#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【E.Yazawa】いつの日か

2008-10-01 | MUSIC
黄昏てく…Fu街よ
悔いはないか?今…

地平線に…Fu残された
美しき空のはかなさ
誰かの背中みたいに見えるぜ

いつの日か
もう一度 逢おう
何も変わらぬ
二人のままで

いつ いつの日か
もう一度 逢おう
夢を見ていた
この場所で

うつむいてる…Fu心
欲しいものは…Yes,”LOVE"

もし涙に…Fuできたなら
今という時が過ぎても
こんなに悲しくなんてないだろう

いつの日か
おまえにもわかる
一人きりでは
生きられない

いつ いつの日か
おまえにもわかる
愛に気づいた
その意味を…

(作詞/秋元康・作曲/矢沢永吉)

    ●

ぐらぐらに揺れ動いている。
精神のバランスが危うい。

そんなときに「風の旅人」
永ちゃんの「アーユーハッピー?」を読んで元気をつける。

「風の旅人」の今回の特集は「時と揺」。
編集長の言葉が憎い。ちょっと引用させてもらうと…

 新しい段階に発展していく時や、
 新しい事態に備えたりする時、
 自然は微妙に揺らいでいる。
 状況に応じて必要なものを選び取っていく
 自由を確保するためには、揺れ幅が必要なのだろう。

 微妙な揺らぎによって全体がうまく調整され、
 結果的に強い力となるのは、自然の摂理のようだ。
 昆虫の触角は常に揺れ動いているし、
 力強く空を切る鳥の翼は、
 一枚ずつの羽が微妙に揺らいでいる。
 
 子供を固定した価値観に縛り付けてしまうと
 激しく苛立つのは、もしかしたら生物の本能によって、
 生きていくうえで大切なものが損なわれる危機を
 察知するからかもしれない。

ものすごくパワーをもらえた。
揺れることを前向きに捉えることが出来た。

     ●

矢沢永吉の「アーユーハッピー」でも
スーパースターゆえの揺れ動く心情が
赤裸々に語られている。

アメリカ進出を夢見て
ロサンジェルスに乗り込んだ時の矢沢は、
大きく揺れ動いていた。

その時代の歌は、英語詞でパンチもなく、つまらない。

しかし、揺れ動いて強くなったその後の矢沢は
胸に突き刺さる歌を、どかんと直球で放り込んでくる。

いちアーティストの揺らぎが
作品の強さとなってこちらに伝播するとき、
受け手の心は鷲掴みにされ、共鳴する。

そして、カタルシスとともに
明日への大きな糧を得ることができる。

すばらしいことだと、思う。

     ●

 そうやって、
 ボクは今日も
 大いに揺れている。

 
Comment (1)
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