Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

鉄道車両・おぶ・ざ・いやー

2004-11-12 | てつどう。
さてさて、くるまにはCAR OF THE YEARがありますが、
鉄道車両にも年間プライズがあります。

まずはブルーリボン賞(以下BR賞)。
第二次大戦から復興を遂げた1958年(昭和33年)に、
鉄道友の会が創設した賞です。
初代受賞は小田急電鉄の特急電車 3000系(SE車)。
前年に新製された車両の中から、
鉄道友の会会員が投票で選出した車両を
「最優秀車両」に選定して賞を与えています。

次が、ローレル賞(以下L賞)。
BR賞は華やかな特急車両がもらいやすく、
通勤用車両は受賞が難しい状態でした。
そこで1961年(昭和36年)に通勤用車両を対象とするL賞が制定されました。
しかし、その後通勤用車両の定義が曖昧になってきたため
1974年からは通勤用車両の限定をやめて、
コンセプト・技術・外観などが優れた車両を選考委員が選考して
授与するようになりました。

受賞車両はここをご参照ください。
ご近所の、もしくは日常使っている車両にこんな賞が
与えられていたんだ、と新しい発見があるかも知れません
(実は、へぇ~って思ったのが僕自身だったり^^;


>>写真は、第五回BR賞受賞(1962年)の名鉄パノラマカー(7000系)です。
僕、これの展望席の一番前に乗っていて、飛び込み自殺のひとと
目があったことがあります(@o@)
ちなみに走っているところは犬山橋の併用軌道。
大きな電車がくるまと一緒に橋を渡る、すごい光景ですが、
今は鉄道専用橋が出来て、このかっちょいい風景を見ることが出来ません。
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2 コメント

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Unknown (chitto)
2004-11-15 12:54:35
お初です。

前から思っていたんだけど、JR四国の5100形って、

南海のラピートに似てません?



犬山の併用軌道の舗装修繕を見たことがあります。

レール脇にアスファルト流して、転圧は機械を使わず

軽トラの荷台に作業員が3,4人のって軽トラのタイヤで

踏みつける...。なかなかの光景でした。
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ありがと (ie)
2004-11-15 17:42:12
5100ね、実物見るとかっこいいんだけど

なーんで最近の電車はあんなに怖いのかね、

カオが...

電車自体、

賞を貰うほど斬新だとも思えないんだよねー。





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