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BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

慶州へ

2007-05-14 23:36:00 | のほほん日記
慶州(キョンジュ)へ行きたいと私がジウンにリクエストしたので、ジウンが宿を取ってくれた。
釜山について3日目、
私達は朝のんびり起きて、支度をした。
お昼前にジウンのお姉さんが迎えに来てくれた。
ジウンが慶州までお姉さんに車で送ってくれるよう頼んだのだ。
お姉さんは仕事があるんじゃないのかなぁ。。。と思ったのだが、車の中でお姉さんに聞くと「今日の分はもういいのよ」と言ってた。お姉さんは携帯の会社のマネージャーをしてて、たぶんそれなりにえらい地位にいるらしく、融通が利くのかもしれない。いずれにしろ、釜山から慶州まで高速道路で1時間を私達を送ってくれるのだから感謝しなくてはいけない。お姉さんも少し英語が話せるみたいだ。ジウンのそのことを聞くと「私が学生のころ、彼女はすでにヨーロッパ中を一人で旅してたわ」と言う。なるほど、ジウンがあんなにヨーロッパばかり旅行へ行きたがるのもこのお姉さんの影響かしら?
私達は3人でおしゃべりしながらあっというまに慶州に着いた。お姉さんは慶州で一番有名なレストランへ連れて行ってくれた。お店の外壁には慶州のシンボル「新羅のスマイル」と呼ばれる彫刻のリリーフがあって、見せは韓国の伝統的な家屋スタイルだった。入り口を入ると、色々な古い展示物が飾られていた。農機具や戦争時代のものとか。天井が少し低く土間のようなとこを抜けると、広い座敷の部屋になってテーブルがたくさんあって、たくさんの人がご飯を食べていた。部屋の周りにもやはり古い民族衣装や飾りなど色々なものが展示されてて面白い。
「この店はすっごく人気があるのよ、私がこの間着たときは料理が出るまで30分以上は待たされて、頭に着ちゃった」とジウンがいう。今日は平日なのでさほど混んではなく、私達はすぐに座れた。面白いことにここのウェイトレスは外国人もいた。フィリピンもしくは東欧方面か南米か、、、そんなウェイトレスが2,3人に韓国人のウェイトレスは化粧が濃すぎ。私がそう言うとお姉さんもジウンも笑ってた。
さて、ここの名物料理はズバリ野菜料理。肉中心になってしまう韓国料理だけど、私がお肉が苦手なのをジウンはわかっててここに連れてきてくれたのだ。ゆでた白菜や昆布やサンチェなどが運ばれてくる。
それをまず手のひらで広げて、そこにご飯をのせ、おかずを載せてくるんで食べるのだ。おかずがまたありとあらゆる20種類ぐらいの料理が出てきた。あらゆるナムルにキムチ、酢の物にナスの炒め物、牛肉や鶏肉、タコなどを使ったものまであって、好きなものを選んでご飯と野菜でくるみ次々食べる。おかずはなくなったらいくらでもお代わりできる。もちろん包む野菜もご飯もいくらでも。食べすぎだ。おなかが苦しくなって食べきれず残した。ま、これが韓国の流儀である。残して何ぼ。日本人的にはいやだけど。
さて、ご飯も終わったらお姉さんがどこか観光するなら送っていくわよ。と言う。行為に甘えることにして、まず今日の宿泊場所へチェックインへ行った。
これがまたコンドミニアムだったのである。ジウンの家族がファミリーでこのコンドミニアムの会員になってて、利用できるのだ。
見た目がマンションのようないくつものコンドミニアムが並んでて、その中の一つに入った。「ここは普通に留まると高いけど会員だとすんごく安いのよ」と言うが、見た感じあんまり新しくなく、ちょっと中国あたりにこういうホテルありそうだ。部屋は6Fでエレベーターから一番遠い部屋だった。広くって長方形の部屋で、入り口付近にトイレとキッチンが、そして窓際にベットとテレビがあるだけの殺風景な部屋だったが、これで十分。今日の夜はジウンがキムチチゲを作ってくれるらしい。
その前に私達はお姉さんに送られ石窟庵(ソックラム)と仏国寺(ブルグクサー)へ観光に行った。