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自民党とアメリカに追随するカン政権

2011-01-13 | 政治
昨年末に菅首相が「たちあがれ日本」に連立をもちかけたらしい。平沼共同代表を閣僚にすることまでを提案したという。いったい菅首相は何を考えているのだろう。民主党政権打倒を掲げて参議院選挙を戦ったばかりの「たちあがれ・・」に連立を呼びかけるとは。菅首相が理念を持たない政治家であることが、まさに露呈したと言うことなのだろう。「たちあがれ・・」と連立を組んでも参議院の与野党の比率を逆転することもできないのに、「たち・・・・」に連立を呼びかけたその裏には何があったのだろう。極端な右翼政党である「たち・・」と連立を考える菅首相には、右翼だろうがなんだろうが自分の政権延命のためなら、悪魔とでも組むつもりなのだろうか。それとも菅首相は右翼的な考えにも理解を示す人間だったのだろうか。

 さらに、14日に予定されている内閣改造で、与謝野馨氏を閣僚に起用するとも言われている。たとえ与謝野氏が「たち・・・・」を離党したとしても、彼らといっしょに新党を作った与謝野氏を経済閣僚に入れると言うことは、管内閣が自民党の新自由主義路線を引き継ぐことを宣言したようなものではないか。菅首相は昨日の両院議員総会で答弁し、コイズミ新自由主義路線とはちがうと言ったけれども、やっていることはその路線でしかない。違うというなら実行で示すべきだろう。