お昼休みの東御苑は観光客と近くのサラリーマンたちでにぎわっていた。
雑木林の入り口近くのソシンロウバイはほぼ満開に近く記念写真を撮っている人も多かった。
木々は未だ葉は付けていないがよく見ると赤いとんがり帽子のような冬芽をいっぱいに付けている。林床の落葉の中にフキノトウが元気に顔を出していた。
シナマンサクは大きな枯葉のかげに鮮やかな黄色の花がついているのが見られたが、まだまだ咲いていると言えるほどではなかった。
葉の陰にわずかに黄色い花が見えます
シナマンサクは中国中部原産で花時に枯葉が残り、日本固有種のマンサクに比べて葉も花も大きい。
長さ1~2㎝の線形の花弁が四方に広がるが、枝先に数個の花がかたまって付くのでよく見ないと分からない。
3個花が付いていますが、まだ花弁は開き切っていません
名の由来は野山で他の花に先駆けて咲くので「まんず咲く」が転訛したとの説とたくさんの花を付けるので豊年満作の意味から満作の2説がある。
展望台に形を現しつつあるパレスホテルの階数を数えている2人連れがいたが、大手門入口の交番前から見ると将に威容だった。5ヶ月振りなので工事が進むのは当たり前だが、圧迫感さえ感じさせられた。
大手門の交番前から見た工事中のパレスホテル
さいたま市の荒川堤と水田の花のHPに田島ヶ原サクラソウ自生地の二十四節気の正式の入口を作りました。HPとして独立してもいいくらいの内容がありますので是非ご覧ください。