全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

刈谷市役所前にて

2006年08月30日 23時02分50秒 | Weblog
昨日は、刈谷市役所前にて
1998年12月に亡くなられた美術館職員の倉田康弘さんの公務災害を求める会のビラ配りがありました。
 ATU関係者も何人かがこの会の会員や事務局のメンバーにいます。それは、不当なことは、やはり認められないという立場からです。
 民間の労災と公務災害は現象では同じでも、手続きの進め方では異なります。それも職場に労働組合があるのとないのとでは大きな違いがあります。刈谷市役所は職員組合がないことでも有名です。もちろん互助組織はありますが、労働条件に関わる異議申し立てが十分にできないところが、トヨタとよく似ています。
 昨日のビラ配りでは、にもかかわらず年配を中心にほとんどの人が受け取ってくれました。しかし途中で、若い職員らしき数人の男女が通ろうとしたところ、最初の1人が取るのを拒否したら、全員沈黙で無視して通り過ぎました。トヨタの工場門前の姿がダブりました。同僚への受動的な自主規制も働いたのでしょう。
 「あんなたち、人間か!同じ職場の人間が亡くなったんだぞ!いい悪い別としてビラぐらい受け取れよ!」一人の女性が怖そうに振り返りました。
 まあ、こんなことがいえるのは、接近戦だからです。
トヨタもすごいですが、沖電気もすごいです。田中哲郎さんという方が歌っています。
コメント (4)
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