77年前の事実を語り、耳に、目にする迄もなく、現に今、ロシアによるウクライナ軍事侵略で目の当たりにする。
戦争は極悪非道な人間の本性剥き出しの所業に溢れている。 人類の長い歴史からみれば、ついこの間の日本人の生き様もそうだった訳で、他人事じゃない。
歴史を紐解けば、そこ迄やるか?といった拷問、性、考え得るあらゆる殺し方まで、悪行に満ち溢れている。 ドサクサ紛れ、戦争だから許されるとばかりだ。 戦争犯罪を規定するも、いざとなったら、そんなことはどうでもいい、何でもありだ。
戦争に、ルールも何もある訳じゃない。 ウクライナ戦争を見れば、その一端が見える。 中国が、今の一党独裁国家である限り、いずれ台湾の武力統一が試みられるだろう。 日本が巻き込まれるだろう故、どう処するのか心に決めておきたい。 私のいない時代の話だろうか?
人間って、忘れっぽく、平和を望みつつも、戦争を繰り返す矛盾と宿命に満ちた生き物なんだろう。
写真は、現在のJR上野駅地下道出入口と終戦間もない頃には傷痍軍人や孤児で溢れていた同地下道。 今でも、子供の頃に実感した戦後の混乱期の空気と脳裏に焼き付いた景色を思い起こす様に、そこを通る様にしている。