ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

深まってきた秋 田園散策を楽しむ(上)

2015-10-23 14:13:52 | 草花
今日が暦の”寒露”最後の日となりました。明日からは”降霜”で、これが11月の7日まで続き、暦上の”秋”の最終場面となります。
つまり、あと半月で、暦の「立冬」、冬入りすることになります。
今度の土日かあるいは月末・来月初の土日に、炬燵やストーブを出すようになるのでしょうか。

先日、隣の街まで買い物に行きました。時間の制約がありませんので、こういう時こそ歩いていくに限ります。
今の時代は片道で一里も歩けば、相当遠くまで行けてしまい、あらかたの用事は済ませてしまえますね。

そんな散策の道すがら、目にしたものを並べてみます。
シャリンバイ ↓

シャリンバイはまん丸の黒い粒を枝から掲げていました。



コナラ ↓

公園の脇で、コナラがつやつやした実を魅せてくれます。こういうのを見るとうれしくなってぞくぞくします。 この気持ちは理解していただけるかどうかですが・・・・。



稲田の稔り ↓

水田の穫り入れは、もう終盤戦で、稲田全体では虎刈り状態になっています。



稲束 ↓

籾を落とした稲穂の結束の仕方、干し方は地方によっていろいろなやり方があるようですね。



セイタカアワダチソウ ↓

渡来のセイタカアワダチソウは日本にやってきた当初は大繁殖しましたが、今ではその勢いも下火となり、
私たちも少しは客観的に眺めることができるようになってきました。
でもまだ、この花を惚れ惚れと眺めるには至りません。



アカノマンマ ↓

足元に茂る今の時季のこの姿こそ、この草の一番ふさわしいものかもしれません。



ニラ ↓

花の盛りは過ぎていますが、そこは強壮なこの草のことです。まだどこかで必ず花を見ます。



ヘチマ ↓

畑の縁にあるフェンスに伝って、実を下げていました。



イチジク ↓

取り残しの実がありました。これはおいしいのかどうか。おいしい実なら鳥がつついているはずですね。



瓢箪 ↓

ヘチマがあれば瓢箪も出てきました。小さいながらも整った形ですね。



シオン? ↓

これはシオンでしょうか。畑の隅でたくさん咲いていました。 
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10/15日 猿投(さなげ)山周回 その1:山裾歩きの後、山に取り付く。 

2015-10-23 06:45:32 | 草花
15日に西三河(豊田市)と尾張(瀬戸市)の境にある、猿投山を歩いてきました。
この山の中腹を東海環状自動車道の猿投山トンネルが通っていますし、猿投グリーンロードの猿投トンネルも通っています。
猿投山はすそ野が広くて、どっしりとした山容なのですが、標高は632メートルしかなくて、これは人工の東京スカイツリーの高さ634メートルにも及びません。

しかし、自然環境は抜群で、四季折々に山歩きを楽しめるところとなっています。
今回は、この山をぐるっと一回りしようと考えて、登り始めはいつもとは違うところにしました。

どこから山に取り付こうかと考えながら山裾を歩いていましたが、ある民家の横に、山に入っていく作業道がありましたので、それから入ることに決めました。

猿投山の山容 ↓

街なかから、猿投山が遠望できるところがありました。電柱などが邪魔していますが、山容をよく表していると思います。



歩行図 ↓

駐車したのは東海環状自動車道の高架下でした。そこから時計回りで周回しました。



断面図 ↓

左側の前半部分で小山がありますが、途中で急降下して林道歩きをしています。



東海環状自動車道 ↓

車を置いた場所から、上を見上げた景色です。



シキミ ↓

歩きだして、山裾を回り込んでいます。民家の傍でシキミが植えられています。



キーウィー ↓

農道沿いでキーウィーが栽培されていました。カラスが咥えていかないか心配ですね。



柿 ↓

柿はこの季節の定番ですね。かなり大きな粒でした。



電源?

