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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【岡本太郎】命そのものに立ち戻る

2011-04-29 | UNITE!NIPPON
広島の友人の言葉。

  僕自身は、母親が爆心地を翌日歩いた入市被爆者で、被爆二世なのです。
  「自分になにかあるのかも」と抱えながら生きていく人が大量に生まれると思うだけで、
  憤りや悔しさでいっぱいになります。
  もっと少数派=反対派の意見も議論の俎上にのせる土壌があったならと悔やまれます。
  原発は平等と民主主義の問題だと思っています。

岡本太郎が大坂万博で景観プロデュースを任されたとき、
万博のテーマ「発展と調和」に対し、異議を唱えるべく
「太陽の塔」を制作した…という。

  「生命そのものに立ち戻る」

 人間、発展も調和も出来てないですよ。
 技術は進んだかもしれないが、むしろ後退してますよ。
 生命の発露はどんどん弱まるばかりだ。

 わたしは「太陽の塔」に単細胞で生きることを具現化したんです。
 「生命そのもの」に立ち戻って生きること、それがテーマです。

原発は平等と民主主義の問題。

…その友人の発言と、岡本太郎の言葉。
わたしたちはどこへ向かっているのだろう。
もっと謙虚でありたい。そう願いたい。


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