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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン11 #16「意義ある越境」<1>

2013-03-19 14:59:59 | シーズン11
深夜のバーの外で、アンジェラ・ジャレルが殺された。
バーでいっしょにいた男、目撃者・・・捜査開始のブリスコー&グリーン。
アンジェラは、麻薬の売人だったことが判明。
薬絡みの事件なのか?
通称タズ、フランシス・バーテルが浮上。
足に怪我をしている。
アンジェラがヒールで踏んだ時のものなのか?
話もウソが多い・・・・27分署で話を聞くことに。

しかし面通しでも特定されない。
またパーテルと一緒にいたという男から話を聞く。
過去の事件の共犯者だ。

共犯者の男は、もうパーテルと関わっていないと言う。自分は更生した。
パーテルとも1年ほど会っていないとも。
そして刑事コンビに、ブロンクスの刑事か?と尋ねる。
なぜ、ブロンクスの刑事だと思ったのか?

「・・・タズは2年前、人を殺して逃げた・・・・」

2年前パーテルは、ブロンクスのバーでドアマンを撃ち殺した、という。
自分は目撃したのだと。
しかし別の男が逮捕され有罪となり、服役中だと。

ブロンクス56分署で話を聞く。
逮捕されたのはトニー・シェーファー。
刑期は25年から終身だ。
誤認逮捕では、と疑う刑事コンビに、余裕で否定するブロンクス側。

刑事コンビ。

「シェーファーのアリバイ証人に会おう」
「管轄外だし、過去の話だ」
「我々の事件のためにも、調べてみる価値がある」

アリバイ証人はシェーファーの母親だ。
身内の証言ということで、信用されなかった。
しかし、息子は自分と一緒にいたのだ。嘆く母親・・・・

事件を調べ直すブリスコー&グリーン。
シェーファー事件の証人たちに話を聞く。
パーテルが撃ったと証言するのは3人だ。
しかし当時は、その証言は生かされなかった・・・
ブロンクス側の意図的なものなのか?

証人の1人は、写真でパーテルを特定する。
パーテル逮捕へ。アンジェラ、そしてドアマンのジャクソン殺し、で。

アンジェラ事件は、麻薬の販売でモメたのが動機だと思われる。
しかし物証がない。
そしてシェーファー事件は、ブロンクスの担当署の誤認逮捕だと。
アンジェラ事件のためにも、この誤認逮捕を活かせないか?
ヴァン・ビューレンの言葉に、戸惑うアビー。

マッコイの執務室。マッコイとアビー。

「陪審員が有罪と認めた上に、管轄外だ」
「誤認逮捕と言ってます」「ブロンクスは?」
「担当刑事は、事件を離れた」
「アンジェラの事件との関係は?」
「立証が難しいので、別件でと」
「・・・よその検事局の仕事を否定してか」
「野球場を巡る不正行為は、我々が起訴しました。
 管轄の件には、抜け道があります」
「郡境から500ヤード内だからか」
「クラブも同様で、例外的な扱いとなります」
「大きな賭けだ。
 闘うには、誤認逮捕の絶対的証拠が要る」

当時のシェーファーの弁護士に話を聞くアビー。
弁護士は、当時2つの大きな汚点があったと言う。
被害者と言い争っていた事実と、恋人に吹聴した事実。
シェーファーは、無実を訴えていた。
しかしシェーファー以外の人物を犯人視する証言は「初耳だ」と、

再捜査に不快感を露わにするブロンクス56分署。
そして当時のシェーファーの恋人への吹聴は、
単なる強がりでは、と考えるアビー。

服役中のシェーファーに面会するマッコイとアビー。
シェーファーの主張を聞く。
あの晩、ある男にコカインを売り込まれたが、相手にしなかった。
ドアマンに「売人も追い出せ」と言った。
ドアマンは「奴も痛い目に遭う」と答えた。
これがパーテルの動機なのか?

シェーファー事件を担当したロバートソン検事。
そして裁判長だったアインスタッド判事。
犯人は他にいると3人が証言していると、マッコイ。
その供述は疑わしいと、相手にしないブロンクス側。
動こうとしないブロンクス側に腹を立てるマッコイ。

「誤認逮捕の可能性を、探るべきだ」
「陪審が下した決定は、守らねば」
「ロバートソン検事、組織には信用性が必要だ」
「マンハッタンが偉かろうと、私の判断に口は出させない」
「君が動かないなら、代わって我々がパーテルを殺人容疑で追訴する」


・・・・・・・・続きます

シーズン11 #15「特別エピソード」

2013-03-17 13:43:15 | シーズン11
えっと、業界ネタ??と思うようなエピで。
リアリティ番組だから・・・更に、更に!リアリティの追及を。
で、死者が出ても・・・・・ですからネェ。

ウェスには、やらせだと指示を出しておき
相手には何も知らせていない。その方がリアリティだから。

と、こんなエピでした。
なんか実情が?ってことがチョコチョコ出てきたような気がして。
まぁ、勿論単なる「気」ですがね。

ブリスコーのセリフで、所々笑わせていただきましたわ。
「ミュージカル版に出る」って・・・その方が得意だからか?
その次にエドが「俺もミュージカル版に」て言うかと期待したが・・・
無かったナァ(笑)

検事長は、法廷でっていうか、全体的に良かったのだが・・・
今回、ネクタイも決まっていたような気が?