農作物を食い荒らす害獣除けの電線が張られていて、それの電源でしょうか太陽光を利用しているようです。「アニマルキラー」とありましたね。



今回の”山道” ↓

この道を使って山に入り込むことにしました。



アケビ ↓

おいしそうなアケビが見えています。手の届くところのものをいただきました。適度に甘かったですね。



行き止まり ↓

”山道”の行き止まりになってしまいました。そこにはイノシシの罠が仕掛けてあります。
小生は道をそれて右の藪に入っていきます。



林内 ↓

すぐに尾根になり、それには幽かに踏み跡もあるようです。



痩せてきた ↓

尾根道は痩せてきて、木の根が浮き出ている場所もあります。猿投山は遠くから見るとのっぺりとしていますが、尾根は痩せていて、危険を感じる場面も多く出会いました。



赤いキノコ ↓

花のない時期ですので、キノコの色彩も楽しんでいきます。



ヒイラギ ↓

藪山歩きですので手袋をして歩いていますが、”チクっ”と来ました。反射的に手を引っ込めながら確認するとヒイラギの葉でした。



痩せ尾根 ↓

尾根が痩せていても、あたりに樹木がありますのでこの限りでは危険を感じません。
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10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その7(最終):山から下り、帰途につく

2015-10-22 07:11:36 | 草花
しらび平と千畳敷間にロープウェイが出来たのは昭和42年のことでした。
この二駅間の高度差は950mで、この高低差は日本最高になるそうです。
斜長は2334mで、ここを所要7分30秒で移動します。

ロープウェイのゴンドラに乗って、往きの時は遠く南アルプスの景観に目を奪われて、すぐ眼下の山肌の紅葉を楽しむだけの余裕がありませんでした。
復路では、身近な山肌の紅葉を注目していくことにして、ゴンドラの側面に立ちました。

臨時運転中 ↓

ロープウェイは平常は30分間隔で運行されますが、混雑時には随時運行に切り替えるそうです。
ゴンドラは60人乗りと制限がありますのでですので、運行面で柔軟に対応しているようです。



千畳敷駅のホーム ↓

千畳敷カールの散策も終わり、皆さんは帰るモードに切り替わっています。



山肌の紅葉 ↓





ゴンドラ内から、山肌の紅葉を楽しみます。高山植物帯では紅葉が終わり、葉も落ちてしまっていましたが、それよりも低いところでは、山肌の紅葉は見るべきものがあります。
高度が下がってくるにつれて、色模様に変化が出てきます。



しらび平駅 ↓

ロープウェイの下の駅に着きます。ここで外に出てバス待ちをします。ここの標高は1662mということでした。



点呼 ↓

バス待ちの間に点呼します。一堂に会した写真はこれ一枚でした。



専用バスの中 ↓

専用バスの中の様子です。この道は一般の車が入ってこられなくて、専用のバスのみが運航しています。
道も狭くて、要所に交通整理の人員も配置されているようでした。
ロープウェイ往復が2260円で、バス往復が1640円ですからそれだけでも4000円近く掛かってしまいます。



テンナンショウ属 ↓

バスのすれ違いの時に道端に見ました。



黄葉した山肌 ↓

この時はまだ青みの残った黄葉でした。



猿 ↓

往きも帰りも猿の群れを見ました。



土産物屋 ↓

旅の土産物をここで調達します。信州名物の”馬さし”の加工品などを試食していきます。



宝剣岳 ↓

土産物屋の駐車場から宝剣岳を遠望して、バスに乗ります。
午後6時、バスツアーとしては比較的早い時間に名古屋駅に帰着しました。



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10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その6:千畳敷から眺める、南アルプスの大景観

2015-10-21 07:12:34 | 草花
南アルプスの最高の展望台は、中央アルプスだということを知ってはいました。
そして、この中央アルプスには何度か登ってはいますが、そのことを実感したことはありませんでした。
(いつも雨男だからです。)
今回は登山ではなくて、バスのツアーでここを訪れて、そのことを初めて実感することができました。

まず、往きのロープウェイに乗った時に、あらかじめカシミールで描画して、貼り合わせておいたパノラマ図を、ゴンドラ内で広げました。
カシミールで描画した通りの展望が眼前に現れて、付近のツアー客もそれと見比べていましたので、自分以外にも役立っていたようでした。

