全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

こんな情報が寄せられました

2006年08月21日 20時31分05秒 | Weblog
トヨタ自動車で再々こんな事が起きていると言うのです。
 会社に出勤したら、協力工場から部品が入荷しないので、
組みつけが出来ないから、「有給」を取って休まされたと
言うのです。1日休んだ人と半日休んだ人がいるそうです。
 1月~3月は土曜日通常出勤がありますが、この時も仕事
の比較的暇な職場は50%ぐらいの作業者が「有給」で休
まされます。
 豊田労働基準監督署では有給休暇を「生産調整」に使用
してはならないというのが見解でした。
 他企業でもこんな事が行なわれているのかな?
「情報をお寄せください」

 ”守らせよう労働基準法!快適な職場作りは私たちの権利”
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エド委員長から

2006年08月21日 11時02分37秒 | Weblog
フィリピントヨタ労組エド委員長の談話が支援する会から届いています。
それにしても、フィリピンは無法国家で、マルコス時代と大差はありません。
怒りを抑えて以下転載です。

始まり
TMPCWAの指導者・組合員21名への逮捕と刑事犯罪デッチアゲ攻撃の真相

さる2006年8月16日午前9時30分頃、TMPCWAの執行委員と組合員達が労働雇用省
(DOLE)に赴きました。私達が2006年7月14日に提出した再検討申立書に対する
理由を付した命令書を発行してもらいたい旨の書状をアルツーロ・ブリオン長官
に提出するためです。DOLEの警備員達は組合員達をDOLEの中に入れまいと強く拒
否し、うち一人がいきなり銃を取り出して、5回も発射したのです。

私達は命の危険を感じて、7階まで駆け上がろうとしました。そこはブリオン長
官の執務室があります。労働者達は口々に叫んで、自分達が警備員に撃たれよう
としていると、DOLEの勤務員に告げました。すると突如、およそ50人の警察官が
割り込んできて、警備員達と一緒になって、銃を手にして労働者達に襲いかかり
ました。組合員のうち5名が警察から殴られ蹴られ叩かれたために重傷を負いま
した。私達の中の21名が拘置所に連行される前に、医療手当てを受けるため病院
(マニラ市民病院)に運ばれました。警察官は誰一人として名札を付けていませ
んでした。

拘置所では、一般収容セクションの主任取調官が、きわめて偏見をもって対応
し、DOLEの警備職員の訴えは受理したのに、労働者達が申立てた訴えは受理しな
いという差別をしました。DOLEの警備員と警察の取調官は、TMPCWAの組合員と執
行委員21名に対し、次の罪名でデッチアゲ告訴をすることを示し合わせていたの
です。すなわち、軽傷害、暴行、財物損傷、不法侵入および扇動の罪です。

私達は全員、マニラの西部警察地区(WPD)に2夜3日間勾留され、ようやく2006
年8月18日午後5時頃、処分保留で釈放されました。(訳注:処分保留の訳語を
当てておきますが、元の英文はRFI (Released for Further Investigations)
「さらに調査をするために釈放する」となっています。)

労働者達のうち、次の者が勾留されました。ED CUBELO, MELCHOR GONZALES,
LARRY ORMILLA, ROMUALDO SIMBORIO, ROMMEL TOLENTINO, REYNALDO CUEVAS,
CARLITO PALAMOS, JOHN FAJURA, PETRONIO TACLAN, ALEX CAALIM, FEDERICO
TORRES, MANOLITO GERTES, ANGELO GAVARRA, ROWELL DELGADO, VIRGILIO
COLANDOG, ROMMEL ARCETA, LESTER ATUN, RICKY BINDOL, JAYSON FAJILAGUTAN,
JOSEPH ALICABO AND ROMMEL MARIANO, 。これらはすべてTMPCWAの組合員です。

事件の背後と事前の真実

TMPCWAがイムソン次官の違法な決定に対する再検討申立書を提出したのち、
TMPCWAの組合員は、そのフォローアップを行うためにDOLEの庁舎内に入るのを、
いつも遮られてきました。DOLEは常時ドアに施錠をし、私達のブリオン長官との
面談の要請を聞き入れません。

このような状況であったので、私達は、私達が提出した再検討申立に対する結論
が、すでに2006年7月31日出されていることを知りませんでした。私達は、2006
年8月8日になってイムソン次官署名の書状の謄本を入手してびっくりしました。
それはTMPCWAの再検討申立を最終的に却下することをエド・クベロに通知すると
いうものだったのです。

私達にとって何がなんだか訳が分からなかったのは、どうしてDOLE長官はTMPCWA
の適法かつ正式の再検討申立に対して、決定が最終的のものであることを通知す
るのに、エド・クベロと組合宛ての、DOLE長官の承認ありという、単なるイムソ
ン次官の非公式書状をもって応えるというようなことをするのであろうか、とい
うことでした。なぜ命令書でしないのか、どうして書状なのかということです。

8月4日、長官室は急遽「判決登録」を発しました。イムソン次官の6月29日の決
定が最終かつ執行可能であることを確認するというものです。2006年7月14日、
フィリピントヨタ経営陣は御用組合TMPCLOと団交協定交渉を開始しました。
TMPCWAがすでに2004年以来最高裁の最終判決を持っているのに、なぜ会社は私達
との交渉を強く拒否してきたのでしょうか。(訳注:「判決登録」とは、裁判所
が判決を下す際に裁判官の書いた判決を判決原簿に登録することを指し、その登
録を行ってから判決言渡しをします。したがって判決言渡しと同じことと考えて
もよいでしょう。本件では行政庁である労働雇用省がその決定を発行するのに同
じように決定原簿に登録して発行することを比喩的に指しているものと思われま
す。あるいは司法手続と連動していて、裁判所に持っていって判決として登録す
るようになっているのかもしれませんがそこまでは分かりません。)

このことがTMPCWAをDOLE長官のもとに赴いて、一片の書状ではなく命令書を発行
してもらいたいという要請を記した書状を提出するように仕向けたのですが、し
かしながらDOLE長官は、私達の要求を聞き入れるどころか私達を暴力的蹴散らし
たのです。

トヨタ経営陣は、トヨタの全一般労働者の正統な唯一交渉団体としての、法的に
も同義的にも根拠をもった、私達のきわめて基本的な権利を、じつに長期間にわ
たり無視し続けてきました。

TMPCWAの執行委員と組合員21名の釈放後、その同じ2006年8月18日の午後、私達
は南部タガログ地区の支援者達と共に、トヨタのサンタロサ工場前まで行進し、
糾弾抗議行動を展開しました。

TMPCWAは約束しました。DOLEとトヨタ経営陣がTMPCWAに対する彼等の違法で汚い
企みを止めるその時が来るまで、私達は、逮捕を怖れることなく、再度、再々
度、同じことを繰り返し行うであろうと。

トヨタとDOLEおよびTMPCLOとが結託した違法な反組合活動糾弾!

黄犬(イエロー=御用)組合TMPCLOとトヨタ経営陣の違法な妥協の産物である団
交協定(CBA)糾弾!

違法に解雇された136名のTMPCWAの組合員と執行委員を職場復帰させよ!

2006年8月19日 TMPCWA

以上
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