ある人にとっては「たいそうのおにいさん」、
ある人にとっては「大山のぶ代さんの夫」でしょう。
ミツコにとって、
砂川啓介さんは「演出家」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/69b4acfb3e4bccaf5f28d6a0f4606ebe.jpg)
いまからもう、何十年も前のこと。
砂川先生が、
「劇団新児童」のために演出した作品「杜子春」の
ダンスパートに出演させていただきました。
劇団新児童は、老舗の児童劇団。
子どもや青少年向けの芝居を、
全国各地の小学校、中学校、公共ホールで
上演しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/cf/4bbfe1441c0caf235e56a0d735885d43.jpg)
たまたま、ご縁があり、
ミツコも、ダンス仲間と3人組で、
行脚に加わらせていただいたのでした。
弘前、黒石、敦賀、笠間、水戸・・・。
当時は、ミツコも学校に通っていたため、
先生方の理解を得ながらの活動でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/48/87511a6baa9f86d430b7e8b54a7c1736.jpg)
朝9:00の小屋入りを目指し、
マイクロバス、もしくは列車で出発。
到着するやいなや、仕込み。
午前、上演。
昼食は、出前のラーメンかチャーハン、または中華丼。
幕の内弁当のときもありました。
スタッフも主役も端役も、み~んな同じメニューです。
午後、上演。
すぐさま、バラシ、搬出。
我々の役割は、背景の幕を畳むこと。
バラされた大道具を、どんどんトラックへ運びます。
詰め方にも順番があり、それをいい加減にすると、
次回の仕込み時にしわ寄せがくるので、
慎重に、かつ迅速に。
舞台の掃き掃除をして、
マイクロバス、もしくは列車で帰路につきます。
泊まりの場合は、一座で宿へ。
夕食は、宿飯(やどめし)か、近隣の食堂です。
長期滞在の際は、休演日もあるため、
数人でボーリングをしたり、
図書館や喫茶店で過ごしたものです。
が、ほとんどは、会場と宿の往復のみ。
それでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e2/a80c6810f54154b4aff42848c366ccf6.jpg)
楽しかったんだなあ。
分け隔てなく、接してくれた劇団員のみなさん。
運転手さん。スタッフさん。
みなさんと、力を合わせて、
数多く舞台に立てたのは、大きな財産です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b7/3f4339b5db0f6382db3f2b00bb44c8ae.jpg)
砂川先生の演出作品は、とてもエキサイティングでした。
1幕は、洛陽。
2幕は、峨眉山(がびさん)。
砂川先生ご自身が、
モダンダンスをなすっていたこともあり、
そのためか、
踊りに対して、崇高な、尊敬の念がこもっていたように
感じました。
芝居の添え物ではなく、
きちんとしたシーンとして、成立させてくだすっています。
ある程度、自由にやらせていただく場面もあり、
毎回、新鮮味をもってトライすることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/af/5d907dbbf9885f71e0ba60868cc444f7.jpg)
いったい、何回、出演させていただいたろうか。
街から街へ。
繰り返される毎日で、
意欲を持続し、取り組むことができたのは、
ひとえに、
すばらしい演出だったからではないかと思います。
「砂川啓介といえば、若いころ、そりゃあ美青年だった」と
とある世代以上のかたに聞かされ、
気取り返ってるのかなあ、とか、
灰皿飛んでくるのかなあ、とか、
不安ばかりで赴いた稽古場。
砂川先生は、
やさしく、あたたかく、私たちを見守りながら、
ご指導してくださいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3e/0c799297214a8e908047be93386bad50.jpg)
このたびの訃報を受け、
当時の劇団の方々と、しばし、思い出に浸りました。
こうした時間もふくめ、
多くのものを、遺してくだすった砂川先生。
本当に、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/04/78ba13aa6f119d7dcd5972d7b0cc312d.jpg)
「VIVA YOU」の旅行カバン。
「杜子春」用に購入しました。
つい先日も、使用したばかり。
今もなお、現役でっす。
これからも、がんばるぞ!
