花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

やっちまったな

2021年10月03日 | 研究
チームの本拠地である馴化温室。
研究も一段落したので片付け作業に取り組み始めました。
するとどうでしょう。温室の床が土だらけです。
どうやら実験に使う鉢植えの苗をポットから取り出し
根についている土を流水で洗いながす作業を何度もしましたが
その時、流れ出した土が床いっぱいに散らばったようです。
今、汚したわけではありませんが
忙しいときは気になりませんでした。
やっちまったのはしょうがない。
そこで女子メンバーに床の掃除をお願いしました。
この日の掃除は時間の関係上1時間弱。
したがって土を温室から外へ運び出すことはできませんでした。
名農は明日から中間考査。したがって今週の課題研究はお休みです。
また次回の課題研究も学年行事でまたまたお休み。
再開はずっとずっと先ですが、その時にまた
床を含めてみんなで大掃除したいと思います。
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霧か靄か

2021年10月03日 | 学校
朝の名久井岳。
朝なので朝靄と呼べばいいのか
朝霧といえばいいのかよくわかりませんが
ときどきこのように山麓に白く大きな雲が横たわります。
霧(きり)も靄(もや)も微小な水滴が浮遊している状態なので
雲と同じですが、いろいろな要素で区別しています。
でも簡単にいえば視界1km未満を霧、1km以上になると靄。
つまり霧の方が先が見えない状態のようです。
では霞(かすみ)とはなんでしょう。
実は霞は気象用語でないので、比較できません。
また現在、俳句が人気ですが霞は春の季語。
霧は秋の季語。しかし靄は季語になっていません。
なんだかぐちゃぐちゃになってしまいましたが
気象用語にも季語にもなっているのは霧。
確かに一番耳にする言葉だと思います。
ではこの雲は霧でしょうか、靄でしょうか。
答えはわからない。この雲の中に入って
視界を確認する必要があるようです。
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お礼肥

2021年10月03日 | 学校
久しぶりに温室にやってきたフローラ ハンターズ。
まだ屋外の実習が気持ち良いと感じるうちに
温室内の掃除をしようと考えたからです。
みんなで手分けして活動を開始しましたが
彼女たちはいったい何をしているのでしょう。
実はこの大きな鉢に植えられているのはブルーベリー。
初夏にはたくさんの果実を収穫させていただきました。
彼女たちはそんな収穫の終わったブルーベリーに
せっせと堆肥を与えているのです。
この作業の名称は「お礼肥」(おれいごえ)。
来年またたくさんの実をつけてもらうために
1年の最後にこのように肥料を施すのが果樹の栽培法なのです。
「お礼肥」。相手は植物ですが、
まるで人だったかのように感謝する先人の知恵ですが
優しさや謙虚さを感じる素敵な言葉です。
さて10月に入り、県が出していたコロナ禍に伴う学校の対策も
緩和される通知が出されました。
とはいっても部活動は週3回以内、外部人材の来校の原則禁止、
もちろん大会やコンクール出場も厳しい制限が課されています。
どうやら出歩くのはまだまだ無理なようです。
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