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サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

猛暑に負けずに読書

2013-08-12 | 読書

体温よりも高い気温が毎日のように記録される。以前住んでいた埼玉県も熊谷市が高温で有名だったが、京都はそれ以上かもしれない。幸いにと言って良いのかどうか、まだ40度には達していない。それでも病気の時の体温に匹敵する38度、39度という気温が毎日続くと、もう正常な意識ではいられない。それでもエアコンを使わないで扇風機に頼っている。パソコンも、熱中症と思われる症状がときどき現れる。これ以上酷使すると、すべてがパーになってしまいはせぬかと心配だ。

毎年恒例の下鴨神社で行われる納涼古書市に出かけた。下鴨神社の糺の森は、普段でも巨木の下は涼しいところなのだが、さすがに今年はうだるような暑さだった。それでもたくさんの読書愛好家が遠くからも駆けつけ、熱心に展示された古書に見入っている。手作り市や古道具市、ベジタリアンフェスなどいろいろな店舗が建ち並ぶイベントへ行ってみるが、古書市はこんなに人が大勢いるにもかかわらず、実に静かだ。深閑とした糺の森の古書市は、静かに静かに人々の熱気を吸い込んでいる。

一年に2~3回行われる古書市には、かならず出かけるようにしている。その度に、両手いっぱいの本を抱えて帰る。毎回、1万円から1万5千円くらいの買い物をする。そして、それから次の古書市まで、毎日のように読書が楽しみとなる。ところが、古書市以外にもいろいろ本をいただいたり、本屋で本を求めたりしているし、毎週読む週刊誌、月刊誌をそれぞれほぼ隅から隅まで読んでいるので、古書市で買った本が、次回の古書市まで読み切れなくなってきた。今回も、まだ前回買った本のうち、数冊が読み切れていない。そのためか、今回も多くの本を買ったが、合計は1万円を割り込んだ。1冊500円~1000円の本が多かったようだ。

古書市には、約4-50軒の古書店が出品している。本ばかりでは無く、古文書や浮世絵、昔の絵はがきなどもあり、一つ一つ見ていくととても一日では見きれない。お寺が多い京都の古書市には、経文の類いも多く出品されている。今回も、暑さのためもあって、およそ半数の店しか見ることができなかった。また、秋の古書市を楽しみに、これから本を読む時間をもっと増やせそうだと喜んでいる。

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