渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

グアテマラから帰国⑤・・・Adios ! ケツァール

2017年11月25日 | 日記
    

Ranchitos Del Quetzal に2泊3日、朝に加え、夕刻4時頃にもケツァールの親子や家族を、幸い2日間に亘って思い残すことなく十分に見ることが出来た。
時季に合わせケツァールの好む実のなる木を植えているとのこと。
朝晩、周辺原生林に霧が立ち込め、如何にもこの鳥に相応しい住環境といった雰囲気十分。

10年程前に改修されたコロンビアの首都ボゴタのMuseo del Oro黄金博物館には、このケツァールの青緑、エメラルド色の尾羽が存分に使われたアンデス王朝の黄金の冠が展示されていたと記憶する。
それは、見事な冠だった。

お宿の女主人Ednaさんは英語が達者で、復路バスの予約やチケット受取り手配をお願いしたり、心温まる対応をして頂いた。
別れを告げ、Ranchitosと目と鼻の先のBiotopo Del Quetzalのバス停で12:00発グアテマラシティ内バスターミナル行き高速バスを待つ。
時折、けたたましいエンジン音、猛スピードで駆け抜ける乗用車、小型・大型バス・トラック、大型トレーラー以外、見掛けるものもない不思議な世界。
無論、日本のように、自転車や徒歩の人などあり得ない。
かつて、メキシコで往来の激しいアカプルコへの幹線道路の峠道脇で車を一時停車、一服休憩時、男が近付いて来て、ピストルで脅され金を取られた経験から、人っ子一人いないこのような場所も裏の傾斜地から、ひょっこり出て来た男に身ぐるみ剥がされることなきにしもあらず。
しかも、霧雨も降り出す。

11:50に来たバスの車掌?は、別のバスだ、と言ったので、それを見送ったが、乗るべきバスではなかったかと疑心暗鬼になっていた。
しかも、駆け抜ける小型マイクロバスは、禁じられていた相乗り?を盛んに勧誘してくる。
本当に来るのか気掛かりになり始め、約40分遅れで高速バス会社“MONJA BLANCA"バスが到着。
車掌が飛び降りて来て、いきなり“Sr.Takada ?”と呼びかけて来たので、“Si,Soy Takada."と言って、笑顔で握手。
直ちに乗り込み・発車。

席について、ほっと一安心、日暮れ前の16:00頃の到着を目指す。
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