まさにタイムリーな内容、
今日の朝日新聞。
friends after 3.11のところで
城南信用金庫の吉原頭取が「こころざし」より「カネ」に毒された
経済一辺倒の社会の歪みについて語った話を書いたけど、
内田樹さんが「仕事力」のコーナーで
「消費者マインドの弊害」という題目で
まさに同じ切り口の見識を述べていた。
最も少ない努力と引き替えに、
最も高い報酬を提供してくれる職種、
それを今の人たちは「適職」と呼びます。
これは就職活動をする現代の若者に対しての警鐘として
書かれた求人欄のエッセイなのだけど、
現代の若者たちは、「賢い消費者=最少の貨幣で価値ある商品を手に入れる行為」
がすべての振る舞いの基準となっている…と嘆く。
最低の学習努力で最高の学歴を手に入れた者が
いちばん「賢い学生」だということ。
だから、合格ぎりぎりの60点を狙って結果70点を取ることは、
100円で買える商品に200円を払うような無駄なことだと思っている。
就活についても同じで、「特技や適性を活かした職業に就きたい」というのは、
言い換えれば「最小限の努力で最高の評価を受けるような仕事をしたい」という価値判断。
すでに自分が持っている能力や知識を高い交換比率で換金したい…と。
これはつまり、成長やポテンシャルなどの「のりしろ」を
端から認めていない、非常に狭い了見な考えで、
だからこそ、海外旅行やボランティア派遣への消極的な態度、
現状を甘んじ、改革などの切り込みに背を向けているのだろうか?
飽和状態の資本主義経済に
オルタナティブなシステムを導入しようと
日々研鑽を繰り返している内田さんからしてみれば、
「ミニマム」な行動様式を佳しとする若者たちの指向も
現在のあだ花に見えることだろう。
これもみな戦後ニッポンの思考力低下に依るところが大きいのだ。
今日の朝日新聞。
friends after 3.11のところで
城南信用金庫の吉原頭取が「こころざし」より「カネ」に毒された
経済一辺倒の社会の歪みについて語った話を書いたけど、
内田樹さんが「仕事力」のコーナーで
「消費者マインドの弊害」という題目で
まさに同じ切り口の見識を述べていた。
最も少ない努力と引き替えに、
最も高い報酬を提供してくれる職種、
それを今の人たちは「適職」と呼びます。
これは就職活動をする現代の若者に対しての警鐘として
書かれた求人欄のエッセイなのだけど、
現代の若者たちは、「賢い消費者=最少の貨幣で価値ある商品を手に入れる行為」
がすべての振る舞いの基準となっている…と嘆く。
最低の学習努力で最高の学歴を手に入れた者が
いちばん「賢い学生」だということ。
だから、合格ぎりぎりの60点を狙って結果70点を取ることは、
100円で買える商品に200円を払うような無駄なことだと思っている。
就活についても同じで、「特技や適性を活かした職業に就きたい」というのは、
言い換えれば「最小限の努力で最高の評価を受けるような仕事をしたい」という価値判断。
すでに自分が持っている能力や知識を高い交換比率で換金したい…と。
これはつまり、成長やポテンシャルなどの「のりしろ」を
端から認めていない、非常に狭い了見な考えで、
だからこそ、海外旅行やボランティア派遣への消極的な態度、
現状を甘んじ、改革などの切り込みに背を向けているのだろうか?
飽和状態の資本主義経済に
オルタナティブなシステムを導入しようと
日々研鑽を繰り返している内田さんからしてみれば、
「ミニマム」な行動様式を佳しとする若者たちの指向も
現在のあだ花に見えることだろう。
これもみな戦後ニッポンの思考力低下に依るところが大きいのだ。