風のたよりのブログ

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マイルス ディビス

2009年02月02日 | 人物画・鉛筆


以前、カテゴリー「音楽」にエントリーした マイルス ディビス を大胆にも鉛筆で描いてみた。

マイルスといえば、眼光鋭く全身筋肉質でチョッと怖いような印象があります。

描き始めたはいいけど、このように全面真っ黒という中から、曖昧な記憶を頼りに顔の凹凸をつけていくのは気の遠くなるような作業でした。
途中で何度も投げ出したくなったり別人になったり・・・と、ま、チョッととぼけた帝王マイルスになりましたがお許しを。

マイルスと言えばスピード狂でも知られており、お洒落でもあり今回は首にスカーフを巻いてるの図です。

知らない方の為にこんな時代でしょうか:


そして、マイルスといえば忘れられないことがあります。
調べてみると1985年の夏のことですが、大阪・万博会場跡地で 【ライブ・アンダー・ザ・スカイ】 ジャズ・フェスティバルにだんな様と友達らと観に行きましたが、マイルスグループらの演奏が終わった瞬間に思い切ってご本人のマイルスと握手いたしました♪

その時の感触が今でもハッキリ残ってますが、マイルスの爪はなんと銀色!でした。

忘れてならないことがマイルスは“絵”にも関心が強かったようでご本人が描いたジャケットがこちらだそう。



私にとってマイルスのイメージは“赤×黒”です。





B5サイズケント紙      鉛筆         2009.冬



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マイルス (osamu)
2009-02-02 11:07:14
さすが握手までされた想い出の人の画像、
緻密なスケッチに圧倒されます
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バックグラウンドミュージック (そよ風君)
2009-02-02 18:05:44
絵の背景から、ちゃんとあの懐かしいトランペットの音が聞こえてきましたよ。
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Unknown (tourien)
2009-02-02 21:21:46
こんばんは!

握手・・・なんて、良い思い出ですね!

今回は、白黒のコントラストも強い作品ですね!
ご本人の画像を見て、納得です。(^^)
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Unknown (yuchi)
2009-02-03 09:01:32
記憶を頼りに描かれたのですか!白黒の鉛筆で肌の感じや目がすごく雰囲気が出ていますね。それに握手したのはすごい。いい思い出になりますね。
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渋好み (ベルル)
2009-02-03 11:41:05
boumamaさん こんにちは。
ステキな人物画ですね!
人物を描くとなると、さて誰を? と 辺りを見渡して・・・。
boumamaさんは、さすが 渋好み。
ポール ニューマンに マイルス ディビス
さて、次が楽しみです!
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お返事 (boumama)
2009-02-03 13:07:56
osamuさんコメントありがとうございます。

そして、拍手までおおきにぃ♪
2作目にしてこんな人を選んでしまったことを嘆きながら髪の毛を掻き毟りながら、更にいうと悶絶しながら仕上げました(笑)

それまでは遠い孤高の帝王と思ってましたが握手をきっかけに身近な帝王と私が一方的に思うようになりました。


そよ風君コメントありがとうございます。

この元の画像はウェブから取り込みましたが、この写真が一番気に入ったわけですが、描くにあたってこんなに難しいものかと・・・“黒”から“黒”の中で微妙な変化をつけるのに一番苦労いたしました。

手も真っ黒、用紙も真っ黒消しゴムも真っ黒になりましたが、洗えば元に戻りますが・・・黒人の心の奥の悲しみまでは到底わかろうはずがありません。

少しの間、黒人の人物画は休むことにします。


tourienさんコメントありがとうございます。

帝王マイルスと言っても知らない世代も増えてきたと思い本人にも登場してもらいましたが、マイルスは黒人のミュージシャンとしては家庭環境(両親が医師・教師)に恵まれていたようですが、なんと思いがけず握手した思い出まで残っています。

頬骨が突出してるように見えますがトランペット奏者なので職業病のような“エクボ?”が特徴でもありますね。



yuchiさんコメントありがとうございます。

遠い存在の帝王マイルスですがこのように握手した時の感触は今でもハッキリ残っています。
その頃は、絵のような天然アフロも勢いが失せ後ろでゴムで束ねた少ない髪だけが年齢を感じさせました。

記憶をたよりに・・と、言っても写真を元に今まで幾度と聴いたレコードのジャケットからのイメージです。

余談ですが、この野外フェスティバルの時、これまた好きなロバータ フラックも共演してましたが昔の恋人だったとか。


ベルルさんコメントありがとうございます。

どうしても人物画を描こうとする時、私の場合今の世代では知らない人も増えつつあるような人物になってしまうようです。

そして、どうしても有名な人になってしまい・・・それだけに難しい!?
さてと、次は・・・?
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