渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

岡本太郎美術館開館15周年記念

2014年11月08日 | 日記


小田急線・向ヶ丘遊園駅から徒歩15分程の「生田緑地」内にあります。
開館して丸15年を経過し、先日、美術館のレセプションに招かれ、行って来ました。
岡本太郎は、川崎生まれ、ということで、青山の「岡本太郎記念館」とは別に、作品の多くの寄贈を受け、ここ「生田緑地」内に「岡本太郎美術館」が建設されたものです。
岡本太郎は、メキシコ文化・美術から多くの影響を受けました。
従って、「太陽の塔」や「生命の樹」等にメキシコの色合いが色濃く出ており、彼の地にその原型と思しき作品を見ることが出来ます。
また、彼の絵画に、派手な原色が使われていますが、メキシコの風土や近代画家の作品を見るにつけ、納得出来ます。
本人いわく「メキシコというのは、なんて怪しからん所だ。何千年も前から断りもなく、俺のイミテーションを作っているなんて」と。
岡本太郎芸術賞があり、毎年、若手作家の作品が表彰されますが、岡本太郎の真髄が、誤解されている様に思えてなりませんが。

コメント
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