ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/27日 高妻山の尾根路で如来様、菩薩様、明王様を数字順に参拝してきました。

2017-07-01 07:13:27 | 草花
七月に入りました。梅雨明けが近そうな気配がしていますが、今年も夏は長く、暑いのでしょうか。

先(6/27)日高妻山を歩いて来ました。その山行レポートはこの次の日から5回に分けてさせていただきます。

戸隠牧場歩きから始まって大洞沢を何度も縫うようにして渡り返しながら高度を上げていきます。
およそ二時間後に、稜線に出るわけですが、その稜線を大雑把に言うと、北上して高妻山の山頂までいくのですが、山頂までの間、稜線上の突起に仏教に縁のある祠が数字プラス仏様の名前をつけて点在しています。
一不動(明王)  二釈迦(如来)  三文殊(菩薩)  四普賢(菩薩)  五地蔵(菩薩) 
六弥勒(菩薩)  七薬師(如来)  八観音(菩薩)  九勢至(菩薩)  十阿弥陀(如来)
とそれぞれ祠が置かれていますが、一番の不動様については小生がうっかり確認し忘れました。

近くに滝があったので、滝に不動様は付きものですから、その滝そのものが不動明王様に違いないと思い込んでいたのです。
巡拝図 ↓

地図中の丸数字は 漢数字の各尊仏に合致します。
それぞれの如来・菩薩・明王様についての説明はネット上から拾いました。


一不動 ↓

(小生的には恐らく滝本体がお不動様だと思っています。)
不動明王:五大明王の一つ。大火炎の中に座し、剣と縄を持っている。大日如来(だいにちにょらい)が、悪魔・煩悩(ぼんのう)の調伏(ちょうぶく)のため、怒りの相を表したもの。



二釈迦 ↓

釈迦如来:仏教の開祖。古代インドの小国、釈迦族の王子で本名はゴータマ=シッダールタ。
妻や子供もいた実在の人物で、釈迦如来とはその釈迦が悟りを得た姿をあら わしている。



三文殊 ↓

(倒木に苛められていました。)
文殊菩薩:正式名称は文殊師利菩薩(もんじゅしりぼさつ)。知恵の神様として有名な菩薩。
文殊菩薩は物事のあり方を正しく見極める力・判断力を意味する「智慧」を 司っている。



四普賢 ↓

普賢菩薩:理知・慈悲をつかさどり、また延命の徳を備える。仏の悟り,瞑想,修行を象徴する菩薩。
仏の教化や衆生済度(しゅじょうさいど)をたすけるとされる。文殊(もんじゅ)菩薩とともに諸菩薩の上位にあって釈迦如来の右脇侍(きょうじ)。 白象にのった姿であらわされる



五地蔵 ↓

地蔵菩薩:釈迦の入滅後から弥勒(みろく)仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生(しゅじょう)を教え導くことを誓いとした菩薩。



六弥勒 ↓

(雪を丸めてお供えしました。)
弥勒菩薩:とおい未来,慈しみにより生あるものすべてをすくうという菩薩。
釈迦(しゃか)入滅後56億7000万年ののち,兜率天(とそつてん)から地上にくだり、釈迦にかわって衆生を救済する。



七薬師 ↓

薬師如来:東方浄瑠璃世界の教主で、正式名を薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)という。 病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きて いる間に願いを叶えてくれる。阿弥陀如来のように死んだ後にやすらぎを与える のではなく、現世にやすらぎを与えてくれる。



八観音 ↓

観音菩薩:人々の声を観じて、その苦悩から救うという慈悲深い菩薩で、宗派の枠をこえて広く信仰され、人々に愛されている菩薩。 音を観じることから観音という名がついたとされる。 観じるというのは、人の姿を正しく見るという意味。



九勢至 ↓

勢至菩薩:「智慧の光ですべてを照らし、人々を迷いから救う」とされる智慧の菩薩。
その智慧を以て物事を正しく判断できるようにして下さるという。



十阿弥陀 ↓

阿弥陀如来:無限の寿命を持つことから無量寿如来ともいい、限りない光(智慧)と限りない命を持って人々を救い続けるとされており、西方極楽浄土の教主。
四十八願(しじゅうはちがん)という誓いを立て、その中には「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々を必ず極楽浄土へ導く。

十の尊仏すべてにお参りし、併せてこのブログに来てくださる方たちのことも祈願しておきましたので、皆さまは必ずや”それなりに良い”毎日を送ることが出来ることと確信しています。
コメント (4)
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