ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/27日 恵那山を前宮道から周回 その3:五合目、枯大桧、中の小屋跡、空峠

2015-10-02 07:17:53 | 草花
天気が荒れるという予報でしたが、皆様のところでは如何でしょうか、小生の住む西三河では、夜半過ぎから雨の降り方がやや強まったという感じで、風もやや強めに吹いていたという感じでしたが、朝起きたらもう静かになっていて、大したことは無かったようです。
午前九時頃から日が差してきています。


恵那山歩きのレポートを続けます。
今山行では標高差1600メートルを上り下りするという、自分の最近の生活の中では相当密度の濃い重筋作業でありました。
芍薬甘草湯エキスという顆粒の漢方薬がありますが、これが筋肉痙攣の特効薬で、じつは今山行中に痙攣を二度起こし、この薬のお世話になっています。
それほどこの山行がきつかったということであり、同時に自分の身体が相当ガタが来ているということになりますね。

ところで、登山口から山頂までの高度差では
北アルプス剱岳の馬場島登山口(760m)から剱岳山頂(2999m)までの2239mはハイレベルだと思います。
もっとも田子の浦から富士山山頂まで歩き通せば、3776mの高度差になりますから、これが日本では最大となりましょうが、距離が長いので、鍛錬した専門家でないと、一日で歩き通すのは無理かもしれません。

恵那山中腹の長い登り部分をレポートします。
潅木帯 ↓

これまで針葉樹の植林帯を歩いて来ましたが、潅木帯に差し掛かると、明るさが出てきます。



白いキノコ ↓

真っ白のキノコを見て行きます。


五合目 ↓

一つの目安の五合目に付きました。(このルートでは山頂は二十合になるようです。)
そろそろ小休憩を入れたいところで、その適地を物色しながら歩きます。



小休憩地 ↓

すぐ、尾根に着き、谷側の見晴らしが良かったので、ここで小休止を入れ、お腹に詰めておきます。



尾根道 ↓

休憩後に尾根道を登って行きます。




可愛いキノコ ↓

道上に可愛いキノコが出て来ました。クチベニタケのようです。



枯大桧 ↓



道の真ん中に大きな桧が立っています。これが枯れてしまっているのが残念ですが、おそらくは20年近くこの姿を保っているのではないでしょうか。



中の小屋跡 ↓



尾根道にちょっとした平地があり、そこは以前、小屋があったようですが、いまは廃墟のような感じでした。
岩の前にお不動様が祀ってあります。



アキノキリンソウ ↓

道沿いにこの花だけは何度も出て来ました。



ぼちぼち紅葉 ↓

木の葉も色づき始めました。頂上部ではドウダンツツジが紅葉していると聞いていますので、それが楽しみです。



白樺 ↓

あたりに白樺やブナが出てきますが、大木ではありません。



アキノギンリョソウ ↓

ここでアキノギンリョウソウに出会います。花の中を覗き込むと、やや黄色味を帯びていました。


笹原 ↓

樹林帯を抜けて笹原が出てくる。こんな場面をこれからあと、何度か繰り返します。



立ち込めるガス ↓

ガスは立ち込めたり、消えて無くなったり、随分気まぐれな天気でした。


齧られた痕 ↓

おそらく毒キノコでしょうね。これを齧る剛の者は誰だったのでしょうか。



ミヤマシグレ ↓

実のついたものを探しながら歩いていましたが、ついに一度も見つけられませんでした。



空峠 ↓
この峠にもう一つ「八右衛門の頭」と言う名前も併記されていました。
コメント (2)
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