・・・・晴れた休日・・・これはリアル生活ですが・・・
この中で「L&O」視聴は、なかなか大変・・・
家族の冷たい視線が・・・・

・・・・・・サッカーの応援に行かなきゃダメですか??
・・・・・・・・超個人的ネタで失礼します・・・・・(涙目ウルウル)


シーズン11 #14「寵児の陰り」

2013-03-15 14:21:52 | シーズン11
養育費が払いたくなかった・・・・財政難だから。
そしてドラッグのことも隠しておきたかった・・・プロバスケ選手だから。

と、まぁ!見事に自分の御都合重視な方でした(苦笑)

で、誰が一番気の毒かって・・・・
ディナの婚約者のマイルズでしょ?
華やかな世界に憧れたって・・・地味な銀行員じゃダメですか??
そして、妊娠中の子供の父親は自分じゃないって・・・
もう踏んだり蹴ったり状態ですね・・・・(シミジミ)

お堅い銀行員で、イイ子のディナの隠された姿。
ディナ母親も唖然tを通り越しますね。
で、これから孫育て・・・

なんか、事件よりも、周囲が気になったわ。

で、検察の証人2人のこれまた!状態なこと(苦笑)
1人は、逮捕歴6回&有罪2件。
もう1人は、殺人罪で12年、麻薬所持で6年。仮釈放中。

被告人のクリス・コディ、霞んでしまうわ・・・の証人な方々。

ウ~ン、バスケが巧かったから・・・
それ以外は大目に見てもらった過去があるのね。
いつもいつも、それで何とか逃げ切っていたって感じでしょうか?

気になったのは・・・って、全然えぴには関係ないが。
ヘンリーもマーカスも、当然刑務所行きなんだけど
クリスを庇おうとはしなかったのね。
クリスが、自分たちに全部被せる気だったから?かしら??

マーカスは、まぁ、クリスと面識なかったようですが。
幼馴染のヘンリーも・・・もう呆れたのかな??

ホント、何故か周辺ばかりキョロキョロしてました。

で、チャールズ登場!!で、嬉しかったのは事実。
誰だ、チャールズって・・・ガーネット弁護士のことですよ(ウム)
しかし・・・残念なことにガーネットさんも大人しかった・・・・ホント残念だわ。

マッコイの執務室で、検察コンビとの3ショット!
おっと~検事長と2ショットが・・・・・・・・・・!
何故に??アビーとの2ショットが目立つの???
・・・・・アビー、申し訳ないが、ちょっと検事長に譲って・・・・・・(懇願懇願)
一応、ココが今回の見どころなんですがね・・・・泣くよッ(シクシク)

調べましたら・・・エェ!調べましたとも!!(強調)
ガーネットさん、S12にも登場だとか・・・・待ち遠しいワァ。
ベン様時代に、犯人役として出演してたのは知っていましたが
S18にも御出演とは・・・・要チェック!!決意!!!!

前座小芝居&レニーのジョークは、なかなか楽しかったのですが・・・
残念エピになってしまった・・・・
ガーネットさんが、救いでした(←私には)

おっと!検事長は、当然良かったですよ。
相変わらず・・・・
エピ集中を途中でやめたので(ヲヲヲヲヲィィィィィ)検事長に焦点を!!
そしてガーネットさんと、一緒に写るシーンを凝視!!

・・・・・・・私の心の灯のような記事になっちゃったわ・・・・申し訳ないッス(深々礼)

シーズン11 #13「嫌悪の果てに」追記

2013-03-14 15:34:31 | シーズン11
ヘイトクライム犯罪で、決着になりました。
このエピ・・・多分印象に強くって感じではないと思うが・・・
いや、私もそう思ってはいるのですが・・・(スンマセンです)
でも、いや~日常に根深くあるものを、うまく出したなぁって感心したので。

先ずは、ちょっと小難しいことを・・・
ケリーの弁護士、なかなか強気でした。
まぁ、検察の時間が短かったせいも?ですが
取引等は全く拒否していたし・・・
でも強気に出る理由もあるかと。
シリアに唆された・・・・はあるでしょ?
その張本人が、取引で社会奉仕だったっけ?
セリフでは、
シリアがケリーのゲイへの憎悪の感情を利用したって明らかだし。
シリアが、ディラン取り戻しにケリーを引きずりこまなかったら・・・ネェ。
弁護士がシリアを悪者にするのも、当然って気はします。

それと。シリアがケリーを引きずり込んだ理由は・・・。
養子縁組に異議を申し立てられるのは、ケリーだけだから。
それなら・・・そうすればいいのにネェ。
シリアの証言から、ケリーは弁護士の元へ行こうとしなかったと。
直接ディランの元へ。つまり養親の元へってことへ。
この辺から、もうケリーの決意(?)が分かるかと。

それと。弁護士さん強気なのは。

罪状認否で言ってました。
マンデルとディランは法的関係はない、と。
これ・・・・分かりました??
ディランと養子縁組したのは、アルバースなんですよ。
でマンデルは、申請中だったってことで。まだ法的に養親ではない。
法的にいうと・・・関係ない人、なんですね。
一方ケリーは、実の父親っていっても・・・法的にはまだ認められていないと思う。
ディランの養子縁組の時は、父親は不明って言っていたし。
だから・・・極端に言うと、どちらもディランと法的には関係ないってことなんだろうね。
しかし・・・ケリーは実の父親だって強みがある・・・。
その辺を弁護士は、強く出たのかなって・・・・あぁ、勿論私的に思っただけですが。

ディランの養子縁組は、母親のシリアが承認した。
だから、今さら返せ、と言っても無理。法的には。
しかし、その時通知されていなかった(父親不明だし)ケリーだけが
この縁組に、異議を申し立てできる。
これをシリアが利用し、弁護士が強気に出れることなのかなって。

この辺、サササ~ッと流れて行きましたが・・・なかなか要点の1つかなって。

今回、刑事コンビ、頑張ってくれました!
まぁ子供誘拐事件は、もう目の色変わって凄い勢いになりますが・・・
今回も凄かった・・・ディランが病気ってこともあったのでしょうが。
もう超攻撃モードで・・・・
最後、アルバースにディランを届けた時の、2人の笑顔!最高に良かった!!
この仕事、報われないときもいっぱいあるだろけど・・・・
ディランは無事養親の元へ届けることができた。
その満足感が伝わりました・・・
レニーのちょっと照れた笑顔&エドの満面の笑顔・・・・。

そしてアビー!ナイスなお仕事で。
マッコイの上から目線の強気な脅しではダメで・・・
「・・・私の目を見て言える?」・・・・ウ~ン、良いナァ(シミジミ)
アビーは優しいよね。優しいから、悪を許せないんだし。
だから犯罪には最大限の罰で臨む・・・だと私の解釈。
アビーは心がスゴク優しい。そして結構控えめ(エエッ?)
そう思いませんか?(ハイ、誰も思いませんね)
だって・・・ジョークや仕事で強気はあるけど
マッコイにそんなにガンガン逆らっていないような?

ジェイミーって、もっとドライというか、彼女は頭が良すぎるし(苦笑)
そして仕事でも私的にでも(笑)マッコイにガンガンガンガン言っていたし。
マッコイがジェイミーに
「人の心をつかむのがうまい」って言っていたの覚えてません?
アビーは、もっと温かい感じがするので。

・・・・で、私はジェイミーがお気に入りなんですが(脈絡合ってないし・笑)
でも、アビーのこういう気持ちの優しい面を、もっと見せて欲しいなぁって。
で、このシーズンで退場なんですがね(大苦笑)

マッコイの見せ場は??
はい、法廷でしたね。今回マッコイは法廷で頑張ってくれました。
人の心に潜む暗い一面・・・・
それが何かの拍子に顔を出し、予想だにしないことが。
最終弁論で、マッコイがヘイトクライムにも触れましたが
マンデルが死に至った状況と共に、
養親2人のディランへの献身を強調してくれたのが、ヨカッタなぁっと思ってます。

メッセージ、いっぱいありました。
DV被害者のこと、ドラッグベィビー、ゲイのカップルの養親・・・・
そして憎悪・・・・派手じゃないが、問題満載の良識エピ・・・でもないかぁ(苦笑)

私も・・・シリアがねぇ・・・ンンン?って思いますがネェ。
事件の発端ですからネェ。
シリアに関しては、弁護士さんに味方しますわ(笑)
ウ~ン、考えが至らない彼女、なんでしょうが・・・
1人亡くなり、1人重刑、ですからネェ(シミジミ)

アルバースの大人の対応に感動!ラストです。
「いつか、自分で話せる・・・」=会える時が来るかも、ですよね。
パートナーを失い、それでもこんな言葉を・・・
考えが至らなく、とんでもない結果になったけれど
純粋に我が子が愛おしかっただけ・・・そんな風に思ったのかなぁ・・・
妙に存在感を見せたアルバースさん、有り難うございます(ペコリ)

今回、検事長は=!
えっと、シリアに強気で言ってましたっけ?
「・・・証言と引き換えに、社会奉仕で放免だ」
「陪審が無罪にするわ」
「私は百戦錬磨だ。めったに驚かない」

・・・・・笑った、笑った=====!どっからそんな自信が????(笑笑笑)
時々、何気に自信たっぷり自慢するから、笑っちゃうって!(笑いません??)
そんな真剣な顔で、自慢しないで、検事長==!!と笑いながら懇願。

それと、法廷で弁護士さんを見る目つき・・・・陰険ですネェ。
顔つきは、勿論ブスッ~ですので・・・・なんて素敵なんでしょ(ウットリ)
今回、この陰険目線&自信たっぷり顔、欲しいナァと真剣に思いましたわ。

笑顔も良いが・・・・何でも良いが・・・ブスッ顔も良いよ・・・・意味分からんわ(苦苦苦笑)

シーズン11 #13「嫌悪の果てに」

2013-03-14 15:34:11 | シーズン11
アパートの中庭で、男性の撲殺体が発見される。
被害者の名はブラッドフォード・マンデル。
ゲイであり、恋人のアルバースと暮らしていた。
裕福なゲイのカップルとして、近所に知られていた。
またディランと言う名の赤ん坊も一緒に暮らしていた・・・
現場に残るベビーカーと哺乳瓶・・・ディランは?
ディランの姿が見当たらない。

身代金誘拐か?と思われたが・・・単なる時間の無駄状態に。

焦る警察。ブリスコー&グリーンも、必死の形相。
ディランは神経障害を患っており、発作時には薬が必要な状態。
犯人が、そのことを知っているのか・・・・?

ディランはアルバースと養子縁組をしていた。
実の母親はシリア・ゴダール。
妊娠時に薬物摂取したため、ディランは神経障害になっていた。
子供を放置していたので、児童保護局が介入。
そしてアルバースの養子に・・・シリアも了解していた。
しかし最近、薬物依存から脱したシリアが、
子供を取り戻したいと言い出していた、との情報が。
この誘拐事件は・・・シリアの犯行なのか?

ディランの薬の情報から、ある女性に行き付く。
スーザン・パワーズ。
DV被害等に苦しむ女性たちの味方だ。
相談に乗り、隠れ家も提供する活動を行っている。
27分署で話す時も、まだ警察を疑っている様子。
しかし・・・事情を聞き、シリアの行き先を告げる。
バスのチケットを購入してやった、と。

該当するバスにシリアの姿が・・・刑事コンビ、シリアを確保。

しかし、シリアは、ディランの居場所を話そうとしない。
刑事コンビの追及も無駄に。
ディランの健康状態が・・・・焦燥の警察。
シリアの友人と呼べるであろう女性に話を聞く。
ディランを取り戻す話をしていた・・・ある弁護士を紹介したと。

その弁護士の元へ赴くアビー。
そこで、シリアがディランの実の父親の協力を得ようとしていたことが分かる。
ディランの養子縁組に異議を唱えられるのは、実の父親だけなのだ。
しかし実の父親ロバート・ケリーは、行方が分からず。

ライカーズでシリアに脅しをかけるマッコイ。
現場にはシリアの指紋が。マンデル殺害に関与しているのは明白だ。
しかし動じないシリア。
そしてアビーが。

「分かった・・・子供は心配ないと、私の目を見て言える?
 ・・・子供は父親の所ね。だから心配なんでしょ?
 子供は殺人犯の手中にある。
 あなたと子供の目の前で、彼は人を殴り殺した・・・」

アビーの言葉に、動揺を見せるシリア。

「捜索に協力を」
「たぶん息子さんの人生に、何らかの形で関われる」
「そうなの?」
「Mr.アルバース次第だ」
「20年服役するより、息子さんの人生に関われるのよ」

シリアの証言により、ロバート・ケリー逮捕。
そして無事ディランを保護する。
刑事コンビ、アルバースの元へ。ディランと共に。

誘拐に関しては、
実の父親の犯行なので、起訴は取り下げに。
検察、シリアと取引きして、事件の全容を知る。

子供を取り戻すために、ケリーに協力を頼んだ。
最初は、子供に関心が無い様子だったが・・・
ディランの養親がゲイであると話した。
ケリーがゲイに対して嫌悪感を抱いていることを知っていた。
だから・・・・

検察、ケリー側と話す。
「第2級謀殺を認めれば、15年から終身刑。
 憎悪による第1級故殺で裁判となれば、さらに重刑だ」

しかし、ケリー側は裁判に賭ける、と。

法廷。
マンデル殺害は、親権争いの果てではなく、ゲイへの嫌悪感だと主張する検察。
弁護側は、親権争いの白熱の結果、と。
そしてシリアに唆された末のことだとも。
そして、マッコイ、反証人としてアルバースを申請。

「争点は、ゲイの親としての適性だ。
 Mr.アルバースには、証明する権利がある」

最終弁論。弁護士。

「被告人をよく見てください。
 理解と共感に値し、最後には無罪となるべき人物です。
 彼は子供の存在を知らされず、
 子供の母親に利用され、無理やり手伝わされたんです。
 挙げ句彼女に裏切られ、今は責められています。
 彼は、子供を取り返すべく、彼女に同行した。
 確かに考えが甘く、間違った行動をとった。
 
 でも故殺など、とんでもない。
 ここで証拠として聞いたのは、検察側の推測と
 保身のために取引きした女性の、独善的主張です。
 それだけを根拠に、合理的疑いもなく断定すると?
 Mr.マンデルの死は、
 2人の男性の衝突が招いた、不測の悲劇的結末ではなく
 同性愛嫌悪者の計画的暴行の結果だと。

 彼のありのままをご覧ください。
 法を守る立派な人物が、犯行に及ぶよう仕向けられた。
 彼をご覧ください。他の親と同じです。
 彼をよく見たうえで、公正に判断し、無罪放免に」

マッコイ。

「本件の核心は、
 我が子の養親が同性愛者であることを、被告人が嫌ったことです。
 本裁判の争点は、それが憎悪犯罪の正当な理由になるかどうかです。
 誤ってはいけない。
 弁護側に同調すれば、Mr.マンデルは、死んで当然と言うことになる。
 ゲイは親になる権利はないから、彼が殴ったのも最もだと。
 同性愛者というだけで、殺人が正当化される。
 
 シリア・ゴダールが証言し、検視官も明快に述べています。
 Mr.マンデルは、抵抗できなくなってからも
 しばらく殴る蹴るの暴行を受け続け、死に至ったと。
 
 皆が見放した子を、Mr.マンデルとMr.アルバースは望んだ。
 “ドラッグベィビー”の烙印を、彼らだけが勇敢にも無視した。
 何よりも素晴らしい献身と愛情が、救ったんです。
 その愛情が撲殺の理由だと、弁護側は主張しますが、
 より、しかるべき判断を」

評決。第1級故殺で有罪。そして憎悪犯罪と判断。

総括。法廷の外。裁判所の廊下。
アルバースに話しかけるシリア。

「Mr.アルバース・・・何を言ったら・・・・そのうちディランに話して・・・
 彼を案じる母親がいるってことを」
「・・・いつか、自分で話せる・・・失礼する」

去っていくシリアの姿を見つめる検察コンビ。


・・・・・次で感想を。

シーズン11 #12「線引き」追記

2013-03-13 16:53:42 | シーズン11
おっと、久々に!!骨太エピでしたね。
法律家の方々の論争と苦悩・・・でしょうか。

人種間問題や宗教、そして精神疾患に逃げる(スマン)ことなく
年齢、ということに真正面に取り組んだかと。
一本線がビシッ!としていたので、こちらもストレートに視聴できました。

まぁ、アレコレ、余計な伏線等考えなくてもヨカッタってことで(苦笑)

もうイイ年齢になった方々は、
自分が18歳の時は・・・と思い浮かべると、弁護士の言う通りかと。
何も確定していない年齢・・・その通りだわ。

で、思い出したのが・・・S11S8「怒りの発作」最近ね。
マッコイの言葉。
「怒るのはいいが、人を殴ってはいけない」

その通りで・・・・
18歳で、このような行為をしたら、相手が怪我、最悪命の危険が。
その辺は分かっていないと・・・・そこまで幼くはないでしょってことで。
今回は検察の考えや判断がメインだと思うので
その辺を書きましたが・・・・ちょっと端折ってしますね。スマンです(ペコリ)

検事局のスタッフが集まって意見交換・・・
こんな場面、今までありました??私、お初だと思うのですが。
検事局も、というかルーウィンが苦悩中でってことかしら。
さすが、プロな方々で・・・・
で、この中でもマッコイはエラそうでいいんですよね?
まず座り方がエラそうで・・・・態度もエラそうで・・・(笑)
だれか「ジャック、ちゃんと座れよ」って、言ってやってよ!
などと・・・思っていた私ですが。
後からメンバーの誰かに、アビーが言われそうだわ。

「アビー、ちゃんとジャックを躾けてよ」
「いや、もう遅いだろう。今更、直らん」
「相変わらず、エラそうで・・・・」

・・・・スミマセン・・・・脳内小芝居でした(エッへッへ~)

最近エピは、考えが及ばない方々事件が多かったのですが
ついに究極に来てしまったか・・・などと考えておりました。
最後のミッチ母の悲鳴・・・・ナイ夫人の引き締まった表情・・・
お互い大切な人を亡くした&亡くそうとしている・・・2人の女性・・・・

と、まぁ、シンプルで見応えありのエピでしたが・・・
オヨッ!と思った場面をありました。

エド・・・・あなたはもしかして本家お洒落番長(とは言わないか)なの???
という位、素敵にスーツを着こなしていますが・・・・・。
結構奇抜な色遣いですが・・・似合っております。
最近、必ずチェックしております・・・
・・・・・・・・・そのセンスを、検事長にも少しお裾分けして・・・(嘆願)

で、アビーのメガネっ娘。これもお初???覚えがないナァ。
ここで、新たなファン層にアピールか??
さすがモデルさんだけあって、普段着も恰好良いわァとシミジミ。

で、検事長・・・・ルーウィンと歩いている姿、見ました???
例のニット帽にコートのフードも被って・・・二重構造??(意味なし)
顔だけ出して・・・完全武装ですか??(特に意味なし)
で、これ観た瞬間・・・・「似合うなぁ!」と喜んだ私・・・
これまで散々ニット帽には、グチグチ言ってきましたが
とうとう悟りでも開いてしまったんでしょうか・・・・?
・・・・・・・・それとも、諦め??(←コレが正しいかも・笑)

でで、イヤァ=、こんな恰好で農作業してたら・・・
だれも、有名俳優さんだとは気づかないわァっと感慨無量・・・
多分、格好気にせず、自宅ではそう言いう感じなんでしょうね・・・そこが素敵(←バカ)

で、以前若マッコイと老マッコイの分岐点は?みたいなこと書きましたが。
もう老マッコイ気味でした、今回は。
いきなり・・・ウ~ン、まだ確定は出来ないか・・・・

あまりにも下らんこと考えるので、我ながらおバカさん道まっしぐら、だなって。
でも、しつこく!
ニット帽+フード、気に入りました・・・・素敵ですわ、検事長===!!

シーズン11 #12「線引き」<2>

2013-03-13 16:52:47 | シーズン11
・・・・・・・・・続きです


検事局の一室。資料を前に思案するルーウィン。
そこにメガネっ娘アビーが(初披露だよね?)
髪も無造作に束ねて、服装もラフ・・・仕事モードです。
今回の死刑求刑について、話し合う2人。
・・・・・・・
「10代の命を奪う基準は?」
「私の出身地では、生きる権利を残酷に奪えば、
 その犯人も、生きる権利を失います」
「私の出身地では、その権利は検察だけが奪える」

ルーウィン、マスコミに対し、
レーガン事件で死刑を求刑することを発表。
背後に、上級スタッフが控えております・・・・

評決は有罪。そして処罰審査へ。
マッコイがレーガンに質問した際に、顔をナイに見られたからではなく
単に殺したかったからだ、と追及されることに・・・

今回は検察が先だと言うことで。
検察。マッコイの弁論。

「18歳で、すでに冷血な殺人犯として名を馳せた。
 弁護人は、年齢を理由にチャンスを求めます。
 だが社会的責任を早々に放棄しても、それは罪の軽減事由にはならない。
 ただ恐怖が増すだけです。
 隣家に住んでいそうな少年に、誰もがすっかり裏切られました。
 事件のあった夜、彼は正体を現し、恐怖の対象になったのです。
 ・・・・・・・・・・・・
 考えなければならないのは、
 彼の命だけでなく、他にも思い出すべき顔があります。
 被害者の最期を想像してください・・・・
 静かに息を引き取るのではなく、殴り殺されました。
 ・・・・・・・・・・
 彼はナイ氏の頭蓋骨を砕いて、命ごいの声を止めたのです。
 環境や状況が違ったら、同情するかもしれない。
 しかし事実を直視し、彼が何をしたかを忘れないでください」

スタントン弁護士。

「皆さん・・・決断の時は来ました。
 非常に邪悪で救いようがないから死刑だと、決めるのではなく
 どれだけ若い人間を死刑にできるか、考えてください。
 ・・・・・・・・
 命を救うには、法はさほど多くを求めない。
 法律が求めているのは、1つだけ。
 その命を奪うことに何らかの疑問が生じ、
 妥当性に合理的な疑いがありさえすればいいのです。
 死刑にする意志は、明確でなければならないからです。
 ・・・・・・・・
 唯一の問題は、18歳だということです。
 18歳という年齢は、何も確定していない年齢です。
 生きることが許されたとしましょう。
 20年後、25年後・・・
 この少年が、今と異なるよりよい人間にならない確証が?分かりません。
 皆さんも分かりません・・・彼の命を救ってください」

評決。量刑は死刑に。
法廷に響くミッチ・レーガンの母の悲鳴。

NO!NO!!お願い。息子を殺さないで!!!

その様子を見るマッコイ。
そして振り返りナイ夫人をも見つめる。

総括。検察トリオ。

「弁護人が長引かせるさ」
「どうでしょうか。死刑囚の上訴は、狭き門です」
「運がよければ21歳になる前に執行ね。
 ・・・・神様、お許しください・・・・・」


・・・・・・・・感想は、次で。 

シーズン11 #12「線引き」<1>

2013-03-13 16:52:31 | シーズン11
アパートの空室の前で、男性が殺害されていた。
投打されていて、致命傷は頭部への強打。そして毛布が掛けられていた。

宅配の注文があった形跡が。空室に届けるよう電話があったのか。
宅配は中国料理だった。店を探すブリスコー&グリーン。
ある中国料理店が浮上。被害者は店主のナイ。
ナイ夫人に話を聞く。
自分を自宅に帰し、夫は残って仕事をしていた。

アパートの付近で不審な人物を割りだそうとする。
ナイに掛けられていた毛布は、ある男性ホームレスのものだと分かる。
27分署で、ホームレス男性に話を聞く。
・・・この時、グリーン、スイーツのお皿を取り上げましたとさ。
で、話し出したら、差し出すし・・・(笑)

自分は少年たちに追い出された。その時毛布も奪われた、と。
10代の少年たち。男が4人、女が1人。

アパートの空室には鍵がかかっていたはずだ。
しかし、誰が鍵を開けたのか?
この空室の前の住人夫婦。
自分たちがいた時は、留守の間は夫の妹に使わせていた、という。
目撃者の話から、少女がいたことも分かる。
前住人の妹ベリーのことなのか。またベリーのBFミッチもいたようだ。
ミッチ・レーガンの自宅へ。母親が対応に当たる。
ミッチは父親の仕事を手伝っているという。
しかしそこには、事件現場で目撃された青い自動車が。

27分署でミッチに話を聞く刑事コンビ。
車の中に、中国料理の食材と思われるものが発見された。
衣服も調べている。通話記録も調べる・・・・

「・・・僕じゃない。彼を殴っていない」「誰だ」
「僕らは金がなかった」「“僕ら”って」
「僕とヘザー、ピーターとクリスとニックだ。
 中国人の男が怒って小競り合いに。ピーター・フランコが彼を殴った」
 でもピーターに殺す気はなかったんだ」
「毛布は?」「僕が後で掛けた。それしかしていない」

取調べ室の外で、様子を見守るヴァン・ビューレン&マッコイ。
ミッチが実行犯だと確信。白々しいウソ。人のせいにする冷静さ。

「殺人で逮捕しろ。明確な殺意があった」
「恋人は?」
「彼女の携帯で、店に電話してる」
「全員現場にいたと証明できる。連行しろ」

そして10代の若者5人が逮捕へ。
ミッチ・レーガン。ハリス・ドネルズ。ピーター・フランコ。
ニック・シムズ。そしてミッチの恋人ベリー。

罪状認否。アビー。

「・・・第1級謀殺の適用は、犯行時18歳以上なので該当はレーガンのみですが、
 全員の再勾留を求めます」
「全員10代で逮捕歴はない」
「レーガンには、暴行歴があります」
「それは非公開です」
「この後すぐ公開を求める申請をします」

弁護側から、裁判分離の申し立てが。
皆がそれぞれの立場で、敵対する者も。
その中の1人、シムズと取引の話をする検察コンビ。
ニックは、事件の状況を話し始める・・・・

アパートで酒やタバコを楽しんでいた。
腹が減って来たので、ミッチが「中国料理を注文しよう」と。
金は払わず、取り上げる気だった。

「・・・男が来ると、
 ピーターとクリスがホームレスの毛布をかぶせ階段から落とした。
 (僕は)ミッチと室内にいた。
 起き上がろうとした彼を、ミッチが押さえつけた。
 そしてピーターとクリスとミッチが、ボコボコに殴ったんだ。
 ・・・・動かなくなるまで」

検察トリオ。事件の詳細を精査する。
生きていて命ごいするナイに、コンクリートの塊で頭を強打。
ミッチ・レーガンの仕業だ。
“顔を見られたから殺そう”と、レーガンが言った、と。
そして皆を車に乗せてクイーンズへ。

「・・・レーガンの死刑も検討せねば」「何ですって。ちょっと待ちなさい」
「強盗を持ちかけ、殺人を扇動したのはレーガンです。
 仲間の賛同を得られず、自らケリをつけた」
「18歳になったばかりよ」
「車の中で、注文した料理を食べています」
「16歳の誕生日の2カ月前に、暴行で逮捕歴があります」
「年齢のお蔭で、重罪を免れた」
「被害者は、右目を失明しました」
「・・・主張は分かるけど、10代の子に死刑を科したくない」
「彼だけが10代だからと、特別に?」
「どういうこと?」
「コカインを売る黒人の子を、日常的に終身刑にしてる。
 それが郊外の子なら、リハビリ施設に入れようと躍起になる」

・・・そこに電話が。裁判所からアビーへ。

「今は薬物事件ではなく、死刑の話をしているのよ」
「だからこそ、客観的な姿勢を示すべきです。死刑に相当します」

アビー
「レーガンに先手を打たれました。判事に有罪答弁を認められ、終身刑に」
 
判事の執務室。
検察、レーガンの有罪答弁を無効にするよう申し立てる。
死刑を求める通知を提出すれば、有罪答弁は行えない、と。
まだ猶予期間がある。
判事、検察を支持。有罪答弁は無効に。

ルーウィン、検事局の上級スタッフを集め、意見を聞くことに。
検事室の一室。
ルーウィン、マッコイを含め、計10人が集まる。

「執行停止が主流の仲、死刑を求刑できる?」
「問題ないと思います。停止になる理由は2つ。
 無実の可能性がゼロでない場合と、弁護人が無能な場合です。
 本件では、犯人というのは明らかだ」
「それに弁護人の能力も問題ない」
「ガイドラインについては?」
「過去の暴行を前歴と考えるべきです」
「なぜ?」
「16歳の誕生日2カ月前に、重傷を負わせました」
「動物虐待で隣人に申し立てられた件は、今回考慮に入れてない。
 明確な記録がなかった」
「甘くするのは終わりよ」
「この犯罪の凶悪性は、被害者の命の軽視にあります」

「なぜ、年齢について議論がないんだ」
「議論は構わないが、
 年齢が他のすべての条件を無視する理由となるなら問題だ」
「そうだな。立法機関は18歳で線引きした。曖昧にすべきではない」
「裁量権の行使は、どうなの?」
「検事長に賛成だ。簡単に線引きではない。
 彼には家族がいて、父親の店で働いていた」
「それが何だ」
「更生の機会がある」
「一部の子だけ?白人でクイーンズ在住。
 それは減刑理由にならない」
「白人かどうかは問題ではない。
 死刑を求めないと決定すれば、アジア人社会に差別と受け取れられる」
「そんな理由で死刑にしない」
「皆、分かっています。
 だが死刑を求めないという結論にも、正当な理由がなければならない」


・・・・・・・・・・続きます  

シーズン11 #11「日曜日の公園で」

2013-03-13 05:26:07 | シーズン11
原題『Sunday in the Park with Jorge』=日曜日にジョージと公園で
演劇好き&ミュージカル好きの方では、御存知かも。
超有名なミュージカルのタイトルです。
まぁ邦題は、そのまんまではありませんが。

まぁミュージカルの内容は、置いておいて(ヲイッ)
このミューカル、ある絵画の関連する作品だそうです。
描かれているのは、日曜日の公園で散策したり、のんびりしている人々・・・。
その描かれている人物たちの物語だそうです。

で、今回エピ・・・こんな和やかな風景ではなく。
日曜日の公園は、同じですが・・・殺人事件です。
このミュージカルを御存知の方は、この対比に・・・となるのでしょうね。

プエルトリコ系住民の祝賀パレード(でいいのか?)
公園内で、お祭りというより、女性に暴行を加える映像が。
もう酒に酔っているのでしょうが・・・・
単に公園を歩いていた女性も、襲われてしまう結果に。

そして公園の池で浮かんでいる女性の遺体。
・・・・・前座小芝居、今回もナイス!でした。
そしてマァマァ!芸が細かく(笑)女性が離婚調停中なのかな?
夫には知られたくない風な言葉に、レニーの一言。

「夫は?」「元気よ」
「殺してなければ、我々は無関係だ」

さすが、殺人課刑事!言うことが、洒落てるねェ(ウンウン)

と、もしかして今回はお笑いか?と期待して視聴。
お笑いではなかったが・・・でも随所で笑えたが。

殺された女性。スーザン・キャップ。
夫イーサンは、友人セスと起業している。なかなかお金持ちですね。
で、ここのドアマンが、また楽しくて・・・
警官志望だった過去が。27分署でキョロキョロ嬉しそうでした。

先ずはお約束で夫を疑う。しかしシロ。
で、夫の友人セス。会社の大株主だ。
スーザンとイーサンが離婚して、財産が分配されると・・・困ります。
コレが動機?って思いきや・・・イーサンに夢中な御様子。
法廷で、「イーサンに恥をかかせるな」って・・・なかなか勇気があります。

騒ぎを起こしたプエルトリコ系の住民を容疑者にしたい。
という上層部の、無言な圧力。
公園での警官の警備が甘かったのでは、という市民の批判を
何とか治めたい御様子。議員さん(だよね?)もルーウィンに圧力を。

で、この証言したキキ・・・いかにもって。

そして新たな容疑者、ネスター。気が弱そうです。

法廷。公園での騒ぎの映像。襲われた女性の証言。ネスターの犯行の目撃者・・・
法廷の外で、ネスター弁護士、検察に取引を持ちかけます。

「検事・・・・取引したい」「罪状は?」「過失致死で」「バカな」
「実刑を飲む」「刑期は1年以下よ」
「予定している求刑は?」「第2級故殺に妥当な刑期」
「・・・君たちの希望通りの被告人だろ。
 プエルトリコ人じゃないが、ブラジルだって南米だ。
 見せつけにするには、うってつけの犯人像だ」
「見せしめにする気はない。重要なのは真実だ」
「あぁ、そうだろうとも」

法廷。ネスターの姉が証言する。
気の弱い優しい弟。そんな暴力を振るうなんて・・・・。

「・・・女性を脅すような行為は?」
「弟は、女性を敬うよう育てられた。
 女系家族で、女に敬意を払わなければ・・・母も親戚も許さない」

・・・・・・ココは、笑うシーンだよね。

でもそんな気弱な優しい犯人像が、一体何なんだ、と怒るスーザンの両親。
スーザンには人柄を訴える術がない。
やりきれない父親。そして母親が・・・

「・・・娘の遺体は、本当に無残だった。
 スーザンの人柄を伝えられないと言うのなら、
 せめて皆に他人事と思わないでほしい。
 “自分の娘や母も、被害者になり得た”と思ってほしい」

法廷。ネスターが語る事件の全貌。

「・・・仲間にバカにされ続けてた。
 屋台を襲う時も、女の子に水をかける時も逃げたからだ。
 ・・・皆ノリだけで何となくやっているって分かってたから・・・
 ・・・後ろめたくて・・・・
 女の人が1人でボートに乗っているのが見えて・・・
 海賊みたいに乗り込めば、仲間も見直すと。
 ボートに飛び乗って池の水を、彼女にかけた。
 服が濡れて透けて見えると、皆が喜ぶと思って。
 でも彼女は、僕を叩いた・・・

 彼女は意外にも、大柄で強かった。
 僕は仲間の前で、彼女に殴りつけられたんだ。
 だから、つかみかかって、頭を何度も打ちつけた。
 ・・・気づくと、誰かが僕を引き離して、彼女は池に飛び込んだ・・・」

マッコイの質問。
・・・・・今回別に声高に言ってませんが、このマッコイはなかなか怖いぞッと。

・・・・・・・・
「仲間が暴れている時、1人で帰らなかった理由は?」
「来る時も、一緒だったから」
「だが・・・居心地は悪かったはず。
 あなたは、仲間の暴挙を嫌がっていた。
 それでも1人で変えるより、残る方がいいと思った」
「帰るべきだったんだ」
「自分の強さを見せつけたくて、残った。
 ・・・・・・
「スーザン・キャップの頭を何度ボートに打ち付けたのですか?
 Mr.サラザール?」
「・・・・分からない・・・・」
「1回以上?」「そうです」「2回以上?」「はい」
「10回以上?」「いいえ」
「それは止められたからだ。」「無意識だったんだ」
「あなたは、友達に見せつけたかっただけだ」

評決。第2級故殺で有罪。

日曜日の公園。誰でも気軽に足を運ぶ。
たまたま居合わせただけなのに・・・

そして、単に友人たちに虚勢を張りたかっただけ。
ちょっと、自分を強く見せたかっただけ。

そんな軽い気持ちから生じた事件でした。

検事長、なんか苦労してました。
あっちで愚痴を聞き、こっちで謝り、そっちで強気に。
私視点ですが、髪も乱れ気味に(←ホントよ)
お疲れモードを感じてしまったエピでした。
そしてお猿さんエピ同様、考えが及ばなかったエピでもあるかと。

