ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/04日 東三河の里山歩き その8(最終):豊川用水路沿いに歩き、秋の草花を見て、元の場所に戻る

2015-10-15 07:16:27 | 草花
金山と雨生山のシリーズは、8回にもなってしまいました。
それだけ長い時間歩いていたことにもなりますし、たくさん草花に出会えたということにもなります。

今山行の最終場面では、豊川(とよがわ)用水路に沿って、できるだけ長い距離を歩いてみようと思いました。
それというのも、昨年6月にこの用水路沿いの道を歩き、秋にここを歩いたらきっと豊かな植物相があるに違いないと思っていたからです。
今回はその時よりも、もう少し余分に、用水路沿いを歩こうと思っていました。

宇利峠から国道で山を下ってきて、ガードを潜り、国道から離れて、山裾を豊川用水路に近づいていきます。

マルバルコウソウ ↓

畑沿いの道を歩いている中で、マルバルコウソウを見ました。これは人家の跡地のような場所でした。



ナンバンギセル ↓

豊川(とよがわ)用水路沿いに歩いていきます。始めは流れの左岸を歩きます。左岸はきちんとした道ではなくて、草がぼうぼうに生えていますが、ススキのある場所でナンバンギセルが出てきました。
ナンバンギセルはこのあと7度ほど姿を見つけることになります。



ヨウシュヤマゴボウ ↓

こんな草も生えています。野鳥の糞からの発芽でしょうね。



ミツバアケビ ↓

これはびっくりしました。ミツバアケビの実がこれほどなっているのは見たことがありませんでした。
でも、どれもこれも実が固すぎて、食べる気にはなりません。



ヒヨドリバナ ↓

ヒヨドリバナに吸蜜に来るというアサギマダラを今年はまだ見ていません。



ナンバンギセル ↓

ここでも姿の良いナンバンギセルを見ます。



柿 ↓

右岸に柿の木がありましたので、橋を渡って近づきます。おいしそうに見えたので、ダメモトで齧ってみますと、甘さのだいぶ後から、やはり渋みがやってきました。



豊川用水路 ↓

まだ水は滔々と流れています。今度は流れの右岸を遡ります。



カラスウリ ↓

堤防の下でカラスウリを見ましたので、近づきます。良い色になっていますね。



細長い柿 ↓

また堤防に戻る斜面で、今度は細長い柿の実を見つけました。再びダメモトのお試しです。
やはり、当然といえば当然ですが、渋いです。



センダン ↓

再び橋を渡り返して、流れの左岸に戻ります。畑側に少し下りたところに、センダンの木があります。
見上げると実がついています。



オミナエシ ↓

オミナエシも花には遅いのですが、この用水路沿いで何度か見ています。



シキミ ↓

茶畑のそばにシキミの木も植えられています。そして実がたくさんなっていました。
シキミは「悪しき実」ということで、この実は相当な毒をもっているそうです。



ミカワマツムシソウ ↓

左岸歩きの中で、ある場所で、一か所だけ、ここにわざわざ植えたのか・・・と思えるほどのミカワマツムシソウの群生がありました。



メナモミか? ↓

これは近いうちにひっつき虫になる草ですね。



オミナエシ ↓

オミナエシも群生状態で出てきました。
水路沿いで、日当たりが良くて、風通しもよい・・・・・・、こういう好条件を活かして、たくさんの草花を見てきましたが、この辺で水路から離れて、車を置いた場所に向かいます。



チャ ↓

新城市は茶どころでもありますから、茶畑はよく目にするところです。探してみると茶の花がちらほら咲いています。



イヌマキ ↓

民家の生垣にイヌマキが植えられていて、たくさん実がなっています。
大粒のものをいくつか頂き、今山行の長歩きのご褒美と一人、勝手に決め、食べました。
ほのかな甘さがうれしいことでした。



ナツメ ↓

民家の敷地入り口を飾っていました。これはさすがに、手出しするのをためらいましたね。




総歩行数 ↓

金山と雨生山にたくさん遊ばせて頂き、十分明るい時間に戻ってきました。
時計表示が大狂いしていましたね、帰宅してから直しておきましょう。
コメント (6)
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