空は晴れ上がっているが、空気は凛と張り詰めている。今朝の気温はマイナス8℃。サンナシ小屋の周囲はもう枯れ草色一色である。横の小川の流れも岸よりは氷が張り付いている。
課題だったひと仕事を不満を抱えながらもようやく終えて、ひとりサンナシ小屋で静かなひとときを過ごす。風の音とストーブで薪が燃える音以外は何の物音もしない空間に、人との交わりを絶って、ぽつねんと火を見つめていると、心が深いところから癒されていくのを感じる。昨日までの自分がますます小さくみえる。
明日の暖房のために、薪割りをしながら考えた。私は何を怒っていたのだろう。私は何を望んでいたのだろう。そんなことが心に去来する。自然の中に生きることのすばらしさを、サンナシ小屋は教えてくれる。
課題だったひと仕事を不満を抱えながらもようやく終えて、ひとりサンナシ小屋で静かなひとときを過ごす。風の音とストーブで薪が燃える音以外は何の物音もしない空間に、人との交わりを絶って、ぽつねんと火を見つめていると、心が深いところから癒されていくのを感じる。昨日までの自分がますます小さくみえる。
明日の暖房のために、薪割りをしながら考えた。私は何を怒っていたのだろう。私は何を望んでいたのだろう。そんなことが心に去来する。自然の中に生きることのすばらしさを、サンナシ小屋は教えてくれる。