そして、千畳敷滞在の残り時間が少なくなってきた今、目の前に広がる南アルプスの山々に最後の対面をしていきます。

甲斐駒ケ岳 ↓

甲斐駒ケ岳は2966mで、こちらの木曽駒ケ岳(2956m)よりも少し高いのですが、千畳敷からは40kmほど離れており、やや遠くに感じられます。



仙丈岳 ↓

今回はずっと見えにくい山でしたが、最後のところでサービスしてくれました。(3033m)



北岳 ↓

富士山の次に高い峰で、標高は3192mあります。



間ノ岳 ↓

こちらは北アルプスの奥穂高岳と同じ高さとなっている日本第三位の標高を持つ間ノ岳です。(3189m)



西農鳥岳 ↓

こちらは3041mの高さを持つ西農鳥岳です。 北岳・間ノ岳・農鳥岳を総称して白根三山・あるいは白峰三山と呼びます。この連嶺の高さは日本一のものとなります。



富士山 ↓

南アルプスの連嶺の背後に姿を現す富士山。最後まで、雨男に付き合ってくれました。



塩見岳 ↓

塩見岳は富士山の右側で、かなりの高度感を見せつけています。(3047m)



荒川岳 ↓

荒川岳は峰が三つあり、一番高いところが悪沢岳で、3141m、次に中岳3083m、前岳3068mとあります。



赤石岳 ↓

南アルプスを赤石山脈と呼びますが、赤石岳はその盟主のような存在ですが、今は一番奥深い山といった感じがします。3120m
この右に聖岳が来ますが、それは雲にさえぎられて、チッラっとしか見えませんでした。



白峰三山と富士山 ↓

日本一高い峰と日本一高い連嶺の豪華な眺めとなりました。



駒ヶ根の背後に南アルプス ↓

こちら側は木曽山脈であちら側は赤石山脈、間を流れる天竜川、そしてその沃野に広がる伊那盆地、駒ヶ根周辺は稲の実りで黄金色に染まっています。
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10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その5:千畳敷周遊路後半 カールの底、剣ヶ池

2015-10-20 07:18:34 | 草花
宝剣岳の山頂から乗越浄土という、伊那前岳に至る稜線上の峠を経由して、八丁坂の急斜面を時間を気にしながら下りてきました。
坂の下で待っている山の神様とは、途中で、お互いに手で合図ができたので、安心しながら岩の山道を下ります。
待ち合わせ場所 ↓

待ち合わせの場所に戻ってきました。この場所は千畳敷周遊路の、中間点の少し上部になります。



ナナカマド ↓

山の神様と合流して、周遊路の後半部分を周ることになります。紅葉を見せてくれるべきナナカマドは、すっかり葉を落として、赤い実だけを残した、こんな姿になっています。



千畳敷駅を目指して ↓

さほどアップダウンのない道は、千畳敷駅まで続きます。



千畳敷カール ↓

このあたりがカールの底で、圏谷地形がよくわかる場所ですね。付近には池があります。



剣ヶ池 ↓



圏谷の底に池があり、池の水際はすでに氷がついています。さすがに標高2600mを超す場所です。



シャクナゲ ↓

高山植物帯ですので、代表的な植物の、シャクナゲやハイマツ(這い松)”も出てきています。



シラタマノキ ↓

シラタマノキの白い実も見つけました。



ヤマハハコ ↓

これはヤマハハコですね。似たような姿で、この山域にはコマウスユキソウという、日本版のエーデルバイスも稀に生育しています。



ホテル千畳敷の前 ↓

ホテル千畳敷の前面(東側)には平地があり、そこで憩う人たちがあります。



宝剣岳 ↓

ホテルの建物の西北側に回ると、先ほどたどり着いた宝剣岳の岩峰が見えていて、名残惜しく眺めます。



千畳敷駅 ↓

再びホテルの東側に戻ると、おりしも、そこにはロープウェイのゴンドラが、駅舎内に飲み込まれていく寸前の光景がありました。
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