#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【予兆その6】2006-07-15

2006-09-07 | PHOTO
出雲大社の沖縄分社内の一コマ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予兆その5】2006-08-20

2006-09-07 | PHOTO
ファーストフード内の一コマ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予兆その4】2006-08-06

2006-09-07 | PHOTO
那覇新都心内のショッピングモールでの一コマ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予兆その3】2006-08-30

2006-09-07 | PHOTO
新都心公園でのTVCM撮影時の一コマ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予兆その2】2006-08-13

2006-09-07 | PHOTO
国際通りでの一コマ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予兆その1】2006-08-29

2006-09-07 | PHOTO
【予兆】をテーマに写真をまとめていこう…と、今日、移動中に思い立った。

写真を撮影する時は、できるだけ感覚を研ぎ澄まし、
あらゆる事象を見逃さないように、構えて撮影している。

撮影行為はそこで終了するが、写真行為は終わらない。

フレーミングと露出、被写界深度などが計算された一コマは、
1枚の写真として、表現されている。

そこで問題なのは、撮影者がどのような状況で、どのような気持ちで
どのようなアプローチから撮影した写真なのか…などではなく、

その1枚の写真から表出されるさまざまな情報が、
受け手の中でどう再構築されるか…にどれだけ肉薄できるか…なのだと思う。

写真行為とは、写真を再読し、再編集する行為だ。

そのフィルターを【予兆】という言葉で括ってみることにした。
ウンチクはそのくらいにして、まずは並べてみよう。


Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フィッシュマンズ」から「ゆらゆら帝国」へ

2006-09-06 | BOOKS&MOVIES



    偶然こぼれた 涙を見てしまった
    夕べ 見たくはなかった
    急に 言葉が 無力になってしまった
    流星ひとすじ 夜空に

    羽が生えた 人達は
    とうに飛び立ってしまった
    星になれた 綺麗な
    もう 触れはしないような
    だけど今も 側で 羽を磨いてるような
 
    急に心が 浮力を持ってしまった
    流星 ひとつ消えた

    羽があれば 彼女は
    とうに追いかけていただろう
    星になれた 綺麗な
    今日は見当たらないような
    だけど今も 側で 羽を磨いてるような

    「星になれた」 by 坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)


           ●


 「THE LONG SEASON REVUE」を観た。
  茂木欣一を中心にリユニオンしたフィッシュマンズのツアーを
  追ったドキュメントムービーである。

  …とは言っても、ライブ映像がふんだんに盛り込まれた
  疑似ライブみたいな構成だったのだが、
  そのパフォーマンスがとてつもなく、…神懸かっていた。

  茂木のドラミングが、柏原のベースラインが、
  山崎まさよしやハナレグミをはじめとしたヴォーカルが、
  見事に解き放たれたパフォーマンスだった。

  みんなが佐藤伸治のメロディを愛し、詩を愛し、
  その感謝の気持ちを素直に表現しているような
  そんなリスペクトのスタンスが基本にあった。

  茂木のドラムは、その最たるものだった。

  「LONG SEASON」の40分にも及ぶ熱演は、完全にトランス状態。
  …アルファ波、出まくりの心地よいドラミングで、
   スクリーンであることを忘れさせる演奏だった。


           ●  
     

  パフォーマンスの最後に、スペシャルゲストとして「こだま和文」が
  ステージに呼び込まれたとき、ボクは鳥肌がたった。

  「こだま和文」はもっとも敬愛するトランペッターだ。
  彼のバンド「MUTE BEAT」が引き金になって、ボクはトランペット始めている。
  そして、「フィッシュマンズ」は彼がプロデュースしたバンドである。

  ボクの音楽体験の源流は「こだま和文」だったのだ。

  「こだま和文」から「フィッシュマンズ」に至る系譜。
  そこから「Rocking Time」の今野英明や「リトルテンポ」のHAKASE-sunへつながる。
  ステージ上の「ハナレグミ」や「UA」ももちろん収斂されている。
  …そして「ゆらゆら帝国」の坂本慎太郎も。

  彼らは時代を読み取り、時代の空気を、音にし、言葉にし、カタチにした。


           ●


    純粋な目で見れるかい? お前が開けたドア
    夢中で好きになれるかい? 目の前のこの世界
    このうねりや このゆがみや
    このきしみが 好きだよ 熱くなる
    とにかく 君は開けた  
    目の前のドア

    (中略)
 
    未知なる海へ漕ぎ出そう
    流れに身を任せてみよう
    見た事ない国へ行こう
    居た事ない時を行こう
    空から街を見下ろそう
    斜めから空を見上げよう
    時には恋をしてみよう
    嫌な事も 含め全部

    (後略)

    「ドア」 by 坂本慎太郎

           ●

  同時代を生きる同時代のアーティストたち。
  佐藤伸治はすでに星になったが、
  だけど今でも 側で 羽を磨いている…。

           ●
  
    夕暮れ時を2人で走ってゆく
    風を呼んで 君を呼んで
    東京の街のスミからスミまで
    僕ら半分 夢の中 夢の中…

    「SEASON」 by 佐藤伸治
  
           ●

  音楽に生かされている…その事実を、
  映画から、ドカンと投げつけられた。
LONG SEASON REVUE
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラダ気をつけ!沖縄県

