海外では「ランサー」の名で売っていますが、240psモデルのラリーアートは
どうみてもディアマンテの後継でしょうね。価格・大きさ・重量は非常に近いのです。
◎ 一番感じたことは「軽くスポーツする程度なら安い車」です。
ギャランは車両重量(総重量ではない)1530kg、これに「レカロ2脚」「スペアタイヤ」「工具類」
などなどで1.6トンと重い車です。ランエボは屋根やフェンダーがアルミで軽いのです。
更に、エボはAYCの電子制御で「クルリ」と回ります。試乗車で驚きました。
ギャランはリヤが機械式LSDな古い技術の車です。タイヤへの負担も大きいと考えられます。
タイヤが215と細いのでブレーキも小さく下手に乗るとタイヤはタレるしブレーキはエアを噛みます。
過去、S13シルビア2台・GC8インプレッサ・32型GT-Rは改造しつつ走りに特化してきました。
これ程タイヤがタレる車は初めてです。
タイヤは頑張っても235です。エボは純正245、普通に265が入ります。頑張ればそれ以上も。
よってサーキットや峠では丁寧に運転しないと駄目です。安定したタイムを出すために
1年近くも「セッティング」&「乗り方」に費やしてしまいました。
特にオーバースピードでコーナーに飛び込んでプッシングアンダーを出したらイチコロです。
峠・高速主体で、4人乗車+広いトランクが必要であれば結構お安いです。片手は値引いてきます。
最小回転半径5mは買い物で絶大な威力を発揮します。
◎ ボディ剛性
各誌のインプレにもありますが、非常に固い車です。この車重でジャッキを掛けても普通にドアの
開閉ができます。よって固い車高調の振動は、安っぽい内装では支えきれずに様々な異音を発します。
内装品が擦れ合っている音ですね。ギシ・キュ・ガサetc
◎ SSTは燃費が良い
SSTは人間よりシフトが早く安定しているのでATモードなら好燃費です。9km以上も走ります。
◎ 車高が高い
ノーマルで15cmです。スノーモード有・トラクションコントロール・前後LSD・フルタイム4WDなので
雪の浅い北国のファーストカーにも向いています。リヤは当然マルチリンクです。
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もう、サーキットは今年一杯で卒業することにしましたがSSTの耐久性には落胆しました。他は満足ですね。
購入時に競合した「WRX sti A-Line」のほうがサーキットには向いていたと思います。
この車でサーキットを攻めるなら、ランエボXに買い替えるべきです。
理由は「タイヤ・ブレーキの消耗費」「SSTの故障リスク」が大きい割りに、速くないということです。
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