりと風通しの良い場所ですので、この木はこれからも良く育つことでしょう。
アセビ ↓
この山ではアセビの蕾付きのものは初めて見たかもしれません。
富幕山山頂着 ↓
山名表示ですね。
展望台 ↓
コンクリート製のがっしりしたものが、近年出来ました。
日時計 ↓
この日時計の示す時間はアテになりませんでした。
アンテナ ↓
あたりににらみを利かすような大きさに思いました。
展望台に上ります ↓
平尾山が見えています。あの山は豊橋市の最高峰になります。
浜名湖 ↓
この山頂から浜名湖の最寄りの岸辺までおよそ6kmほどの距離になります。
一等三角点 ↓
富幕山の山頂ですが、点名は富「巻」山となっています。標高は563.24メートル。
山頂は10人ほどの人で、”賑わって”居ました。これにて山頂を後にします。
紅葉 ↓
珍しく赤く色づいた葉を見ていきます。
県境稜線 ↓
県境稜線を歩いて下って行きます。
最初のうちはところどころで針葉樹の大きな木を見ます。
カンアオイ ↓
道の真ん中でカンアオイの花が咲いていました。これが踏みつけられずに済んでいるのも人通りの少ない道である証拠ですね。
本宮山 ↓
木の隙間の空いたスポットがあり、そこからは、西側に本宮山が見えています。
新東名 ↓
新東名の道路の一部も見えます。
急斜面 ↓
以前はこの45度もありそうな斜面を、真っ直ぐ歩いたことがあるような気がしますが、今はこの脇の林内でジグザグを切りながら歩けます。
モミジガサ ↓
斜面を下ったところでモミジガサの群落に出会います。
宮標石 ↓
此処も宮内省の御料林だったようです。
陣座峠着 ↓
この山に2時間40分滞在して戻ってきました。
歩行数 ↓
天気が良いので、これから引き続き茶臼山に向かいます。
昼食は移動しながら食べ、時間の節約を図ります。
ということはこの場所が見通しの良い場所だったということですね。
現在山頂にはコンクリート製で二階建ての立派な展望台が作られています。しかしながら、浜名湖や浜松方面が見えるほかは、本来得られるべき景観が周囲の立ち木のために全く塞がれてしまっています。
その立木群が本来そこにあるべき樹種ならば諦めもつきますが、それらはすべて後から植林した針葉樹なのです。
これが大きく育ち、緑の壁を作って景観を塞いでいるのですね。
聞いた話では(不確かなことですが)、この付近は官有地であるとのことですが、それならばなおさらのこと、
こういう景観を損なうものは、その範囲内で構いませんから、是非、刈り込みなどをして、景観確保をして欲しいものです。
折角高い費用で展望台を建てておいても、そこから得られるべき景観に無頓着であっては、片手落ちですね。
景観権という権利があるかどうか知りませんが、本来あるべき景観はしっかり守って行きたいものですね。
ちなみに、(これとは別の話かもしれませんけれども)岡崎市の徳川家ゆかりの大樹寺というお寺さんの山門から、徳川家康生誕の岡崎城まで、直線距離およそ3kmあるのですが、その線上に城の景観を邪魔する建物は許可しないようにしているそうです。
ユズリハ ↓
ユズリハの幼木が出てきました。日当たりと風通しの良い場所ですので、この木はこれからも良く育つことでしょう。
アセビ ↓
この山ではアセビの蕾付きのものは初めて見たかもしれません。
富幕山山頂着 ↓
山名表示ですね。
展望台 ↓
コンクリート製のがっしりしたものが、近年出来ました。
日時計 ↓
この日時計の示す時間はアテになりませんでした。
アンテナ ↓
あたりににらみを利かすような大きさに思いました。
展望台に上ります ↓
平尾山が見えています。あの山は豊橋市の最高峰になります。
浜名湖 ↓
この山頂から浜名湖の最寄りの岸辺までおよそ6kmほどの距離になります。
一等三角点 ↓
富幕山の山頂ですが、点名は富「巻」山となっています。標高は563.24メートル。
山頂は10人ほどの人で、”賑わって”居ました。これにて山頂を後にします。
紅葉 ↓
珍しく赤く色づいた葉を見ていきます。
県境稜線 ↓
県境稜線を歩いて下って行きます。
最初のうちはところどころで針葉樹の大きな木を見ます。
カンアオイ ↓
道の真ん中でカンアオイの花が咲いていました。これが踏みつけられずに済んでいるのも人通りの少ない道である証拠ですね。
本宮山 ↓
木の隙間の空いたスポットがあり、そこからは、西側に本宮山が見えています。
新東名 ↓
新東名の道路の一部も見えます。
急斜面 ↓
以前はこの45度もありそうな斜面を、真っ直ぐ歩いたことがあるような気がしますが、今はこの脇の林内でジグザグを切りながら歩けます。
モミジガサ ↓
斜面を下ったところでモミジガサの群落に出会います。
宮標石 ↓
此処も宮内省の御料林だったようです。
陣座峠着 ↓
この山に2時間40分滞在して戻ってきました。
歩行数 ↓
天気が良いので、これから引き続き茶臼山に向かいます。
昼食は移動しながら食べ、時間の節約を図ります。
せっかく山頂まで登っても眺望がないとガッカリしますね。
権利関係や防災上の問題など色々あるんでしょうが眺望がきかないと登る気がしなくなります。
折角の”展望”台ですので、設置の趣旨を存分に活かす配慮をして欲しいものです。
今の状態は展望台の建てっぱなしで、木々の植えっぱなしの残念なものですので、是非何とかして欲しいものです。
私有林ですと、いろいろとややこしい人もいるようですが、官有林ならば、どうにでもなりそうな気がします。
お寺と城の話は首都圏の方にも届いていましたか。
以前、首都圏で、富士山が見えていたのにマンションを立てられて見えなくなってしまった。
それを回復して欲しいと「景観権」を近隣住民が訴えたことがあったような気がしました。
その後のことは追跡していませんが、あれはどのように決着したのでしょうね。
山の上から遠くを見回して山岳景観が得られるのと、木々に邪魔されてそれが得られないのとでは、大きな違いがありますね。
太古の昔からの木々が眺望を塞ぐのなら諦めもつきますが、植林した針葉樹が只、野放図に視界を塞いでいるというのなら、腹が立ちますね。
山上で眺望が利くということはとても大事な要素であると思っています。
最後まで富士山見られずに残念でした!この冬にいつ見られるか?そろそろ冷え込みそうですので期待しましょう。
山頂の展望台ですが、設置者は浜松市で、土地、樹木の所有者は林野庁ですから国です。
浜松市は、結構登山など観光に整備をしているようですが、林野庁は観光には配慮がなく木一本伐採も大変な事務手続きが必要です。
実際に関わった方から昔聞いています。
浜松市に頑張ってもらうしかなさそうです。
富士山が見えなかったことについてはいつものことですので、辛抱できています。
しかし、景観のことについては人為でどうにでもなることですので、これについては何とかなって欲しいと思いました。
お役所仕事を一まとめにして難癖付けるわけではありませんが、誰が見たって、常識の範囲内の「おねだり」程度のことですので、これは実現して欲しいものですね。
林野庁は戦後に大規模な伐採をして、昭和45年頃までは貴重な原生林をどんどん潰していましたね。
その跡地にはたいがい落葉松を植林していました。
ですから落葉松林を見ると、とても複雑な気持ちにさせられます。