ある人にとっては「大山のぶ代さんの夫」でしょう。
ミツコにとって、
砂川啓介さんは「演出家」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/69b4acfb3e4bccaf5f28d6a0f4606ebe.jpg)
いまからもう、何十年も前のこと。
砂川先生が、
「劇団新児童」のために演出した作品「杜子春」の
ダンスパートに出演させていただきました。
劇団新児童は、老舗の児童劇団。
子どもや青少年向けの芝居を、
全国各地の小学校、中学校、公共ホールで
上演しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/cf/4bbfe1441c0caf235e56a0d735885d43.jpg)
たまたま、ご縁があり、
ミツコも、ダンス仲間と3人組で、
行脚に加わらせていただいたのでした。
弘前、黒石、敦賀、笠間、水戸・・・。
当時は、ミツコも学校に通っていたため、
先生方の理解を得ながらの活動でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/48/87511a6baa9f86d430b7e8b54a7c1736.jpg)
朝9:00の小屋入りを目指し、
マイクロバス、もしくは列車で出発。
到着するやいなや、仕込み。
午前、上演。
昼食は、出前のラーメンかチャーハン、または中華丼。
幕の内弁当のときもありました。
スタッフも主役も端役も、み~んな同じメニューです。
午後、上演。
すぐさま、バラシ、搬出。
我々の役割は、背景の幕を畳むこと。
バラされた大道具を、どんどんトラックへ運びます。
詰め方にも順番があり、それをいい加減にすると、
次回の仕込み時にしわ寄せがくるので、
慎重に、かつ迅速に。
舞台の掃き掃除をして、
マイクロバス、もしくは列車で帰路につきます。
泊まりの場合は、一座で宿へ。
夕食は、宿飯(やどめし)か、近隣の食堂です。
長期滞在の際は、休演日もあるため、
数人でボーリングをしたり、
図書館や喫茶店で過ごしたものです。
が、ほとんどは、会場と宿の往復のみ。
それでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e2/a80c6810f54154b4aff42848c366ccf6.jpg)
楽しかったんだなあ。
分け隔てなく、接してくれた劇団員のみなさん。
運転手さん。スタッフさん。
みなさんと、力を合わせて、
数多く舞台に立てたのは、大きな財産です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b7/3f4339b5db0f6382db3f2b00bb44c8ae.jpg)
砂川先生の演出作品は、とてもエキサイティングでした。
1幕は、洛陽。
2幕は、峨眉山(がびさん)。
砂川先生ご自身が、
モダンダンスをなすっていたこともあり、
そのためか、
踊りに対して、崇高な、尊敬の念がこもっていたように
感じました。
芝居の添え物ではなく、
きちんとしたシーンとして、成立させてくだすっています。
ある程度、自由にやらせていただく場面もあり、
毎回、新鮮味をもってトライすることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/af/5d907dbbf9885f71e0ba60868cc444f7.jpg)
いったい、何回、出演させていただいたろうか。
街から街へ。
繰り返される毎日で、
意欲を持続し、取り組むことができたのは、
ひとえに、
すばらしい演出だったからではないかと思います。
「砂川啓介といえば、若いころ、そりゃあ美青年だった」と
とある世代以上のかたに聞かされ、
気取り返ってるのかなあ、とか、
灰皿飛んでくるのかなあ、とか、
不安ばかりで赴いた稽古場。
砂川先生は、
やさしく、あたたかく、私たちを見守りながら、
ご指導してくださいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3e/0c799297214a8e908047be93386bad50.jpg)
このたびの訃報を受け、
当時の劇団の方々と、しばし、思い出に浸りました。
こうした時間もふくめ、
多くのものを、遺してくだすった砂川先生。
本当に、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/04/78ba13aa6f119d7dcd5972d7b0cc312d.jpg)
「VIVA YOU」の旅行カバン。
「杜子春」用に購入しました。
つい先日も、使用したばかり。
今もなお、現役でっす。
これからも、がんばるぞ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます