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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.87 まさかの棲息! FIAT131(2ドアセダン)

2008-01-16 | セダン蒐集癖。


ぎゃあ!しかもヴォルメトリーコ!


近所にはときおり「!?」って車がいたりしますが、
このフィアット131もそんな一台です。


131といえばWRCで3年連続チャンプになった131アバルトラリーを想像しますが、
これのベースになったのは、オバフェンのない131セダン。


1974年に、傑作と称された124の後継として、
ベルトーネがデザインしたシンプルでいまなお見飽きないモダンなボディを纏って登場。

なお131のサブネームともいえるミラフィオリ(直訳すると千の花?)は
フィアットの工場名。
なんかいいですね、こういうネーミング。


今でこそフィアットはFFでDOHCっていう感じがしますけど、
かつてはコンベンショナルなOHVエンジン+FRばっかり
作っていたんですねえ。
この131もたぶんにもれず、きわめてフツーなFRだったりします。

まあ途中から全部OHCかDOHCエンジンばかりになっていくのですが。
このあたり設計のエンジンがまたつい最近の車種まで(場合によっては現在も)
延々と改良されて搭載され続けてるのがまたいいんだなあ。




で、写真の車はアバルト製スーパーチャージャー(ヴォルメトリーコ)で武装した、
その名も「131 アバルト ヴォルメトリーコ」!


これのエンジン、たしかアバルトラリーと同じだったはずです。
いやあ、いいもの見せてもらったなあ(涙目



>>当時のカタログや写真で見るとでっかいイメージがあるんだけど、
この131の後釜がレガータ(リトモのセダン)だと思うと、
ほんとは小さい車だったんだなあって思っちゃいます。
コメント (6)
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