あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

お尻から前から、しっつれいしまあす・・

2012-05-22 14:33:39 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』の
内容は今月26日(土)午後1時からお多福寿司2階で行われる
「第5回:おおとり、福・福寄席」の出演者のお話を中心に書いています。
なお、ふれあい・カフェブログにも掲載しました。
あすなろのドアポケットからお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
“気血同病辨証”というところに入っています。

さて前回のブログで、東洋医学のプロがやる、気の動かし方(気の操作)の
やり方ということを申しました。
ちょっとその辺りのお話をしましょ。

気が動きにくい原因をまず考えないといけないんですが
それが肝の疏泄(そせつ)作用というものです。
これを知っておいてください。

これは肝の生理機能のひとつですが
人の精神機能と臓腑の活動を円滑に保つことです。

東洋医学では肝は樹木にたとえられますが
つまり春になりますと樹木は上に伸びながら
枝葉をいっぱいに広げて葉っぱを大いに茂らせますよね。
その伸びやかな様子を肝の疏泄作用といいます。
ということは、この働きがうまくいかなくなると気が滞りやすくなるということです。
その結果物(この場合は血)が動きにくくなってしまいます。

当然その病理から推測して術者は肝経絡を中心に操作しますが
重症になりますと、それだけでは簡単には肝の気が動かなくなります。

そのときゃどうすっかあ
経絡はすべてつながってますので
肝経絡の前後左右の経絡を使うことになります。

足の親指から出た肝経絡の上から来ているのは実は手の親指の肺経絡です。
そして肝のお尻に接続しているのは足の小指から来る腎経絡です。
そして肝の前を行くのが手の小指から出る心経絡です。
ですから時と場合によっては、こいつらの力を
いろいろと工夫しながら借りることになります。
「はっきり言って分からん」といわれそう(ホントホント)
時計のような図面があれば少しお分かりいただけるかと思いますが
これが五行といわれるものです。

何だかややこしい言葉で煙に巻かれているような?
では次回は肺と肝との関係について少し分かりやすく説明してみますわ。
【次回へと続きます】


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