花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

小道具

2021年10月28日 | 研究
先日行われた馴化温室の大掃除。
実験装置の片付けはもちろん、
汚れっぱなしの部屋も女子メンバーによってきれいになりました。
机を片付けていたメンバーが不思議に思ったのがこれ。
英語が書かれてありますが、変な形に切り抜かれて
さらにアイスキャンディーのように割り箸の棒が付いているのです。
これは昨年解散したトレジャーハンターズ、
それも国際大会で発表した二人にしかわからないグッズ。
集水システムを紹介するビデオを制作した際に使った小道具なのです。
もちろんその映像を後輩のフローラハンターズは
まだ見たことがないため、わかるはずがありません。
また上の方に木で作った不思議な木工品もあります。
これはもっとレア。国際審査で三和土の説明をした際、
土を叩いて固めるという作業を表現をするために
メンバーが家で作ってきた手作り工具です。
左官屋さんだってこんなものは使わないので
世界に立ったひとつの工具だと思います。
おそらく彼らのプレゼンをご覧になった
審査員の方だってわからないと思います。
使ったのはわずか数秒くらいでしょうか。
何事も精一杯やろう!
トレジャーハンターズのお宝が後輩たちを見守っています。
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大きな洋なし

2021年10月28日 | 学校
高い木の枝に大きな洋なしのような果実が実っています。
南部町はフルーツの里。もちろん洋なしも栽培されています。
有名なのが大型でジューシーな「ゼネラル・レクラーク」。
なんと日本で最初に栽培に成功したのがこの南部町なのです。
生産量が少ないので幻しの洋なしといわれています。
機会があったらぜひ食べて欲しい町自慢の逸品です。
でもなんだかこの洋なし、レクラークにしては形が変です。
近づいてよく見ると枕のようにずんぐりむっくりしています。
そうです、これはなしはなしでもバラ科のカリン(花梨)。
残念ながらこの果実は固くて生食できません。
しかしジャムや蜂蜜漬けにすると美味しいそうです。
でもカリンの一番の魅力は香り。とても良い匂いがするのです。
部屋に1個おけば、カリンの匂いが充満。自然の芳香剤となります。
ところでこのカリンによく似た果実をつける樹木があります。
それがバラ科のマルメロ。どちらも香りが良いことから化粧品に使われます。
しかしマルメロの果実は、毛に覆われていて形は洋梨。
まったく違う果物なので間違えないようにしましょう。
さて名農は今日から文化祭の準備にはいります。
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