フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

花の形が銭に似てゼニアオイ、葉が似ているのはゼニバアオイ

2010年05月28日 15時32分37秒 | 花の和名
ゼニアオイは園芸品としてよく庭などにも植えられている。しかし繁殖力が強いため路傍や荒地などにも野生化している。色が鮮やかで比較的大きな株も見られ盛土された荒川土手にも多く見られる。
地中海沿岸原産で江戸時代にはすでに渡来していたと云われる。花の形が銭に似ているのが名の由来。

ゼニアオイに似ているが前回は花が殆ど閉じていたアオイ科の花が全開していた。アオイ科はフヨウ属など花のきれいな種が多く、ワタやオクラ等の有用植物も含まれるが日本には野生種が少ない。
その為か植物図鑑にはあまり載っていないが、花径は1㎝強で葉などをよく見るとゼニバアオイ(銭葉葵)だった。ユーラシア原産で1954年代に軽井沢で初めて採集された(日本の帰化植物)外来種だ。


こちらは葉が銭に似ているので銭葉葵(ゼニバアオイ)


雄しべが筒状に合着し真中から出ているのは花柱


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