
いったいこんなに道路をいっぱい造って公共交通機関を潰してしまったのはいったい誰なんだ。車がないと生きていけないと思いこませて車を買わせたのはいったい誰なんだ。自民党がこれまでせっせとやってきたことではないのか。それに対して何の反省もなく、民主党が油の値上げに泣いている庶民のために暫定税率廃止と値下げを旗印に選挙を戦う戦術を明らかにしたとたん、手のひらを返したように環境に逆行だという。ふざけるなと言いたい。
自民党がそれを言うなら、暫定税率で国民から取り上げた3兆円ものお金を道路建設だけに使うというのはやめて、一般財源にするという政策といっしょでなければ、口実だと言うことがバレバレだ。このさい、暫定税率分の税金はすべて環境問題に使うと言ってみてはどうか。それなら民主党のガソリン値下げ論よりは自民党の言うことの方が納得できるというものだ。
でも、自民党はそんなことは言わない。土建国家といわれるような国づくりをしたのは自民党そのもの。自民党は土建会社と自動車産業に支えられている。道路を造り続けなければ、そして環境を破壊し続けなければ自民党は自ら滅ぶ。
民主党さん。暫定税率を廃止して、ガソリンに環境税を創設しましょう。そのお金で道路建設で壊された自然を再生する事業をやりましょう。そうしたら、雇用も確保できるし、環境もよくなる。そうして、洞爺湖サミットに小沢一郎がその政策を持って参加できるではないの。


これ迄散々”数の論理”で全てを押し切って来た癖に、参院で与党案が否決されると「数で押し切るのは許せない。」と天に唾する様な発言を平然としていた自民党の某議員。そしてガソリンの暫定税率廃止が持ち上がると、急に環境問題を持ち出して来たのも自民党。比呂志様がこちらで書かれておられる様に、「これだけ無駄な道路をバンバン作って来たのは何処の党なのか?」と自分も言いたいです。
何でも「株価の大暴落は、NHK職員のインサイダー取引等、メディアの信頼性を損ねた事も大きく影響している。」なぞと主張する議員も自民党には居るとか。自浄能力が無くなっているとは思っていましたが、此処迄自民党が腐り切っていたとは・・・。
P.S. 書き込み戴いた件、非常に勉強になりました。有難う御座います。