冬が来る前に

春から散らかしっぱなしにしている温室。
１度、２度の掃除じゃ片付かないのはわかっています。
ではいったい何から手をつければ良いのでしょう。
長年の経験から、優先順位は「水洗い」。
爽やかな空気が冷たい空気に変わる前にやってしまわないと
風邪をひいてしまいます。この選択ばかりは絶対ブレません。
さてご覧ください。春から育ててきた植物もすっかり枯れてしまい
空になった鉢をきれいに水洗いし始めた女子メンバーがいます。
また実験で使った水槽をきれいに洗っているメンバーもいます。
この日はまもなく9月も終わるという時でしたが、
日中は25℃と温室内では汗ばむ気温。
したがって水洗いがとても気持ちよく感じます。
おそらく次回もきっと水洗いがあるでしょう。
でも行事のため課題研究は休講。
次回はまだまだ先。寒さを感じ始める頃になりそうです。

秋風でお目覚め

夏の間、存在すら感じなかったクリスマスローズが
秋風に吹かれて、目覚めたようです。
なぜならクリスマスローズは暑さが苦手。
したがって広葉樹の下で直射日光を避けながら休眠していました。
長い眠りから覚めたクリスマスローズ。
今度は別人のように俄然元気になっています。
葉の形、少し明るめの葉の色から判断すると
これは正真正銘のクリスマスローズ。
12月のクリスマスに純白の花を咲かせるニゲルという原種です。
実は皆さんがクリスマスローズと呼んでいるのは
オリエンタリスという色とりどりの種類。
開花は春で、愛称はレテンローズ。
クリスマスローズではないのです。
さてこのニゲル、本当にクリスマスの時期に咲くのでしょうか。
クリスマスまで３ヶ月を切りました。
観察したいと思います。
ところで一昨日は青森県において66年ぶりに
10月の真夏日となりました。紅葉も遅れるはずです。
しかし今週末あたりから最低気温がとうとう10℃を切りそうです。