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6月8日: NASAのジュノ、木星の月ガニメデの詳細な観察を得る

2021年06月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

6月7日(月)午前10時35分(日本時間6月8日火曜日午前2時35分)、NASAのジュノ宇宙船は、木星最大の月ガニメデの表面から 1,038 キロメートル内を通過する。このフライバイで、ジュノは、ガリレオ宇宙船が2000年5月20日に接近して以来の、太陽系最大の自然の衛星に最も近づく。太陽光発電のこの宇宙船のフライバイは、印象的な画像と共に、この月の組成、電離層、磁気圏、氷の殻に関する洞察を生み出すだろう。ジュノのこの月の近くの放射線環境の測定も、また、木星システムへの将来のミッションに利益をもたらすだろう。ガニメデは水星よりも大きく、この天体を取り巻く荷電粒子のバブル状の領域、独自の磁気圏を持つ太陽系で唯一の月である。この木星の月ガニメデの合成と地質図は、NASAのボイジャー1号と2号宇宙船、NASAのガリレオ宇宙船からのイメージを使って編集された。

<出典>: 「木星(Jupiter)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: アニメーション動画は こちら から。ガニメデは、ガリレオが自身で発明した望遠鏡で観測した、木星の四つの大きな衛星の一つ。本サイトの「ガリレオ記念」「ガリレオ衛星」 参照

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