分かってはいる筈が、気が付けば、出来ていない。
またまた、10ホールズのドロー・ベンドの話。
腹式呼吸が出来ていないことに気付く。 まず、力ずくではない吹き方、否、吸い方に変わり、楽になる。 従って、音の粒が安定するので、更に長く15秒程まで、無理なく引っ張れる。
ハーモニカは口で吹くもの、と誰しも思うが、そうではなくて、腹で吹くイメージ、と言った方が近いかも知れない。
舌の変化は、極めて微妙で、なかなか、こうするものだと言い切れない。 曲目によって、舌の使い方は、やや変化することもあるので、ドロー・ベンドの基本は言えても、その人のベンドになるかは不明だ。 それこそ、人により違うので、ああでもない、こうでもないと、練習を重ね、自分なりの無理のない型を探り出すより道はなさそうだ。
秋のシーズンに向け、「枯葉」を集中的に練習するが、その日、その日で、ベンドのコンビネーションの良否、仕上がり具合に違いがある。
矢張り、ベンドは難しいと思いつつ、行ったり来たりだが、ハーモニカに対する“基本”を改めて実感させられ、“目から鱗”の感あり。
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