風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

2006年04月13日 | 水彩画
毎年、「茅」ではこの季節ならではの「筍料理」に力を入れています。

今年は不順な天候のせいか市場に出るのが遅かったようですが、やっとこのところ安定して来ました。

この絵の筍は八女のものですが、京都のそれは「筍」のイメージが一変するほど美味。
京都の洛西の地にある物集女(もずめ)・塚原の朝掘り筍は、まだ地面に顔を出さないうちに、掘り出す為にえぐみが殆どなく味わい・歯ざわりともたおやかです。

地面に出る前に掘り出す為色が白くとっても柔らかく、この時期しかない季節の味です。

茅では、若竹煮(若布と竹の子の煮物)・木の芽和え(筍と独活の木の芽和え)・筍寿司(筍1/2の姿寿司)・筍の天ぷら(薄味で炊いた筍の天ぷら)・筍ご飯(筍とお揚げの炊き込みご飯)などである。


ハガキサイズ   水彩+色鉛筆