下腹の冷えには注意を。

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{明日のために今日経絡指圧}


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　　　≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


　　　8.　違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治（べんしょうろんじ）のお話です。
“気血水辨証（気血津液辨証”の中の
“血病辨証”に入っています。

ということでまずは初めに血が不足する状態であるところの
血虚（けっきょ）という証をやりました。
色白の皆さんは気をつけましょ。
これが進みますと体も冷えてきますので
思い当たる皆さんは早めに治してくださいね。
では次の項目に移ります。
二つ目は血お証（けつおしょう）といわれる病理をバックにしたものです。
主な特徴としては刺すような痛みというのがそれです。
血の病の代表的なものといえます。
前回取り上げた血虚は専門家でも
病理観察の経験が浅い人でしたら
外す可能性もありますが血お証に関しましては
結構材料が豊富ですので分かりやすいかと思われます。
ただし治療はなかなか難しいですぞ。

このタイプの患者さんですが普段は元気に生活されている皆さんが多いようです。
それと女性の方が多いです。
最も多いのが生理に関する症状でしょうか。
激しい生理痛やときには
濃くなりすぎて固まり様の物が出たりします。
どちらかというと遅れ気味の方が多いですね。

どちらかというと小太り気味で元気な方ですが
子宮筋腫を持っている、あるいはなりやすい方といえますので
特にお若い方は普段から専門医などに診ていただくことも
習慣づけておいてください。

ちょっと鏡を使って自己診察をしてみましょか。
まず舌の色はどうですか？
紫暗色にはなってませんか？

後これは東洋医学の先生でないと分かりにくいかも知れませんが
手首の脉が細くて渋っている感じなどです。
とにかく専門家に診ていただくことです。
では次回はこの病の起こりやすい仕組みについてお話します。
【次回へと続けます】


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