Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【てつどう】近鉄三昧(奈良線~橿原線~吉野線)

2009-11-19 | てつどう。


奈良市内~吉野と観光をした足は、むろん近鉄。

奈良市内や県内の道をC5で走り回りたかったですが、
でも近鉄での移動も、近鉄ラブラブなieには、至上のしあわせなのでした。



この日は、東大寺に行く前に難波から奈良線で奈良へ向かったのですが、
ただ向かわず、ところどころで降りて、奈良線を堪能しました。


高架工事中の東花園。
京都市営地下鉄直通用のはずの3200系に妙によく会うのですが、
この電車もデビューは1986年...なのに、少しも古くならないですねえ。






続いて新幹線の通過退避駅スタイルの瓢箪山で降りました。
通過する優等列車の撮影だけでなく、低い秋の朝日が車体にかからない広い構内で
車両を撮りたかったのもあります。



だけど...所詮携帯カメラ...わざと仕組まれたタイムラグと、遅いAFのせいで
高速で走る優等列車はほとんどまともに撮れず。
まあそれでも30分くらいいて、次々入ってくる奈良線の電車を眺めて
とにかく幸せ。


阪神車もかなりの率で入ってきます。9000系。





奈良線にはシリーズ21が多数投入されているので、
かなりの率で9820系か、5820系にあたります。



以前のエントリーにも書いたのですが、関東のJRや民鉄各社が機能一点張りの
E231系に準じた電車をバンバン作っていたときに、
関西の雄近鉄(近畿車両)が出した次世代通勤車は、
コストダウンという言葉が見つからないような、
機能美も兼ねそろえつつ、でもとても丁寧な作りの電車を出してきました。
シリーズ21、さすが近鉄という電車です。グリーンマックスの模型欲しい~!



L/Cカー5800系。これも好き。
大阪線にもいるので、ie、先日これで青山越えしました...。泣いた。





で、前回のエントリーの通り奈良で興福寺と東大寺を見た後、
薬師寺へ行こうと思って橿原線へ乗るべく近鉄奈良から大和西大寺を目指します。

でも、途中新大宮で降りちゃった。
ここなら奈良方面、京都方面へひっきりなしに電車が来て、しかも
特急以外は全部停まる。
ホームの影が気になるが、まあ仕方ない。これまた駅撮り開始です(^^;


モ1277+ク1377。
1230系(1252系)ですがこれはもと1020系だった車両ですね。
これはこれで異端車。




京都市営10系。
エレガントで好きな電車です。




残り少なくなった8000系に会えました。1969年製。
モ8085+ク8585。2連(2両編成)は残り2本です。
ちなみにこの2連はもと4連だった編成。





これまた3200系と阪神1000系。




8400系。




他にもいっぱい撮ったのですが省略...。


そして大和西大寺で橿原線に乗りかえ。
そして西ノ京で降りました。
この駅は、薬師寺の最寄り駅。

なんだかんだで東大寺もゆっくり見て、新大宮でも時間をかけて、
でも今日はなんとか吉野まで行こう、と思ったのだけど、
この西ノ京、駅撮りには結構向いているので、結局薬師寺に行かないで
この駅で1時間も電車撮ってましたwwwwアホですわwww


だけど、そのかわり至福の時間でした(汗
とっかえひっかえ4両か6両の好ましい編成がやってくる^^;

8600系。




8400系。




おおー!また8000系!こちらは最古参に属する1968年製。
きれいに使ってますねえ。感動です。





ウホッ!4両しかない近鉄唯一のステンレス車3000系!ラッキー!





1981年に登場した、第二世代ボディの嚆矢ともいえる8810系。


グリーンマックスのキット買ったなあ...。
あのときはこれしか近鉄一般車の車体が無くて、決して多数といえなかった
8810系だけ作っても肝心の8000系が無いことを嘆いたもんだ...。

バリーエーションが出来るのがGMのキットの魅力だったんだけど
このキット組んでも作れるのがさきほどの4両しかない3000系、
それとこれまた4両しかなかった8000系のアルミ車って、なんじゃそりゃw




それにしても、やってくるのが
奈良線ではあまり見なかった第一世代ボディの電車ばかりで嬉しい。

また8600系。





またまた8600系。これはトップ編成。





これまた貴重、わずか2編成・8両しかない8800系!
第一世代車体最後の系列で界磁チョッパという過渡期の車両です。たまらん。



そういえば8800系、エンドウから出ていたな。
あの当時高価すぎて手が出なんだ。
それにしてもこれも8両しかないwあの当時のNゲージだと希少車種しか集まらなかったんですよ(涙



ということで撮りまくり。
ほんとはもっといっぱい来てますが省略。



で。

やっと吉野に向って移動。このままだと吉野に着くのは
夕方間違いなしですが、後悔もなしw



橿原神宮前から吉野行き急行。
6020系の4連。





傾いた秋の日の中、吉野へ進んでいきます。
吉野口まではゆるやかな丘陵と段々畑、
瓦葺の家々が景色の主なところなんですけど、この景色が好きなんですよね。



観光客が向かう時間ではないのか、
車内はやがてieの貸し切り状態に。





六田で交換。ちなみに吉野口から先の区間、交換ばかりします。
やってきたのは標準軌ではすでに姿を消した旧エース系の面影をぷんぷん残す16000系。
帰りはこれで帰ってやるぜー!





山があるので突き当ってそれ以上いけない処に駅を作った、
という表現がぴったりの吉野着。

駅前にはお土産屋以外何もなく、ロープウェイへn接続駅という風情。

駅構内。
かつて鉄道しか観光輸送が無かったころを彷彿とさせる広い構内、
そして特徴的な高い屋根がステキ。





吉野で降りた後の話は前回書いたので、
この記事ではいきなり帰宅。
17時ころだけど、吉野駅はもう夕暮れ。山の影にあるからだけでなく、
実際に日も落ちてしまっていますので...。



さて、吉野特急で大阪に帰りましょう!



時間的に観光を終わらせる客もまばらなので、
2両の車内もガラガラ。
こんなに空いてるなら前から詰めさせなければいいのに...。




とにもかくにもあわただしい1日はこれでおしまい。
もうあとはビール飲んでグダグダ。記憶もあんまりないです(汗


阿倍野橋着...。


しかしこの大仰な「特急」マークとか、ほんとに昭和40年代のままなのが素敵^^;




ここもまた関西私鉄らしく櫛形の終着駅スタイル。
休日とはいえターミナル駅、本数も多いのでしばし駅撮りです。

南大阪線では超貴重(たしか2連が2本しかない)シリーズ21、
6820系。


しかも希少な行先、六田行き(萌え



しばし、悦楽の時...。
いやあ、近鉄いいですねえ...。
今年ieのブログ近鉄だらけですwww




>>帰りはそのまま帰るとまだまだ時間がもったいなかったので、
消えゆく谷町線のステンレス30系と御堂筋線の未更新10系の探索。
さほどまたずに両方ゲットして一安心して帰りました。


写真が曲がってる(汗



昭和40年代の未来そのものという感じでいいね!



コメント (5)
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