ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/04日 東三河の里山歩き その6:雨生山山頂から県境稜線を歩いて宇利峠に下る。

2015-10-13 07:10:52 | 草花
県境稜線上で眺めの良い場所(便宜上「展望丘」と呼びます。)にきて、眺望を楽しんでいます。
穏やかな秋空が広がっていますが、遠くまでの眺望は必ずしも良くはなくて、南アルプスは全く見えませんし、それよりも近い恵那山や大川入山も見えてはいませんでした。

すぐ下の眺め ↓

あの道のこちら側の奥(右の手前)に車を置いています。車は木の陰になって、見えていません。



金山 ↓

あの山の頂からこちらまで、ほぼ水平移動のように、歩いてきたものです。



吉祥山と本宮山 ↓

稲田の向こうに吉祥山と本宮山が見えています。のどかな眺めですね。



ミシマサイコ ↓



環境省の絶滅危惧II類(VU)になるそうです。
薬用植物として乱獲されてきたようですが、現代ならそれに代わるものがいくらもありそうな気もします。
ぜひ、採取はやめにしてほしいものです。



ヒメジソ ↓

道端で紅葉している草を見つけました。近寄ると小さな花もつけています。



”最中”のお二方 ↓

ヤマハッカに小さな虫がペアになって飛んできました。その飛び方はホバーリングに近かったですね。
うまく焦点合わせができなくて何枚も撮りましたが、やはりピント曖昧でしたね。



ムラサキセンブリ ↓

ここでも咲き出した株を見つけました。花の最盛期はまだまだ後のことです。



ズミ ↓

ズミの実を見つけました。一粒試食しますと、快い酸味がありました。



尾根の道 ↓

雨生山山頂目指してこんな道を歩いていきます。最近は人通りが少ないのでしょうか、道にサルトリイバラが通せんぼする場面も出てきます。
剪定ばさみを持ってきていますので、都度、それを切りながら進みます。



雨生山山頂 ↓

草生す中に石が積まれています。やはり最近はここまで来る人が少なくなっているようです。



浜名湖 ↓

浜名湖を見てから山頂を後にして、県境稜線を西進します。目指すは宇利峠です。



コバノガマズミ ↓

実が少しだけなっています。もちろん試食します。酸味のほかにほのかに甘さも感じます。



サルノコシカケ ↓

このように二階になったものはあまり見ませんね。



巻き道風のところ ↓

やがて県境稜線から分岐して樹林帯の中、巻き道のようなごく緩やかな下り勾配を、進んでいきます。



ミヤマシキミ ↓

樹林下で、シモバシラの花がつかずに、茎と葉だけのものを見ました。「これは冬に氷柱ができそうだ」・・・と期待しながらあたりを歩くと、ミヤマシキミに会いました。



峠直前の植林帯 ↓

やがて植林帯内の急降下がやってきます。それの末尾は、このように平坦になり、すぐそこに峠路があります。



宇利峠 ↓

山道の終点はこの峠路です。目の前の車道は国道301号でした。
目の先は浜松で、背後は新城市を経由して豊田市方面に通じます。



登山道の宇利峠下山点 ↓

ここの梯子に降りてきました。 これから先は国道を歩いて下っていきます。
国道脇でも、なかなか豊富な植物相を、見ていくことになります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする