新年あけましておめでとうございます。今年もごまめの歯ぎしりやまぐろのおならに耳を傾けていただければ大変有り難いと思います。
新年が明けて、一日は雪が深くて外へ出る気持ちにならなかったが、二日目にはさすがに家の中ばかりにいるのも飽きてきたし、雪も随分溶けて、ひなたぼっこしたいような陽気に誘われて、半日初詣に出かけた。遠くの有名な神社やお寺に出かけるつもりはないので、もっとも近いお寺に出かけた。浄土宗の知恩寺。一般には百万遍のお寺として有名だ。でも境内にはほとんど人の姿もなく、静まりかえっていた。本殿に参拝して、溶けかかった雪の中を歩いて吉田神社に向かう。吉田神社は、人の群れがあちこちに見られ、ようやく正月気分になる。参拝した後、神社の振る舞いの熱い昆布茶で体を温め、吉田山に登る。吉田山は本当の名前は神楽が丘と言うが、三高寮歌「逍遙の歌」(くれない萌ゆる・・・)で吉田山として有名になってからは、吉田山で通っている。まずは麓の菓祖神社にお参りする。ここはお菓子の神社として和菓子や餡、ケーキなどの発展に貢献した職人などが祭神として奉られている。
吉田山の頂上から、送り火の大文字が雪で白く彩られている大文字山を眺めた。雪の大文字を見るのは久しぶりだ。2年前にこの風景を見た後、大原の山で雪山行を行ったことを思い出した。今年は雪山を歩く元気が出るだろうか。神楽が丘を越えて、神楽が岡通りに下りる。麓の宗忠神社は階段を下から眺めて参拝した気分になった。神楽が岡通りを歩いて、今度は真如堂に入る。ここは天台宗の寺院。立派な大殿と三重塔が京都の風情を引き立てている。拝観料を払って近年観光客にも有名になった真如堂の庭を見学する。大文字山を借景に、釈迦の入寂を模して配置した石の庭がここの庭を有名にしている(写真)。ここの庭のモミジの紅葉が京都中でもっともきれいだと、ここの僧侶の話。今年の秋に来てみよう。

真如堂を辞し、通りを隔てて隣の金戒光明寺に向かう。ここは百万遍のお寺と同じ浄土宗だが、浄土宗大本山というだけあって、見事な伽藍が立ち並ぶ。名前をあまり聞いたことがなかったが、観光としてはとくに名前を売っているわけではないようだ。でも写真を見る限りでは、秋の紅葉もきれいらしい。今年の秋にはここもいっしょに来てみよう。
日射しが陰って急に寒くなってきた。今年の初詣はこのくらいにして家に帰る。近年の初詣としては、もっとも多くの寺社に参拝できた。京都はやはりすぐ近くに神社仏閣が多いので、初詣には便利だ。宗派などは関係ないのが今の日本人だから。私だけか?とにかく初詣三昧の一日だった。今年は良いことがありそうかな。いや、実はひいたおみくじは凶と出た。失せものはでず、待ち人は来たらす、十中八九は死す、ときた。う~~~ん。今年はどんな年になることやら。
新年が明けて、一日は雪が深くて外へ出る気持ちにならなかったが、二日目にはさすがに家の中ばかりにいるのも飽きてきたし、雪も随分溶けて、ひなたぼっこしたいような陽気に誘われて、半日初詣に出かけた。遠くの有名な神社やお寺に出かけるつもりはないので、もっとも近いお寺に出かけた。浄土宗の知恩寺。一般には百万遍のお寺として有名だ。でも境内にはほとんど人の姿もなく、静まりかえっていた。本殿に参拝して、溶けかかった雪の中を歩いて吉田神社に向かう。吉田神社は、人の群れがあちこちに見られ、ようやく正月気分になる。参拝した後、神社の振る舞いの熱い昆布茶で体を温め、吉田山に登る。吉田山は本当の名前は神楽が丘と言うが、三高寮歌「逍遙の歌」(くれない萌ゆる・・・)で吉田山として有名になってからは、吉田山で通っている。まずは麓の菓祖神社にお参りする。ここはお菓子の神社として和菓子や餡、ケーキなどの発展に貢献した職人などが祭神として奉られている。
吉田山の頂上から、送り火の大文字が雪で白く彩られている大文字山を眺めた。雪の大文字を見るのは久しぶりだ。2年前にこの風景を見た後、大原の山で雪山行を行ったことを思い出した。今年は雪山を歩く元気が出るだろうか。神楽が丘を越えて、神楽が岡通りに下りる。麓の宗忠神社は階段を下から眺めて参拝した気分になった。神楽が岡通りを歩いて、今度は真如堂に入る。ここは天台宗の寺院。立派な大殿と三重塔が京都の風情を引き立てている。拝観料を払って近年観光客にも有名になった真如堂の庭を見学する。大文字山を借景に、釈迦の入寂を模して配置した石の庭がここの庭を有名にしている(写真)。ここの庭のモミジの紅葉が京都中でもっともきれいだと、ここの僧侶の話。今年の秋に来てみよう。

真如堂を辞し、通りを隔てて隣の金戒光明寺に向かう。ここは百万遍のお寺と同じ浄土宗だが、浄土宗大本山というだけあって、見事な伽藍が立ち並ぶ。名前をあまり聞いたことがなかったが、観光としてはとくに名前を売っているわけではないようだ。でも写真を見る限りでは、秋の紅葉もきれいらしい。今年の秋にはここもいっしょに来てみよう。
日射しが陰って急に寒くなってきた。今年の初詣はこのくらいにして家に帰る。近年の初詣としては、もっとも多くの寺社に参拝できた。京都はやはりすぐ近くに神社仏閣が多いので、初詣には便利だ。宗派などは関係ないのが今の日本人だから。私だけか?とにかく初詣三昧の一日だった。今年は良いことがありそうかな。いや、実はひいたおみくじは凶と出た。失せものはでず、待ち人は来たらす、十中八九は死す、ときた。う~~~ん。今年はどんな年になることやら。