で、エドのスーツ姿が、格好良くて!!
似合うぞ!そのダーク系が似合うぞ、エド!!と1人絶賛状態に。

でで、検事長も、スーツ、新調しました??
いつものヨレヨレ感が無いような気が・・・
気、だけかもしれないが(苦笑)

疲労感漂う検事長・・・・・それも、なかなかお素敵で。
・・・・・まぁ、どんな検事長でもイイんだけどね。選びませんので。

シーズン11 #10「野生動物は誰のもの」

2013-03-10 15:20:04 | シーズン11
原題『Whose Monkey is it Anyway?』 とにかく、それは誰の猿ですか?
って訳でよろしいかな?

音声で「Monkey」連発。字幕で「猿」連発。
そして途中視聴参戦した次男が「猿が何だって?」とこれまた連発。
お蔭で、お猿さんエピになってしまった・・・・私にはね(苦笑です)

えっと、調べましたら、実際事件をモデルにでした。
1989年に起こった、エボラ出血熱に関する事件だとか。
その後も、同じようなウィルスに関する事件も加味しているかも?
・・・・この辺は、ちょっと未確認ですが(ペコリ)
えっと、映画にもなりました『ホット・ゾーン』
これも、この事件がモデル、と言われているようです。
私、本読んでないし、映画も観ていないんで・・・ごめんなさいですが。

お約束通り、研究者死亡事件が、動物愛護団体の主張に。
猿を逃がしました・・・半数がHIVの遺伝子組み換えウィルスに感染している。
しかし研究者リーの死因は、アナフィラキシー・ショック。
猿の唾液等でアレルギーが起きたことが、起因かと考えられる。

容疑者は、ジョージ・ピービー。
もう純真な好青年ですって見本のような青年です(自分比)
動物愛護団体の、研究所へのデモで知り合った女性に感化された模様。
純真だから、もう一途に行動するのね・・・・

法廷では、弁護士が交代。
動物愛護に命を懸けているような方で。

ピービーの母親が、検察に頼みに来ましたよね。
こんな怖い方々に・・・・息子、可愛さの余り・・・・。
ホント、イイ息子さんだったんだなぁ・・・優しくて健気で。
で、こんなことを・・・
さすがのマッコイも母親の情に打たれて・・・
って、まぁ、事件を調べれば、しっかり感化されている感じですが。

・・・・私、恋人(でいいんだよね?)マクシーンを共同謀議で起訴するかと思った。
だって・・・共同謀議って、結構活用できそうな?
さすがに、コレはなかったか・・・。

ピービー、取引きを拒否しました。
ここで、弁護士と恋人が、取り引きに応じるよう話していました。
オッ、この辺、なかなか良識感じるなぁって。
・・・・いや、いや・・・
応じるよう説得したら、反対に拒否するという、作戦か?
これは深読みですね・・・ここは素直に(難しいが・笑)

法廷で主張できて、ある程度は目的達成で。
だから、長期刑になるよりは・・・と思った、と解釈。
しかし拒否。検察にお礼、言ってました。なんて好青年・・・。

最終弁論で、マッコイは、同情無しでした。
これは、当然だし、私は納得ですね。
・・・・コレ、日本のドラマだったら、十中八九情けをかける、かと。

亡くなった研究者リー。
ピービーには殺意は、全くなかったのは分かるけど。
逃がした猿に噛まれたのが死因なら・・・やはり・・・

最初の弁護士が言った言葉が、この事件を表しているかと。

「ジョージの心は温かい。
 頭の鈍さは、投獄する理由にならん」

そして、マクシーンに対するマッコイの質問。

・・・・・・・・
「猿は研究所以外の場所で暮らす方が、幸せだということを話し合った?」
「檻に入れられて、HIVに感染させられたい?」
「猿が檻から解放された場合、人を危険にさらすという話は出たのかな?」
「彼に人を攻撃する気はなかった」
「話は出ましたか?」
「いいえ」
「考えなかった?
 猿を開放するか移送すれば手違いが起こり、誰かの身が危ないと」
「ええ、2人とも思いつかなかった」
「浅はかだった?」

今回事件は、ここですよね。
考えが及ばなかった。考えなかった。
まぁ弁護士のように「頭が鈍かった」は、結構ヒドイ・・・ですが。

誰でも、そこまで考えなかった行動は、毎日多々多々多々多々多々ありますが、
人が死んでしまった・・・・ですから。

マッコイの最終弁論は、ドラマ内で何度も言われていること。
で、検察にとっては、始まりであり終わりである主張。

「・・・争点は1つだけです。
 被告人にロナルド・リーの死の刑事責任があるかどうか」

有罪でしたね。でも総括で、英雄になると。
自分の信念に従った、とも言えるし。
何か大きな仕事を自分で成し遂げたかったのかも。

名作だ、とか脳内絶叫するよなエピではありませんが(ごめんなさい)
良識を感じさせたエピでした・・・珍しく(笑)

検察コンビ。

「バーガーを頼んだ陪審員の数から見て、勝てそう」
「食べて、後悔しなければな」

法廷での陪審員の様子はよく伺っていますが・・・
頼んだ食事内容まで・・・細やかだなぁって。
この男らしい検察コンビに・・・まぁ内容はお笑い風ですが。

それと、ピービー母が訪ねて来た時の検事長は、優しかったナァ。
エッ?そんな風に見えない??
あれで精一杯って・・・・思ってやってくださいよ~。

と、自分でズ~っと「若マッコイ」「老マッコイ」って呼んでるけど
線引きが、自分で分からん・・・
このS11は、老マッコイなのか?若マッコイなのか?
だって、もうどっちの表情も出ているし・・・まぁイイかぁ(←先送り)