朝7時に併設レストランに集まること、との前の晩の御触れ。
疲れなんて、頭の隅にもなし、おちおちと寝てはいられません。
最近、NHKでも放送された由。
世界で最も美しい鳥の一種・国鳥・ケツァールは、幻の鳥と言われる程、お目に掛かれる機会は少ないらしい。
グアテマラの通貨単位は、ケツァール、紙幣にもこのカラフルな雄鳥の絵柄が刷り込まれている。
同じ中米でもグアテマラよりもコスタリカでの方が、見られるチャンスがあるとの話もある。
今回の旅の目的の一つが、この鳥との出会い。
約束通り朝7時過ぎ、早速、ケツァールの雌が飛来。
30分ほど眺める中、雄も現われる。
宝石の様な羽毛の色は見事だ。
好みの木の実を求めて朝7時頃に現れるとのこと。
この鳥、あまり飛び回ったりせず、じっとしている時間が長く動かない。
距離にして2~30m位の距離。
木の中が暗いことや逆光のせいか、写真が撮り難い。
また、尾羽の長い雄が飛ぶ姿を撮影するには、相当に根気がいる。
動画で撮影となると、更に相当難しい。
ドイツ人グループのガイドは、勝手が分かっている為、天体望遠鏡持参である。
覗かせて貰うが、お見事。
皆さん自分のカメラで、その望遠鏡を覗かせてもらい、シャッターを切る。
3人の日本人女性、2・3人のドイツ人グループとアメリカ人グループが前日の晩10時過ぎに到着していた。
日本人は、若い女性ツアー客2人とガイドで、現地人運転手の4人連れで、朝食後、コパンへ乗用車で向かった。
ここで、日本人に遇うとは。
この目で確かめること優先ゆえ、2台のカメラも高ズーム倍率にあらず。
熱愛も終わってみれば、あっ気ないもの。