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#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【南国ドロップス】LIVE in transit-mall

2007-03-04 | MUSIC
観光客の通りとして、形骸化してきた国際通りを
かつての「奇跡の1マイル」として活性させようと始まった
「トランジットマイル」。

そもそも「トランジットマイル」とは何か?

 歩行者天国は、車を完全にシャットアウトして
 道路に人しか入れないようにするが、
 トランジットモールは歩行者優先で、
 認められた公共交通機関は通行出来る。

 定義としては、
 一般の車両を規制して歩行者に考慮し、
 公共交通機関だけが通行出来るようにした商店街。

「トランジットマイル」はtransit-mallと「奇跡の1マイル」を合わせた造語。

集客のほとんどを「おもろまち新都心」に奪われた「国際通り」が、
地元の人々を呼び戻そうと、この4月から定期的に開催する予定だ。

試みとしては、すばらしい。

しかし、車社会の沖縄では、結局「国際通り」までは車なわけで、
圧倒的に駐車場スペースに乏しい「国際通り」周辺まで
わざわざ足を伸ばす…とは思えないのだが。

そんな「トランジットマイル」な「国際通り」OPA前で
南国ドロップスが2回のパフォーマンスを行う。
幸い、天気は持ち直してきた。

さて、どんなパフォーマンスになることやら。



国際通り「トランジットマイル」

【Brooklyn Museum】Ron Mueck

2007-03-04 | New York
ものすごいインパクトである。

NYから帰ってきてもう3ヵ月が経とうというのに、
未だに未整理の写真が残っている。
特にブルックリン周辺の写真が、まったく手つかずだ。

その中のブルックリンミュージアムで観てきたアートと写真は格別だった。
このRon Mueckというオーストラリア出身の彫刻家と
Annie Leibovitzという女性の写真家の展覧会はものすごいインパクトで迫ってきた。

Ronの作品群は、スケール感覚を失う。

5mの巨大な赤子が泣きじゃくっているかと思えば、
30cmの小さなおばさん2人が、姑をいびっている。

とにかくリアルなのだ。

制作過程のビデオをチェックしてきたが、
塑像の彫刻家が行うセオリー通り、粘土で形を起こしてゆき、
細かいディテールまで粘土で再現している。

毛穴のひとつ、
浮き出た血管のカタチ、
ツメにかぶった薄皮のフォルムまで
…すべてだ。

そのデッサン力だけでも驚異なのだが、
観る者を日常から切り離すために、
極端なスケール変換をおこなっている。

2mの巨大な黒人女性の顔だけ。
部屋の隅にうずくまる3mの白人男性。
5mの手こぎ舟にたたずむ20cmの男。
そのほとんどが衣服をまとわず、醜い体をさらけ出している。

おびえた表情、苦悩に満ちた体?が、
現代人の標本として展示されている中を、
異星の異人を眺めるように、談笑しながら見て回る人々。

醜い体をさらけ出すことなく、
抱えた心情を暴露することなく、
品位を保って作品と接してはいるが、
その内実は穏やかではないはずだ。

その対比が、アートだ。



Ron Mueck