2006-09-06 | Photo-diary
生活習慣病のはじまりである「メタボリックシンドローム」。
「肥満」に高血圧、高脂血、高血糖が重なると、成人病は目と鼻の先。
まずはその温床である「肥満」に注意しましょう!と呼びかけたTVCMが
今月10日からオンエアされる。

沖縄は「5年連続肥満日本一」。

酒飲みで、脂モノが好きで、しかも歩かない…今の県民スタイルを
根本的に意識改革しようと「カラダ気をつけ!沖縄県」をスローガンに
呼びかけていこう!とする啓蒙プロモーションだ。

「今は昔の長寿県」ではないが、
平均寿命もいつのまにやら、男性は26位まで落ち込んでいる。
このままでは巷にいる元気ハツラツなオジイやオバアの、あとが続かない。

実際の撮影では、見事にハツラツとしたオジイやオバアが
「ストレス溜めてないか?」「カラダ動かしてるか?」と
ボクたち次世代に問いかける仕立てだ。

カラダ気をつけ!沖縄県。
浸透を期待!



健康おきなわ2010
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UNITED93

2006-09-04 | BOOKS&MOVIES
2001年9月11日から、5年…。

リアルタイムな映像が、
夜の11時過ぎに中継されているのを観て、
事の重大さに気づくことなく、
仕事を続けていた自分を思い出す。

5年という月日が流れても、
あの惨事は色褪せることなく
深く脳裏に刻まれている…とあらためて思った。

「UNITED93」である。

5年前の出来事を時間軸で再現した映画だ。
これを観ると、いかにコンピュータが発達しようとも
決断するのは人間なのだ…ということを思い知らされる。

とにかく情報が錯綜しているのだ。

ユナイテッド航空93便がニューアーク空港から飛び立った時間は朝8時42分。
そのわずか4分後に、アメリカン航空11便は国際貿易センター北棟に激突している。
そして、17分後にはユナイテッド航空175便が南棟に激突。
…これが日本時間の夜11時03分にリアルタイムで中継された。
その後、アメリカン航空77便が朝9時37分にペンタゴンに激突。

わずか1時間のあいだに、乗客計221名を乗せた旅客機が消滅してしまった。

ユナイテッド航空93便の乗客44名は、その状況を知ることなく空へ。
サンフランシスコで過ごすこれからの予定を思い描きながら、
朝食を楽しんでいるところだった。…4名の犯人を除いて。

管制センターでは、次々と起こる信じられぬ事態に困惑を極めながらも、
なんとか最良の手だてを打とうと、分刻みの決断を迫られていた。

その緊迫した状況を余すことなく、この映画は伝えている。

何より、93便内での時々刻々である。
突然立ち上がったイスラム人がひとりのCAに飛びかかり、
…一挙に機内は暗転する。

4名の犯人それぞれが計画通りの行動を遂行し、機長と副操縦士、CAを次々殺害、操縦室を乗っ取ってしまう。
機内後部へ追いやられた40名の乗客とCAは、突然の事態にパニックとなり、1名の乗客が殺害される。

爆弾を身体に巻き付け、仁王立ちする犯人。
なすすべなく、泣き崩れる女性たち。
そんな最悪の状況下であっても、機転を利かせる男性。
機内電話を使った妻とのやりとりから、
すでに旅客機3機が国際貿易センターとペンタゴンに激突している事実を知る。

        「これは自爆テロだ。」

情報を整理し、事態を分析しながらも、その導かれた事実に身体がうち震えたことだろう。
   「このままでは、俺たちもビルに突っ込んで、おじゃんだ。」
…イスラム人の思い通りには、させない。…なんとしてでも、ひっくり返さねば…。
 
その強い意志がひとつになったときの破壊力たるは、すざまじいものだ。
一丸となった乗客が、一気呵成に犯人どもをたたきのめし、占拠された操縦室へとなだれ込む。
…ふたりのイスラム人は急降下で機首を直角に下げ、対抗する。

      「機首を持ち上げろ!機首を上に上げろ!!!!!!」

しかし、磁位が大きくのしかかった操縦桿は、完全に固定され、ビクとも動かない!!!!!!

       …壮絶な、そして究極の、結末だった。



スクリーンは真っ暗となり、ユナイテッド航空93便の事実を淡々と文字で伝えた。
40名の乗員乗客全員の死亡が確認されたことを伝え、哀悼の意を表した。

ペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落した93便が、それでも被害を最小限に抑えられたのは、
最悪の状況下でも冷静に判断し、果敢に戦った40名の勇姿があったからこそだ…と締めくくった。

あまりにリアルで言葉を失ってしまうのだが、
5年前の事実をさらに深く心に刻むためにも、
911を前に受け止めておくべき映画だと、思った。







ユナイテッド93
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする