My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

関係

2007年07月04日 | 或る日或るとき
 この2,3日kaoはアトラクションのダンスの練習その他諸々で遅い帰宅。疲れているせいか夕食もとらずお風呂にも入らず、グ~グ~寝てしまうのだ。

 疲れが溜まったところに、このところ夜は肌寒い。こういう気温の差が激しいいとき、軽い喘息のある娘の体は即反応してしまうので、今朝は体が思うように動かない。体調が整うまで様子を見ようという事で、学校に遅刻連絡をしておいた。本当は、体調管理の悪さのいいわけがましくて、いやなのだけれど、体裁を考えてばかりでは娘の身が持たないので、今日はよしとしよう~~(~_~;)
 こういう体調不良は、甘えややる気のなさと捉えられることもあるから、微妙。自分の体のことを知っておかないと、社会人になった時に困るので、自己管理には気をつけさせているのだが、突っ走りタイプでなので体力消耗の激しい危ない人だなぁ。
まあ、若いってことなんだね・・・。
 
 声をかけずに、少し静かにさせていたら気持ちにも元気が出てきたので、朝食をとらせた。そのとき、それとなく昨日興奮して口走っていたことの内容を話題にしてみたが・・・嫌がらず応えてくれた。
どうも話が変な方向になっていたらしい。

 Yちゃんは昨日”「kaoが日頃自分の事が気に入らないから”、今回なにかと悪い情報を周囲に流している。」ということを言ったようだ。そんな事実がないことを知っているkaoの友達、ピアノのMちゃんが「それは誤解なのよ」と、説明すると、Yちゃんが泣き出したのだそうだ。
 泣いたのは、メールの主かと思ったら、なんと、あの頭のいいYちゃんだったなんて・・・驚いた。
 そうなのか・・・。でも・・・そういとき泣くと・・・かえって周りには受け入れられるものではないのでは?と私が言うと、kaoは、

「それが、すっかり周りにいた人(ってどんな人?その範囲はせまいかも。というギモンあり。)に同情されてるのよね。」
は?
ああ、そういうこともあるんだね。kaoの親の立場で事態をを見ていた私・・・?
 
「でしゃばって、ひとの仕事にまで手を出したkaoということで私が悪者扱いされてる。メールして来た人も、よく事情もくわからないのにただ味方してるだけ。結局最終的にはほかの皆も手伝うことになったのにな~。みんなで係りの範囲を関係なく手伝い合ってるんだよ・・・。
私とYちゃんの問題なのに、そのことを説明する相手が増えるのは疲れる。」

 うう。私はもっと互いの意見の衝突が生んだトラブル、だけだと思っていたのだけれど。。なんというか・・・はじまりは、そういうところじゃ・・・なかったんじゃ?
ピアノのMちゃんは「Yちゃんのきもちもわかるんだけどね。」と日頃kaoの仲良しさんなんだけどその点は中立。私も・・・わからないわけではないげど。冷静な友達が他にもいるので、kaoは孤立しそうでいて、それほどでもないみたい。
男の子たちはそんなことも知らず無邪気らしい。


Yちゃんは、装飾係の責任者が気持ちの上ではメインなので、そうそうあれもこれも手伝う気持ちの余裕はなかったと思う。与えられたことを粛々と進めて行きたい。

そういえば~
私は高校の頃、衣装の責任者だったが、やはり皆があっちにもこっちにも盛り上がっていくのでどうなることかと先の見えない思いになった事を覚えている。。
結局とりあえずその人たちのエネルギーを大事にしたかった。いいアイデアは出てくるし、一応私が支持した責任だけは果たしてもらった上で、後はどうにかるんだろうと思って。どんぶり勘定の責任者だったんだ~。
黒子の立場に徹してしまったので目立たない自分が淋しかったのは事実だったけどね。 それより、皆が嬉しそうにかかわってくれることのほうが自分にとっては安心だった。自分の責任が果たせるかどうか恐怖だったけど。ただ2人だけ、バスケ部と陸上部の女の子がずっと手を貸していてくれて、陸上の子が「葉月も頑張れ~。」と一言だけ言ってくれたので、スッキリ目標に向かうことに。泣きたい気持ちにはならなかった。
Yちゃんにも「そういう励ましの仕方」をしてくれる人がついていたらなあ。いれば泣かなくてすむ。

でなければ、自分が冷たくされているように感じたとき、『kaoが自分に対する不満を他人に流したからだと思いこむ』ことはないはずだろうに。
一生懸命まとめようとする自分の声が消えてしまうような、孤独と焦燥感があったんだろうとは思う。その点では当時の私もおんなじ。(私は彼女のような優等生ではなかったけれど。)なんというか、、、同情されてるだけでは前に進めないよね。

 一方kaoは現実主義なので、クラスでいいものを作るには、なんでも協力すればいいと思っている”頑固者”。
自分の持ち場の装飾、工作関係には明るいので、(彼女は中学時代美術部の部長だったせいか、作業の見通しがつくのだ)進度のことには確信があったのかもしれない。そこをYちゃんにもわってもらえるようにする、理屈じゃない人間関係・・・がまだなかったのだろう。(説明だけでは経験のない人に理解してもらうのは難しいのでそれを補う信頼関係が必要なのだと思う。)
 kaoのクラスは頭も良くてしかもテンションの高い女の子が揃っている。それぞれ仕切るタイプの子が多い。kaoのパワーでは足元に及ばないので、退くことのほうが多いのだが、それでも行動に走るのが止められないんだろうな。

小さなことだけれど、今だから大きく、そしてこれはレッスン。
「気持ち悪い」と表現したのは、嫌悪と拒絶。相手のことも、そして一番自分のことが嫌いだ、人間の感情も嫌いだと言いつつ、
自分自身がどういう人なのかわかっていく。
意外と、手ごわいのは相手ではなくて自分なんだし。
うまくいかないことなんてたくさんあるしね。







 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする