待望の沖縄での公開に、すぐさま足を運んで来た。
すざまじい映画であった。一言で語ることのできない衝撃。
始まりから終わりまで、「恐れ」を拭うことなどできなかった。
これが1994年の4月に起こった現実なのか?
同じ言語を話し、同じ生活を共にしていたフツ族とツチ族が、
ある日を境に、殺し殺される「報復」の血の海と同化してしまう。
人口750万人のルワンダで、そのうちの11%、85万人ほどのツチ族が、
「報復」の4週間で10万人単位の大量殺害を受ける。1日1万人の大虐殺である。
…これはもう、ホロコーストである。民族浄化である。
パスポートに記された「HUTU」「TUTSI」。
そこに大きな違いはない。顔かたちや肌色が少し異なる程度だ。
オキナワの地に例えるのは適当ではないが、
「うちなーんちゅ」「ないちゃー」ぐらいの違いだろう。
沖縄人と県外人。
そのような差異だけで、隣人を死に陥れる恐怖。
この恐怖は、ちょっと想像するのがむずかしい。
歴史から学ぶことはできるが、実感はできない。
しかし、1994年のルワンダでは、実際に起こっていたのだ。
ひとりのホテルマンが、果敢にその不条理と戦ったのだ。
最後まで職務を遂行することで、なんとか平衡を保ち、
冷静な判断と臨機応変さで、コトの対処に当たる。
…その葛藤は、相当なものだったと思う。
「No Fear」ルワンダの子供たちの言葉である。
恐れのない世界…それこそが、開かれた未来だ。
ひとりひとりがこの現状を真摯に受け止め、
自分の立場に立ち返って考えれば、
もっともっとこの地球は「One Life」へとつながるだろう。
是非とも観てほしい。
「ホテル・ルワンダ」公式サイト
民族紛争の絶えないルワンダ
すざまじい映画であった。一言で語ることのできない衝撃。
始まりから終わりまで、「恐れ」を拭うことなどできなかった。
これが1994年の4月に起こった現実なのか?
同じ言語を話し、同じ生活を共にしていたフツ族とツチ族が、
ある日を境に、殺し殺される「報復」の血の海と同化してしまう。
人口750万人のルワンダで、そのうちの11%、85万人ほどのツチ族が、
「報復」の4週間で10万人単位の大量殺害を受ける。1日1万人の大虐殺である。
…これはもう、ホロコーストである。民族浄化である。
パスポートに記された「HUTU」「TUTSI」。
そこに大きな違いはない。顔かたちや肌色が少し異なる程度だ。
オキナワの地に例えるのは適当ではないが、
「うちなーんちゅ」「ないちゃー」ぐらいの違いだろう。
沖縄人と県外人。
そのような差異だけで、隣人を死に陥れる恐怖。
この恐怖は、ちょっと想像するのがむずかしい。
歴史から学ぶことはできるが、実感はできない。
しかし、1994年のルワンダでは、実際に起こっていたのだ。
ひとりのホテルマンが、果敢にその不条理と戦ったのだ。
最後まで職務を遂行することで、なんとか平衡を保ち、
冷静な判断と臨機応変さで、コトの対処に当たる。
…その葛藤は、相当なものだったと思う。
「No Fear」ルワンダの子供たちの言葉である。
恐れのない世界…それこそが、開かれた未来だ。
ひとりひとりがこの現状を真摯に受け止め、
自分の立場に立ち返って考えれば、
もっともっとこの地球は「One Life」へとつながるだろう。
是非とも観てほしい。
「ホテル・ルワンダ」公式サイト
民族紛争の絶えないルワンダ
打ちのめされました。
(詳細はブログhttp://uruma.ap.teacup.com/waraba/149.htmlに書きました)
本当にこんな事が現代にあるとは・・・
裏に大きな黒幕があるのは、アフリカどこでも同じようです…
平和の大切さ、身にしみました。