あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

ある先生との出会い。

2011-12-21 13:22:20 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52

あすなろ経絡指圧療院は、JR鳳駅側のほうから
堺市鳳本通商店街、アーケードを右へ入って
おおよそ150m、ほぼ真ん中辺りにあります。
{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
おおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
:【またまたあ多らしいプロジェクトのお仕事が始まりますが?
2年がかりのこのお仕事。カフェ・ブログでそのうちに】


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“奇経八脈弁証”ですが
今衝脈(しょうみゃく)の話です。
経絡治療というと何となく
体表面からの治療というイメージがありますよね。
実際には臓腑も治療できますので違うんですが。
ですが衝脈のように背骨の奥を通っている筋もあるのはあります。
それだけに私などは治療成績がぱっとしねえよなあって思うときには
この衝脈を使うことがありますし
先に書いた任脈や督脈などの諸脈を使う子とがあります。
東洋医学は気の医学=イメージの医学ですので
頭に患者さんの体内の様子が手からイメージして
「これはちと厄介やな?」と思ったら
経絡以外の奇経を使うことになります。

ところでちょっと休憩しまして話を変えます。
実は私がまだ今ほど東洋医学を知らなかったころのことです。
自分では治療は無理と判断しましたので
ある患者さんを漢方を勉強されているちょっと有名なドクターへご紹介したことがありました。

婦人科系統の病でした。
偶然とは面白いものでしてたまたま私が
ほんのちょっと前に勉強して獲た知識があったんですね。

この患者さんの症状ですが
お腹の下辺りから動悸が
体中を走り回って
上につき上がってくる感覚というものでした。
医者に診ていただいても分からない。
最後は変な顔をされたとのことです。

「先生、これ何ですかねえ?」

実はこれ古典医学にきちんとありましてね。
そのときの私の心理はいうまでもありませんな・・
とにかく仕入れたばかりの付け焼刃的知識でがす。
皆さんのご想像どおりり~~
心の中の驚きを隠しまして
しめた!』という感じ・・
ちょっと思わせぶりな偉そうな雰囲気で||

「おそらく奔豚気病(ほんとんきびょう)というやつですね。
水分を取りすぎて起こる水毒の病です。
ややこしい名前ですので書いておきますね。
これ先生に見せていただければお分かりのはずです。」

ところがその患者さん、その専門医に見せましたが
何と先生は首を傾げた。
しばらく考えられた挙句にその先生 ̄ ̄
「ちょっとお待ちください。」

かのドクター奥の部屋へ入って何だか、ドデカイ本を持って来て
パラパラパラ~~
あああ!これかああ
あったあった!
あんにたがわず奔豚気奔豚気!!」
それ、最初からあるんですけど??

その先生でさえご存じなかったこの病でしたが
かの先生、私のことをネホリハホリといろいろとお尋ねになられたとのことでした。

「現代医学の婦人科では分からない病気でしょうね。」とのこと。
たまたま知っていたことで、えらいまあ株を上げたという
ちょっと自慢話のような・自慢話ですが・・
そんな院長の懐かしい思い出を書いてみました。
ところで、その先生と患者さんとは今もお付き合いいただいてます。


コメントを投稿