十勝地方に低温注意報がでている。道東は寒い夏が続いている。今日も最高気温が15℃の予想。しかし、暑苦しいのよりはいいか。
15日の毎日新聞に、日本証券や日興證券などの証券会社が夏休みを利用して小学生に投資や金融の仕組みを教える教室を開いているという記事が出ていた。資本主義経済の仕組みを教えること自体が悪いことではないが、子供に10万円を支給し株投資を実体験させる会社があるときくと、やはりおかしいといわざるを得ない。資本主義経済で投資をするということは、ギャンブル性があるだけでなく、基本的に資本家として振舞うこと、つまり、額に汗せず労働者の上前をピンはねすることである(搾取とも言うが)。そういう人たちがいることを教えることは必要であるが,いかにもそういう人になれといわんがごとき教育とは、どういうものだろうか。
われわれは「働かざるもの食うべからず」と教わって育った。今でもそれは誠実に生きることだと思っている。今では「ずるがしこく生きて他人の上前をはねよ」「働かずに儲けて何が悪い」といわんばかりの教育が大手を振っている。日本の将来、そして現実は露骨な新自由主義の下での格差とワーキングプアの拡大である。
同じ紙面に毎日新聞の論説委員「潮田道夫」が「経済成長したのは、テレビの例でいえば、カラーテレビが発明され、薄型テレビが登場したからである。まだ映るテレビを捨てて買い換えたからだ」と書いている。地上デジタル放送化によって日本国民のすべてがテレビを買い換えなければいけなくなった。これも経済成長のためにいいことだというのである。まだこんなことを大新聞の論説委員が言っているとは本当に驚いた。
消費型社会が経済成長を押し上げ、そしてついには地球を破滅させようとしているときに、いまだに大量消費経済を手放しで良しとするのであろうか?
15日の毎日新聞に、日本証券や日興證券などの証券会社が夏休みを利用して小学生に投資や金融の仕組みを教える教室を開いているという記事が出ていた。資本主義経済の仕組みを教えること自体が悪いことではないが、子供に10万円を支給し株投資を実体験させる会社があるときくと、やはりおかしいといわざるを得ない。資本主義経済で投資をするということは、ギャンブル性があるだけでなく、基本的に資本家として振舞うこと、つまり、額に汗せず労働者の上前をピンはねすることである(搾取とも言うが)。そういう人たちがいることを教えることは必要であるが,いかにもそういう人になれといわんがごとき教育とは、どういうものだろうか。
われわれは「働かざるもの食うべからず」と教わって育った。今でもそれは誠実に生きることだと思っている。今では「ずるがしこく生きて他人の上前をはねよ」「働かずに儲けて何が悪い」といわんばかりの教育が大手を振っている。日本の将来、そして現実は露骨な新自由主義の下での格差とワーキングプアの拡大である。
同じ紙面に毎日新聞の論説委員「潮田道夫」が「経済成長したのは、テレビの例でいえば、カラーテレビが発明され、薄型テレビが登場したからである。まだ映るテレビを捨てて買い換えたからだ」と書いている。地上デジタル放送化によって日本国民のすべてがテレビを買い換えなければいけなくなった。これも経済成長のためにいいことだというのである。まだこんなことを大新聞の論説委員が言っているとは本当に驚いた。
消費型社会が経済成長を押し上げ、そしてついには地球を破滅させようとしているときに、いまだに大量消費経済を手放しで良しとするのであろうか?

