あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

熱の出方でおおよそですが原因をつかむこともできます。

2012-11-15 11:32:19 | Weblog
あすなろニュースレター
分かりやすい東洋医学のお話の連載2です。
あすなろ経絡のドアポケットからご自由にお取りください。
なお来院された方には先の連載1と連載2。
そのたあすなろ経絡が開発した{経絡整気療法}の
資料などをお渡ししています。

{明日のために今日経絡指圧}


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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。
“心”と、“小腸”のお話に移っています。

初めにも書いてますし表題にもありますが
心臓と小腸は表裏関係にあるということです。
経絡的には心から出た経絡は次に小腸へつながります。
つまり体内部、心臓ぐるっと回った経絡は
やがて腕の内側から小指末端内側の爪の付け根付近へ。
そして小指爪生え際外側の小腸経へとつながります。

では何で心臓と小腸がつながりがあるということが言えるのか?
そんな漠然とした言い方や考えでは
とてもとても医学とは言えませんが
浅川先生の資料を見ますと
このあたりのことが分かりやすく解説されています。

その関連性は以下のとおりなんですが先生は
心臓に熱がある場合を例に引かれて
ここに高い熱があると、その熱は小腸に伝わり
血尿や排尿困難を引き起こすとおっしゃっておられます。

逆に小腸に実熱があれば
胸中の煩悶感や口舌の糜爛など心熱の症状を引き起こすともおっしゃっていますが
これは私もこの種のものは経験がありますので
先生のお考えは理解できます。

心臓が具合悪ければ小腸を。
また小腸に不具合があれば心臓を疑ってみるという発想は
現代医学の皆さんも少し
ご記憶いただければと思います。
東洋医学は、いろんな参考を幅広く伝えてくれますので
そういう意味でも、すばらしい医学だと言えます。


あすなろ経絡指圧療院
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

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